【小倉2歳S】キョクチョウ、ハナ差負け2着
©サンケイスポーツ
9月6日(月) 05:06
第30回
小倉2歳S(5日、小倉10R、GIII、2歳オープン国際、馬齢、芝1200メートル、1着本賞金3200万円=出走17頭)逃げて2戦2勝の
シゲルキョクチョウは、今回も抜群のスタートと豊かなスピードで逃げ込みを図った。しかし、ゴール寸前でブラウンワイルドにかわされてハナ差2着。「最後の最後の1完歩でしたね」と、
幸英明騎手は悔しそうな表情を浮かべた。「ラスト50メートルぐらいで何かにビックリして、そのとき右手前に…。あのままスムーズに左手前のままだったら勝っていました」と肩を落とした。
【小倉2歳S】ブラウンワイルドが重賞V
©サンケイスポーツ
9月5日(日) 15:55
第30回
小倉2歳S(5日、小倉10R、GIII、2歳OP、芝1200m、出走17頭)1番人気のブラウンワイルド(牡2、栗東・
坂口正則厩舎)が、ゴール前で逃げる
シゲルキョクチョウ(牡2、栗東・
湯窪幸雄厩舎)をかわし重賞初制覇。フェニックス賞で敗れた相手にリベンジを果たした。勝ちタイムは1分08秒7(良)。
レースは2番人気の
シゲルキョクチョウがハナを切り、2番手には3番人気の
ドレッドノート(牡2、栗東・
佐々木晶三厩舎)がつける展開。ブラウンワイルドは中団で待機し、勝負どころをうかがう。直線に入ると
シゲルキョクチョウがリードを広げ、逃げ切るかと思われたが、外からブラウンワイルドが豪快に伸びてゴール前でハナ差前に出た。3着には連れて上がってきた
スギノエンデバー(牡2、栗東・
浅見秀一厩舎)が入った。
ブラウンワイルドは父ワイルドラッシュ、母ブラウンシャイン、母の父
ヤマニンゼファーという血統。通算成績は3戦2勝で重賞は初制覇。
浜中俊騎手は
小倉2歳Sは08年の
デグラーティア以来で2勝目。
坂口正則調教師は94年
エイシンサンサン、95年エイシンイットオー(ともに当時のレース名は小倉3歳S)以来の3勝目となった。
【小倉2歳S】ブラウン完成度断然!
©サンケイスポーツ
9月5日(日) 12:01
《本紙の狙い》ブラウンワイルドを中心視した。フェニックス賞は余裕残しの仕上げが影響して2着に敗れたが、上がりの脚は最速。スピード、完成度ともこのメンバーに入れば、一枚上だ。ここを目標に仕上がりは万全。好位キープから直線で抜け出す。
【小倉2歳S】ブラウンワイルドが1番人気
©サンケイスポーツ
9月4日(土) 19:25
第30回
小倉2歳ステークス(5日・小倉10R1200メートル芝17頭、GIII)
前日発売の最終オッズ(午後5時30分現在)が4日発表され、単勝はブラウンワイルドが4・8倍で1番人気となった。
シゲルキョクチョウが5・2倍、バラードソングが5・7倍で続いている。
馬連は(8)-(14)が7・6倍、馬単は(8)-(14)が12・5倍、3連単は(8)-(14)-(12)が49・4倍で人気を集めている。