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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牝5 | 55.0 | 石川裕紀 | 美 中舘英二 | 474(+18) | 0.54.9 | 39.2 | 9 | 32.3 | ||||
2 | 5 | 10 | 牝6 | 55.0 | 松岡正海 | 美 斎藤誠 | 514(-2) | 0.55.1 | 1 1/4 | 9.7 | 6 | 32.8 | |||
3 | 1 | 2 | 牡6 | 57.0 | 西村淳也 | 栗 森田直行 | 480(+2) | 0.55.1 | クビ | 48.6 | 12 | 32.2 | |||
4 | 5 | 9 | 牝6 | 55.0 | 丸田恭介 | 美 宗像義忠 | 438(-8) | 0.55.3 | 1 1/4 | 40.8 | 11 | 33.0 | |||
5 | 8 | 18 | 牝6 | 55.0 | 団野大成 | 栗 西村真幸 | 428(+4) | 0.55.3 | アタマ | 7.9 | 5 | 33.3 | |||
6 | 3 | 6 | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 | 栗 森秀行 | 468(+4) | 0.55.5 | 1 | 6.2 | 4 | 33.3 | |||
6 | 8 | 17 | 牝6 | 55.0 | 田中健 | 栗 木原一良 | 482(+4) | 初B | 0.55.5 | 1 | 5.9 | 2 | 33.8 | ||
8 | 6 | 11 | 牡5 | 57.0 | 今村聖奈 | 栗 寺島良 | 470(0) | 0.55.5 | ハナ | 39.9 | 10 | 33.1 | |||
9 | 7 | 14 | 牝5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 栗 武幸四郎 | 504(0) | 初B | 0.55.6 | クビ | 6.1 | 3 | 33.8 | ||
10 | 4 | 7 | 牡6 | 57.0 | 藤田菜七 | 美 青木孝文 | 474(+2) | 0.55.6 | ハナ | 56.6 | 14 | 32.4 | |||
11 | 1 | 1 | 牡7 | 57.0 | 田辺裕信 | 栗 安田隆行 | 476(-4) | B | 0.55.6 | クビ | 78.8 | 17 | 32.9 | ||
12 | 7 | 15 | 牝5 | 55.0 | 柴田善臣 | 美 中野栄治 | 456(+2) | 0.55.9 | 1 1/2 | 31.2 | 8 | 34.2 | |||
13 | 3 | 5 | 牡4 | 57.0 | 幸英明 | 栗 牧浦充徳 | 470(-2) | 0.56.1 | 1 1/4 | 170.0 | 18 | 33.0 | |||
14 | 7 | 13 | 牡5 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 清水久詞 | 490(+2) | 0.56.2 | 1 | 14.5 | 7 | 34.2 | |||
15 | 2 | 4 | 牝4 | 55.0 | 津村明秀 | 美 伊坂重信 | 512(0) | B | 0.56.3 | クビ | 54.3 | 13 | 34.0 | ||
16 | 4 | 8 | 牡8 | 57.0 | 大野拓弥 | 美 和田正一 | 538(-10) | B | 0.57.0 | 4 | 74.4 | 16 | 34.7 | ||
17 | 6 | 12 | 牝4 | 55.0 | 小林脩斗 | 美 武井亮 | 464(-2) | 0.57.2 | 1 1/2 | 63.4 | 15 | 35.2 | |||
18 | 8 | 16 | 牝5 | 55.0 | 武藤雅 | 美 鈴木慎太 | 462(+4) | 0.57.4 | 1 | 3.9 | 1 | 33.7 |
ラップタイム | 11.7 - 10.0 - 10.5 - 10.9 - 11.8 |
