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京都金杯 G3

日程:2018年1月6日()15:45 京都/芝1600m

京都金杯データ分析

コース図京都芝1600m

京都金杯は、中山金杯とともに新春を飾るハンデ重賞としてなじみの深いレース。2008年以降の斤量別成績を見ると、52キロ以下の馬券絡みはゼロ、57.5キロ以上は未勝利と、「重すぎても軽すぎてもダメ」な傾向にある。最も成績が良いのは、9勝、2着6回の55~57キロのゾーン。京都芝1600m以上の勝ち鞍がある馬(3着以内30頭中25頭が該当)であれば信頼度はさらにアップする。年齢別では、4~6歳の成績がほぼ互角。ただし、2017年は4歳馬が5頭出走して、全馬6着以内に入線している。効率を考えると若い馬を重視したほうがいいだろう。レースが行われる京都外回り1600mは上がりが速く、差し・追い込み勢には厳しいコース。ゆえに、3~4コーナーでの立ち回りが勝負の大きな分岐点となる。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1番人気はそれなりの水準で推移しているものの、2番人気は1998年以降、未勝利かつ2着連対1回と、さっぱりアテにできない。しかし、3番人気が優秀な成績を残しているように、あれやこれや言いつつも勝つ馬は人気サイドが多く、単勝の平均配当は1,000円割れと低めの水準にとどまっている。それでいて、馬連平均、3連複平均、3連単平均は総じて高く、ヒモ荒れ傾向が強いレースだと言えそうだ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-6-0-9 25.0% 55.0% 55.0% 54.0% 72.0%
2番人気 0-1-4-15 0.0% 5.0% 25.0% 0.0% 49.0%
3番人気 6-3-2-9 30.0% 45.0% 55.0% 189.5% 114.0%
4番人気 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0% 0.0% 23.0%
5番人気 2-0-2-16 10.0% 10.0% 20.0% 107.0% 56.0%
6~9番人気 7-6-8-59 8.8% 16.3% 26.3% 143.0% 105.8%
10番人気以下 0-2-4-134 0.0% 1.4% 4.3% 0.0% 69.7%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 3-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 170.0% 113.3%
2.0~2.9倍 1-5-0-1 14.3% 85.7% 85.7% 30.0% 110.0%
3.0~4.9倍 1-2-3-14 5.0% 15.0% 30.0% 18.0% 54.0%
5.0~7.9倍 7-4-3-19 21.2% 33.3% 42.4% 136.4% 92.1%
8.0~14.9倍 6-4-6-39 10.9% 18.2% 29.1% 136.0% 98.7%
15.0~19.9倍 0-1-3-21 0.0% 4.0% 16.0% 0.0% 65.6%
20.0~49.9倍 2-4-2-69 2.6% 7.8% 10.4% 70.0% 65.5%
50.0倍以上 0-0-3-97 0.0% 0.0% 3.0% 0.0% 71.6%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,430円 180円 820円
複勝 1,090円 110円 345円
枠連 3,820円 740円 1,440円
馬連 15,400円 970円 3,577円
ワイド 9,150円 400円 1,909円
馬単 23,080円 1,390円 6,795円
3連複 63,710円 3,260円 16,766円
3連単 347,310円 11,040円 95,187円

【脚質】
先行勢が優勢。別表の逃げ馬の好成績を見てもわかるように、最後の直線が長い外回りコースでも、前めで運んだ馬が相当残っている。対照的に、差し・追い込み勢は勝利数および連対数こそ多いものの、単勝回収率と複勝回収率の低さを考えると、リスクのほうが大きいと言わざるを得ない。よって、軸馬には中団より前のポジションを取れる馬をチョイスすべきだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-0-2-15 19.0% 19.0% 28.6% 208.1% 294.8%
先行 7-4-7-53 9.9% 15.5% 25.4% 56.2% 93.2%
差し 5-7-7-109 3.9% 9.4% 14.8% 47.0% 56.3%
追込 4-9-4-83 4.0% 13.0% 17.0% 40.7% 44.9%

【枠順】
枠順については、内枠断然有利。単純に内外を比較した場合、勝率、連対率、複勝率のいずれもダブルスコア以上の差が開くという、いささか極端なほどの結果となっている。6~8枠からの勝ち馬は、2007年のマイネルスケルツィ(6枠)を最後に出ておらず、内枠有利&外枠不利であるのは明白。1~3枠だけでなく、4枠も好成績を残しており、真ん中よりも内の枠番に入るかどうかが、勝負を大きく左右すると言っても過言ではない。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-3-3-28 10.5% 18.4% 26.3% 71.8% 70.0%
2枠 4-2-2-31 10.3% 15.4% 20.5% 52.3% 91.8%
3枠 3-4-4-28 7.7% 17.9% 28.2% 54.6% 63.1%
4枠 5-4-2-29 12.5% 22.5% 27.5% 158.0% 118.5%
5枠 1-4-5-30 2.5% 12.5% 25.0% 18.3% 70.0%
6枠 2-0-0-37 5.1% 5.1% 5.1% 110.0% 19.7%
7枠 0-1-3-38 0.0% 2.4% 9.5% 0.0% 147.4%
8枠 1-2-1-39 2.3% 7.0% 9.3% 4.9% 30.2%

【血統】
このレースは、機動力だけではなく、速い上がりも求められるため、サンデーサイレンスの血脈を持つ馬が強い。なかでも、ディープインパクトを筆頭に、スペシャルウィークやマンハッタンカフェなど、2400m以上のG1を自身が勝利しているサンデーサイレンス系種牡馬の相性が良く、毎年のように上位争いに加わっている。ほかでは、父もしくは母父にミスプロ系の血を持つ馬の活躍も目立つ。とりわけ、サンデーサイレンスの血を内包した馬の好走例が多く、2017年にはワンツーフィニッシュを果たしている。条件を満たす馬は常にケアが必要だ。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2012/11/26~2017/11/26

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 23-24-24-148 10.5% 21.5% 32.4% 51.0% 62.2%
2 キングカメハメハ 11-9-7-79 10.4% 18.9% 25.5% 86.1% 77.8%
3 ダイワメジャー 8-10-5-81 7.7% 17.3% 22.1% 58.3% 72.4%
4 アドマイヤムーン 8-5-3-25 19.5% 31.7% 39.0% 66.8% 92.2%
5 アグネスタキオン 5-6-4-33 10.4% 22.9% 31.3% 160.4% 77.3%
6 ネオユニヴァース 4-4-8-51 6.0% 11.9% 23.9% 38.1% 89.6%
7 ハーツクライ 4-2-6-47 6.8% 10.2% 20.3% 244.6% 88.8%
8 サクラバクシンオー 3-4-3-18 10.7% 25.0% 35.7% 81.8% 107.9%
9 ステイゴールド 3-3-3-38 6.4% 12.8% 19.1% 58.5% 44.3%
10 ゼンノロブロイ 3-3-3-34 7.0% 14.0% 20.9% 138.8% 65.1%
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