4月1日の阪神9R・アザレア賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル)は、単勝1.5倍という圧倒的1番人気で
池添謙一騎手とコンビを組んだ
サヴォーナ(牡、栗東・
中竹和也厩舎)がゴール前の競り合いを制してV。タイムは2分31秒6(良)。
クビ差の2着は直線で前があいてから鋭く伸びた
ブレイヴロッカー(2番人気)。さらに2馬身差の3着には最後方から末脚を伸ばした
スマートファントム(3番人気)が入った。
マサハヤウォルズが押し出されるように先頭に立ち、
ランヴァルが2番手。スローペースの流れになる。人気のサヴォーナは序盤こそ5番手にいたが、ペースを見据えて勝負どころでは外から3番手に押し上げた。直線に向くとサヴォーナが満を持して抜け出しを図る。馬群の中から進路を見つけて鋭く反応した
ブレイヴロッカーが猛追したが、わずかにサヴォーナが押し切ってV。うれしい2勝目をマークした。
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池添謙一騎手(1着 サヴォーナ)「ゲート練習の効果もあって、スタートは普通に出てくれました。取りたいポジションも取れました。ペースが遅くて、向こう正面から3番手まで上がっていく形。リズム良く運べて、抜け出してからフワッとするところもありましたが、長い距離は合っていますね。体が大きい割に線が細いので、まだ良くなると思います。これからまだ楽しみです」
サヴォーナは、父
キズナ、母テイケイラピッド、母の父スニッツェルという血統。通算成績は7戦2勝となった。