---|---|
前半 | 11.7 - 21.7 - 32.2 - 43.1 - 54.9 |
後半 | 54.9 - 43.2 - 33.2 - 22.7 - 11.8 |
■払戻金
単勝 | 3 | 3,920円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 970円 | 12番人気 |
10 | 330円 | 6番人気 | |
2 | 930円 | 10番人気 | |
枠連 | 2-5 | 6,210円 | 17番人気 |
馬連 | 3-10 | 12,570円 | 37番人気 |
ワイド | 3-10 | 4,110円 | 49番人気 |
---|---|---|---|
2-3 | 10,000円 | 84番人気 | |
2-10 | 4,660円 | 55番人気 | |
馬単 | 3-10 | 27,790円 | 80番人気 |
3連複 | 2-3-10 | 110,120円 | 265番人気 |
3連単 | 3-10-2 | 804,460円 | 1,633番人気 |
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土曜日の新潟芝のレース結果、近年のアイビスSDの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この1週間、雨量計にあがる降水はなし。好天続きのうえ、開幕週ということもあって、土曜日の路盤と芝部分の状態は良好。全体的に時計が出やすい、軽めの馬場コンディションだった。
ただし、周回コースでは4角先頭馬が未勝利、かつ2着連対を果たした馬も1頭のみと、内・前が必ずしも有利というわけではない。速い上がりを出せる馬であれば、待機勢でも十分間に合う印象を受けた。
日曜日の予報は晴れベース(30日7時の時点)。突発的な雨でもない限りは、土曜日の傾向を踏襲する可能性が高い。内回りのレースは、意識を少し前めに寄せたほうがいいかもしれないが、いずれにせよ速い時計に対する適応力を備えていることが肝要だ。
メインのアイビスSDに関しては、前後の有利不利が少ない一戦とみる。前日の高速決着を踏まえて、騎手たちや各陣営の意識が前がかりに働くことも十分に考えられるだろう。序盤から淀みなく流れるコースレイアウトを考慮すると、脚質にはあまり固執しないほうがいいように思える。
枠順については、千直=外枠有利がセオリーなのは周知の通り。1枠から内ラチ沿いを駆けた一昨年の3着馬や、前日の最終Rで2枠から外に向けて果敢に攻めた勝ち馬のように、内寄りの枠からしぶとい走りを見せる馬が出現するかもしれないが、さすがに1~3着独占とまではいかないだろう。
実際、今年に入ってからの新潟開催における直線競馬では、1~5枠を引いた馬同士のワンツー決着がゼロ。昨夏の2~3回新潟開催も同様だ。そのあたりを勘案すると、やはり定石通りに外めの6~8枠あたりから、軸馬を選択するのがベターではないか。
また、コース実績も大事な要素。過去5年の1~2着馬延べ10頭中8頭には、OPクラスの千直レースにおいて3着以内の好走経験があった。残る2頭は、ともに斤量面の恩恵が大きい3歳牝馬。今年は3歳牝馬の出走がないため、素直に千直巧者を評価すべきだろう。
今回の出走メンバーで要点を(6~8枠+過去実績)クリアしているのは、⑪メディーヴァル、⑮マウンテンムスメ、⑯ファイアダンサー、⑰シンシティ。従って当欄では、この4頭を軸馬候補として推奨したい。
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第26回はアイビスSDについて霧プロにお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ
―ちょっと特殊なレースになりますが、ポイントはどのあたりでしょう。
難しいですよね。結局は外目を上手く立ち回った馬ってことになるんでしょうけど。
―やっぱり枠は重要ですか。例えば、本命の馬が内に入ったら、印が大きく変わってきますかね。
そうですねえ。いくら開幕週といっても、直線だけは内有利な気がするんですよ。
