村吉
くりーく
真田理
5月7日の京都10R・橘ステークス(3歳オープン、リステッド、芝・外1400メートル、別定、9頭立て)は、角田大河騎手とコンビを組んだ2番人気のルガル(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)が2番手追走から抜け出して後続を突き放して圧勝。連闘でオープンVを果たした。タイムは1分23秒1(不良)。5馬身差の2着は中団追走から直線よく伸びたテラステラ(7番人気)。さらに3/4馬身差の3着には逃げたサンティーテソーロ(3番人気)が入った。イティネラートルが好スタートを切ったが、これを制して外からサンティーテソーロが先頭に立つ。ルガルが2番手の外に並びかけ、イティネラートルと併走。人気のミルトクレイモーは中団の外からレースを進めた。直線に向くと、2番手のルガルが抜群の手応えから前をかわし、独走に持ち込む。休み明けの前走でハナ差2着に敗れてからの連闘策が実り、大きく後続を突き放してV。芝での初白星になった。◆角田大河騎手「ゲートでの落ち着きはなかったですが、それをカバーするポテンシャルがありましたね。タフな馬場もこなしてくれました。これからの馬ですが、いい走りを見せてくれました」橘Sを制したルガルは、父ドゥラメンテ、母アタブ、母の父New Approachという血統。通算成績は6戦2勝となった。