とぅっけ
村吉
きいいろ
金子京介
田口啄麻
スガダイ
1月8日の中山9R・朱竹賞(3歳1勝クラス、芝1200メートル)は、6番人気で横山武史騎手とコンビを組んだニジュウダンサー(牝、美浦・尾関知人厩舎)が好位のイン追走から直線で抜け出して快勝。初めての芝をあっさりと克服してオープン入りを決めた。タイムは1分8秒8(良)。1馬身差の2着は直線で外から鋭く追い込んだスプレモフレイバー(1番人気)。さらに1/2馬身差の3着には中団からじわじわ伸びたクリノゴッホ(2番人気)が入った。レースはデイドリームビーチの枠入り不良でスタートが遅れたが、エコロレジーナが果敢に先行。スムースベルベット、レイフォールが続き、ニジュウダンサー、モンサンスブヴニールが好位につけた。人気のスプレモフレイバーは後方2番手からの競馬。インから手応え良く進出したニジュウダンサーがエコロレジーナを楽に捕らえ、激しい2番手争いを尻目にあっさりと押し切った。◆横山武史騎手(1着 ニジュウダンサー)「僕自身、芝は半信半疑でどうかと思っていましたが、枠も良かったですし、力の要る馬場は合いますね。どちらかというとダートですが、きょうのような馬場なら芝でも大丈夫でしょう。前回がうまく乗れなかったので、きょうはスムーズに馬の力を出せて良かったです」◆尾関知人調教師(同)「ゲートを待たされる形になったが、ジョッキーがうまくなだめてくれたのでスタートを切れた。道中もうまくインで脚をためることができたし、理想の展開だったね。もともと芝、ダートどちらと決めつけずにやってきたが、骨瘤があったので最初はダートでデビュー。今回、芝をこなしてくれたし、ジョッキの話ではどちらかと言えばダートとのことだったが、せっかく芝で勝ったので、春ぐらいは芝を使いたい」ニジュウダンサーは、父ミッキーアイル、母カクタスペア、母の父Lion Heartという血統。通算成績は4戦2勝となった。