―開幕週でも内がいいというのは、なんというのか、今開催に限らず内が使われ続けてきた傷みの蓄積によるものなのでしょうか。
新潟は5月くらいに開催がありますけど、大体馬場がすごく悪くなるんですよね。そこから、2カ月くらいで完全にフラットな状態まで回復するのか考えると、しないと思うんですよね。
―なるほど。仮定の話ですけど、前開催の開幕週にアイビスSDがあれば、内枠でもそれほど嫌じゃないですか。
ああ、たしかに。半年くらい空くといいかもしれませんね。
―何はともあれ枠が大事で、枠順が出てない段階で気が引けますが、注目馬を挙げていただけますか。
ただ、外枠の話はしましたけど、仮に内枠でも狙えるんじゃないかって馬が結構いるんですよ。
―おお、いますか。
直線競馬で走るタイプの馬って、わかりやすくスタートからスピードを落とさずに行く先行馬と、あえて序盤一呼吸置いて最後に伸びてくる差し・追い込み馬のどちらかだと思うんですよ。で、差し・追い込み馬は内枠から一旦下げて、外から伸びてくるってことも可能かなと。
―前走のファイアダンサーみたいな。
まさにそれですね。あとはロードベイリーフとか、レジェーロ、メディーヴァルとかですね。
―ロードベイリーフは去年も内枠から3着でした。
このコースで内枠から好走した経験のある馬は、直線競馬の適性があるとみていいですよね。
―それ以降、1200mとかで凡走してても、そこはあまり考えなくていい感じですか。
そうですね。このコースは別物と考えていいと思います。
―名前の挙がったレジェーロは相当人気ないですが。
前回の韋駄天Sでは、外目から伸びてきた差し馬が上位を占めるなか、比較的内の方から差してきてるんですよ。一番伸びを欠きそうな位置から、ほとんどタイム差なしまで詰めています。何気に去年の4着馬でもありますから。
―そうか、去年の4着か。怖いですね。今年の韋駄天Sはタイムが遅かった印象なんですが、そのあたりは気にならないですか。
それに馬場が悪かったせいか、めずらしく差しが決まったんですよね。なので、今回に直結するのかと考えれば微妙ですけど、好走した馬は千直に適性があると思うので。あとは、その韋駄天Sで好走した馬たちをまとめて交わしたスワーヴシャルルなんかも出てくるんですよね。
―ええと、去年の10月、ルミエールオータムダッシュですね。
トキメキとか、ビリーバーなんかにも先着してます。
―というか、このレースはマウンテンムスメがその前にいるんですね。
マウンテンムスメは内からすっとハナを切ったんですよね。スワーヴシャルルは外から伸びてきたんですが、忙しそうというか、あまり千直向きの感じはしないんですよ。
―いよいよわからなくなってきました。コース経験済の馬についてお聞きしましたが、初めて走るのに狙えるという意味で、血統的にはどうですかね。
基本的にはダートの短距離に向いている血統ですよね。メディーヴァルのお父さんのアジアエクスプレスなんかは、ダートの短距離馬ばかり出してますし。あとはロードカナロアが強かったり。反対にサンデー系がいまいちのレースですね。あと、初めてでもという意味で、坂路でしまいが甘くても全体時計の速い馬とか。
―ちょうど今回、森厩舎のジャングロが出ますが。
森厩舎は常に速いですよね(笑)。
―(笑)。ジャングロは1年2カ月ぶりですよね。
森厩舎は坂路で50秒切ってきたりする馬もいますけど、ジャングロはこの厩舎にしては中間ふつうのタイムなんですよね。
―霧さん的にこのローテはどうなんですか。
スプリンターとしての資質はかなり高いと思うんですけど、直線はどうかなあと。血統的には向きそうですが、走ってみないとですよね。
―格が違うみたいな可能性はないですかね。
あると思いますよ。2歳、3歳時に示していた1200mのパフォーマンスってかなり高いんですから。マイル路線に行っちゃいましたけど、スプリントに専念していたら、スプリンターズSとかでいい勝負してたかもしれません。
―人気もしそうなので馬券的にも悩ましいですね。あくまで暫定ですが、どの馬を中心視しますか。
う~ん、メディーヴァルか、ファイアダンサーかなあ。レジェーロが外枠に入れば買うかもしれないです。
―枠が出ないことには難しいですね。これはこれで難しい気もしますが、現時点で嫌いたい馬がいればお願いします。
