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8月4日の小倉11Rで行われたディープインパクト追悼競走・第55回小倉記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、13頭立て、1着賞金=4100万円)は、川田将雅騎手騎乗のトップハンデ57.5キロの1番人気メールドグラース(牡4歳、栗東・清水久詞厩舎)が外から強烈な伸び脚を繰り出して差し切り勝ち。今年1月の1000万下Vから5連勝。新潟大賞典、鳴尾記念に続く重賞3連勝で小倉記念を制した。タイムは1分58秒8(良)。
クビ差の2着には出遅れて最後方追走から直線は勝ち馬の内を伸びてきたカデナ(6番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着に先行粘ったノーブルマーズ(5番人気)。
小倉記念を勝ったメールドグラースは、父ルーラーシップ、母グレイシアブルー、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は17戦7勝。重賞は2019年新潟大賞典・GIII、鳴尾記念・GIIIに次いで3勝目。小倉記念は、清水久詞調教師、川田将雅騎手ともに初優勝。
◆川田将雅騎手(1着 メールドグラース)「スタートを切る前に変な格好をしていいスタートを切ることができず、人気馬を見ながら運びました。馬群が密集していたので、(直線は)外に出すしかなかったですが、ここまで4連勝で馬が自信を持って走っていて、能力で勝ってくれたレースだと思います。条件クラスのときは能力を出すことができていませんでしたが、勝つことで自信をつけて、それによって自分から能力を出そうとするようになっています。楽な競馬ではなかったですが、しっかり勝ってくれました」
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