第31回
小倉2歳S(4日、小倉11R、GIII、2歳オープン、芝1200メートル、1着賞金3200万円=出走13頭)
浜中俊騎手騎乗で2番人気の
エピセアローム(牝2歳、栗東・
石坂正厩舎)が、中団追走から直線力強く抜け出し1分8秒8(稍重)で快勝。小倉2歳女王に輝くとともに、新種牡馬
ダイワメジャー産駒のJRA重賞初勝利を飾った。
カシノラピスとキンシツーストンがレースを運び、
エピセアロームは中団を追走。1番人気のマコトリヴァーサルは、好スタートから控える展開で進んだ。
直線に入ると、前半3ハロン通過33秒4で引っ張った先行勢を尻目に、外めから進出した
エピセアロームが敢然と先頭へ。そのまま押し切り、ゴール板を駆け抜けた。
1馬身半差の2着には
武豊騎手騎乗で1番人気のマコトリヴァーサル、3着は
小牧太騎手騎乗で12番人気のハギノコメント。
国分恭介騎手騎乗で3番人気の
アイラブリリは8着に終わった。
エピセアロームは父
ダイワメジャー、母
ラタフィア、母の父Cozzeneという血統で、現2歳世代が初年度となる
ダイワメジャー産駒は、これがJRA重賞初勝利。浜中騎手は08、10年以来3度目、石坂調教師は06年以来2度目の
小倉2歳S勝利となった。