そうですねえ、オールアットワンスやスティクスは嫌いたいかな。オールアットワンスは一昨年の勝ち馬ですけど、その時は51キロ、今回は1年ぶりの実戦にもなりますから。ここ2戦は内枠なので情状酌量の余地はありますが…。
―スティクスは前走、韋駄天Sで外枠なのにダメでしたね。
この馬は単純に千直の合わないタイプだと思うんですよね。1200mで前に行ける馬なのに、千直だとどうも忙しそうで。モタモタしてるというか、上手な馬はスムーズに走ってるんですよ。
―ありがとうございます。最後に名前の挙がらなかった馬で気になる馬がいればお願いします。
チェアリングソングは出るのかな。前走の韋駄天Sはメディーヴァルやファイアダンサーと同じく、差しに構えていたんですけど、この馬だけ終始詰まりっぱなしだったんですよ。スムーズなら上位争いしていたと思います。
以上、霧プロのアイビスSDへの見解と注目馬を紹介しました。霧プロらしく、人気薄から多数名前が挙がり楽しみです。あとは枠が味方してくれるといいですね。
(文・垣本大樹)
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◆ヴァガボンド・清水久師「初めての芝だが、芝スタートを経験している。あとは枠順次第」
◆オールアットワンス・中舘師「実戦勘については分からないが、調教から不安は感じない」
◆サトノファビュラス・丸田騎手「開幕週はいいと思う」
◆ジャングロ・森秀師「短距離適性は高いし、直線競馬も走りやすいと思う」
◆シンシティ・菅藤助手「周りを気にするところがあるので、今回はブリンカーを着ける」
◆スティクス・武幸師「開幕週の馬場は最高だと思う」
◆スワーヴシャルル・安田隆師「状態は悪くありません。新潟も合っています」
◆トキメキ・相田助手「走ってくれるときの雰囲気にある」
◆バンデルオーラ・牧浦充師「連闘は心配ない。重賞でどれだけ通用するか、見てみたい」
◆ファイアダンサー・鈴木慎師「いつも不利な内枠から頑張って走っているし、適性は高い」
◆マウンテンムスメ・中野師「コース取りにそつがない鞍上に期待」
◆ヤマトコウセイ・小林脩騎手「スピードがあり、千直は適性が高い」
◆ライオンボス・和田郎師「千直の舞台で斤量差が縮まるのは大きい」
◆レジェーロ・余田助手「状態はいい。うまく流れに乗れれば」
◆ロサロッサーナ・伊坂師「コーナリングが苦手なので千直が一番力を発揮できる」
◆ロードベイリーフ・森田師「前走は上々。馬体減りがなければいいが」
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、3歳から7歳までの間で収まっている。なお、過去のアイビスSDで優勝経験があった馬を除くと、馬齢が6~7歳、かつ前走で5着以下敗退を喫していた馬が、当レースで複勝圏を確保した例は皆無。押さえておきたいポイントといえよう。
(減点対象馬)
①スワーヴシャルル ②ロードベイリーフ ⑦チェアリングソング ⑧ライオンボス ⑨サトノファビュラス ⑰シンシティ ⑱レジェーロ
2013年以降、前走が6着以下敗退、なおかつ今回の負担重量が前回よりも増えていた馬の連対(2着以内)例はなし。また、斤量に関係なく、前走が芝競走で10着以下に敗れていた馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。該当馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
①スワーヴシャルル ③オールアットワンス ④ロサロッサーナ ⑤バンデルオーラ ⑥ジャングロ ⑦チェアリングソング ⑧ライオンボス ⑭スティクス ⑮マウンテンムスメ ⑰シンシティ ⑱レジェーロ
2013年以降の1~2着馬延べ20頭の前走人気を確認すると、いずれも単勝9番人気以内。前走で単勝2桁人気の低評価を受けていた馬は、強調しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
②ロードベイリーフ ⑧ライオンボス ⑨サトノファビュラス ⑪メディーヴァル ⑫ヤマトコウセイ ⑮マウンテンムスメ ⑱レジェーロ
