初めてダート戦を走る馬の取捨選択は、予想する上で重要なファクターのひとつです。当欄では、1/7(土)の出走馬たちの中から初ダートとなる馬をピックアップしています。ぜひ馬券検討にお役立てください。
【1月7日(土)中山】
1R 3歳未勝利 ダ1200m
②
スティルディマーレ ⑤
グランフォーブル ⑬
ピーチコーラル
2R 3歳未勝利 ダ1800m
④
エスシービビ ⑩
フレンドリーサン ⑫
カナデルアイ ⑮
セントマーガレット
9R 黒竹賞 ダ1800m
⑬
トゥルース ⑭
ナチュラルハイ
10R 初春ステークス ダ1200m
⑫
テイエムトッキュウ
2Rに出走する④
エスシービビは見どころがありそう。母のリアライズキボンヌは現役時馬名の話題が先行しがちだったものの、ダートを舞台に着実に勝ち星を積んで最終的にオープン入りした馬。父親の
リオンディーズも母方によってはダートへの適性を示す種牡馬である。牝系はシアトルスルーなどで知られるマイチャーマー系。今回強そうな馬が他にいるが、上位進出の可能性は十分にあるだろうし、上位人気馬との兼ね合い次第では勝ち負けもあるかも知れない。
【1月7日(土)中京】
1R 3歳未勝利 ダ1800m
②
ロジウムエポック
2R 3歳未勝利 ダ1200m
⑩
ロイヤルナタール
8R 4歳以上2勝クラス ダ1800m
②
テーオーアリエス ⑭
ジャルジェ
8Rの⑭
ジャルジェは
キズナ産駒。それに加えてフォーティナイナー、ワイルドラッシュと母方に代々重ねられた種牡馬を考えると、6歳での初ダートが不思議なぐらいの馬であるし、日本の名門パワフルレディ系からは名古屋の帝王マルブツセカイオーも出ている。今回相手関係がなかなか骨っぽいのがどうかだが、テン乗りの
福永祐一騎手の外枠からの立ち回り次第では勝負になってもおかしくないだろう。しっかし、オスカルの娘がオスカルフランソワで、その娘が
ジャルジェとは、馬名にこだわりのあるファミリーである。
(文:古橋うなぎ)