スガダイ
にしのけいご
とぅっけ
エース1号
ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はオールカマー・馬場の有利不利、教えます! をお届けします! 土曜日の中山芝のレース結果、近年のオールカマーの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。 中山競馬場は、金曜日に42.5ミリの降水を観測。土曜日の午前中も雨に見舞われるあいにくの空模様。昼前に雨は止んだものの、芝コースは終日含水の多い状態(JRA発表は重→稍重)でレースが行われた。 土曜日施行の芝平地競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は6、6、1、2、4、5番手。内寄りを選択した逃げ・先行勢がいい頑張りを見せる反面、レースが重なるにつれ、内を避ける馬が増加。外差しの好走頻度が高くなった。 稍重発表で施行された10R・九十九里特別の勝ちタイムは2分35秒0、レース全体の上がり3ハロンタイムは35秒9。ちなみに重発表で行われた昨年の決着時計は2分35秒4、全体の上がり3ハロンタイムは35秒9だった。そのことからも、力を要するコンディションだったと推察される。 となれば、引き続き外差しを狙え、と言いたいところだが、日曜日開催中の予報は曇のち晴(24日8時の時点)。回復段階の中山芝コースは内から乾燥が進み、内寄りを上手く立ち回る馬に利が出るケースも少なくない。その点には注意が必要だ。 それゆえオールカマーについては、距離ロスを抑えつつ、比較的状態の良い部分を通る(通りそうな)馬に対する警戒を強めたほうがベター。枠順で選択するなら、真ん中より内(1~4枠あたり)を優先したほうがいいかもしれない。 また、前年の8月以降にG1・G2のハイグレード戦において、5着以内の善戦・好走歴を持つ5歳以下の馬が幅を利かせているのも、近年におけるオールカマーの特徴。過去5年の優勝馬5頭すべてが該当する。今年も条件を満たす馬は高く評価してしかるべきだ。 ただ、今年のメンバーと照らし合わせてみると、例年と比べて該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、当該コース(中山芝2200m)の重賞で好走(3着以内)経験がある馬に的を絞りたい。 今回の出走メンバーで、要点(1~4枠+過去実績)を満たしているのは、⑥ジェラルディーナ、⑦ガイアフォース。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。 【馬場予想からの注目馬】 ⑥ジェラルディーナ ⑦ガイアフォース