2013年以降の1~3着全馬が、同年の4月以降に1戦以上を消化していた。前走が同年の3月以前だった馬は、過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
③オールアットワンス ⑥ジャングロ
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外枠断然有利のコース形態。リピーターが強いというレース傾向。これらの要素が相まって、アイビスサマーダッシュは外寄りの枠に入った上位人気の実績馬が毎年コンスタントに好走している。1番人気は過去10年で9回連対(7勝、2着2回)。1番人気が来ない年は2番人気がしっかりその代役を果たしており、大穴党にとっては歓迎できない傾向が続いている。このレースで無理に穴を狙うのは禁物だ。
U指数も同様に上位優勢の構図ができあがっており、2019年、2020年と2年連続して1~2位の2頭がワンツーを決めた。指数が伸びづらい古馬初対戦の3歳馬として勝利した2021年のオールアットワンス(11位、1番人気)などの例外はあるが、基本的に外枠に入った人気サイドの指数上位勢を狙うスタンスで問題ない。
中心は前走の韋駄天Sを快勝し、U指数トップにランクされている⑪メディーヴァル(97.0)。頭数は増え、相手も強化されるが、抜群の千直適性を見せつけてくれることに期待する。また、その韋駄天Sで2着だった4位タイ⑯ファイアダンサー(95.2)にも注目だ。
ほかには、昨年2着馬の6位タイ⑰シンシティ(94.0)と、昨年はコンマ3秒という僅差4着だった6位タイ⑱レジェーロ(94.0)の名前を挙げておく。
21年1着オールアットワンス(父マクフィ)、22年1着ビリーバー(父モンテロッソ)と直近2年はDubawiの直系が躍進。ビリーバーにおいては20年にも9番人気3着と好走した実績があるため、同系統の馬が3年連続で馬券に絡む活躍をみせていることになる。また、マクフィ、モンテロッソ、どちらも種牡馬としてJRA重賞初制覇であったことからも、同系統の新潟芝1000m適性の高さがうかがい知れるところだろう。
なお、大まかな系統でみればMr. Prospectorの直系が優勢で、前述したDubawi系ほか、サウスヴィグラス、バトルプラン、アドマイヤムーン、ロードカナロアなど、近年は同系統に属する種牡馬の産駒で上位を占めるケースが目立つ。一方、サンデーサイレンスの直系は苦戦を強いられる傾向にあり、2001年のレース創設以降でも勝ち馬を出せておらず、連対例も15年2着シンボリディスコ(父アドマイヤマックス)、19年2着カッパツハッチ(父キンシャサノキセキ)の2頭に限られる。
スティクスは、父ロードカナロア×母ペンテシレイア(母の父ネオユニヴァース)。同じ「父×母の父」となる配合からは20年1着ジョーカナチャンが出ており、母の父においては昨年の勝ち馬ビリーバーとも共通。本馬の戦歴を振り返ると開幕週の馬場を得意とする節があり、新潟芝1000mでも日程によって明暗が分かれている。昨年のアイビスSDでは2枠4番から内ラチ沿いを逃げて5着。初ブリンカーで集中力が増せば前進が見込めるだろう。
オールアットワンスは、父マクフィ×母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)。本馬は2年前のアイビスSD勝ち馬で、2連覇に挑んだ昨年も展開不利のなか6着と健闘。間隔を詰めて使えない体質面の悩ましさがあり、今回は約1年ぶりのレースとなるほどだが、全3勝を7~9月に挙げている夏馬であることは念頭に置くべきだろう。Dubawi直系の躍進ぶりを鑑みても軽視はできず、人気薄に甘んじるのであれば要注意の一頭となる。
サトノファビュラスは、父ロードカナロア×母サトノエカテリーナ(母の父ディープインパクト)。同産駒は新潟芝1000mで、好走率、回収率、ともに申し分のない数値を記録しており、とくに母の父サンデーサイレンス系種牡馬との配合で好成績を残す。一方、本馬の母の父に関しては、その2代母Burghclereの血を引く馬が2連覇中であることを強調しやすい。馬具効果がてきめんだった前走内容がよく、初の直線競馬でもスピード負けしないだろう。