10月28日の京都11Rで行われた第60回スワンステークス(3歳以上オープン、GII、芝・外1400メートル、別定、18頭立て、1着賞金=5900万円)は、クリスチャン・デムーロ騎手騎乗の2番人気
サングレーザー(牡3歳、栗東・
浅見秀一厩舎)が500万下から4連勝を重賞初制覇。下半期のマイル王を決める
マイルチャンピオンシップ(11月19日、京都、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分22秒4(重)。
レースは
トウショウピストが逃げ、
ダノンメジャー、
ムーンクレストなどが続く展開。直線に向くと、4番手につけていた
ヒルノデイバロー(12番人気)が先頭に立ったが、中団から伸びてきた
サングレーザーが競り合いの末にアタマ差で退けた。さらに1馬身3/4差の3着は
レッツゴードンキ(1番人気)。
サングレーザーは、父
ディープインパクト、母マンティスハント、母の父デピュティミニスターという血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)GIレーシング。通算成績は10戦5勝。スワンSは
浅見秀一調教師、クリスチャン・デムーロ騎手ともに初勝利。
◆クリスチャン・デムーロ騎手「レースは(返し馬のときとは違い)リラックスして落ち着いて走ってくれたし、直線はノメることなく、最後までしっかり走ってくれました」
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