岡村信将
村吉
くりーく
初めてダート戦を走る馬の取捨選択は、予想する上で重要なファクターのひとつです。当欄では、3/4(土)の出走馬たちの中から初ダートとなる馬をピックアップしています。ぜひ馬券検討にお役立てください。 【3月4日(土)中山】 1R 3歳未勝利 ダ1800m ⑩スマイリングウェイ ⑪ポルトロッソ ⑭フェアリーパイン 3R 3歳未勝利 ダ1800m ②フィールザクラウン ⑥ロフティーイデアル ⑦ボールズピラミッド ⑧シャインソテツ ⑩ゴールドバランサー ⑭バルフォアテソーロ ⑯デルマオクリダシ 10R 上総ステークス ダ1800m ⑤サトノフウジン 12R 4歳以上2勝クラス ダ1800m ⑦オメガロマンス ダート続戦の実力馬、初ダートだが芝で実績のある馬、そして初ダートでの変わり身に懸ける馬と、色々と考えようがある3R。ここでは⑦ボールズピラミッドの変わり身に期待したい。父親のイスラボニータは種牡馬として芝砂兼用タイプだし、母は米G2馬で血統的にも米血そのもの。芝の緒戦は好位追走から直線伸びを欠いたが、ダートならば末をしっかりと伸ばせるかもしれない。砂被りに不安があるので、後は7番枠からの立ち回り次第だろう。可能性は十分だ。 【3月4日(土)阪神】 1R 3歳未勝利 ダ1400m ③カワカミエレガンス ⑨ブルーカノン 2R 3歳未勝利 ダ2000m ③ジョウショーパワー ⑬ウォーターハウス 3R 3歳未勝利 ダ1400m ①ジョーシーゲル ⑭サンライズサラー ⑮カブキチョウ 4R 3歳未勝利 ダ1800m ⑥リードブロー 10R なにわステークス ダ1200m ⑨サンキューユウガ 2Rに出走する③ジョウショーパワーはバンドワゴン産駒。種牡馬バンドワゴンと言えば、今年1月に産駒のバンドマスターがダート替わり緒戦を大差勝ちしたのが思い起こされる。そしてそのバンドマスターは母方がゴリゴリのダート向きというわけではないので、父方からダート適性を受け継いでいるとみるのが自然だろう。今回のメンバーを見渡す限り足りてもおかしくない印象はあり、いきなり変わってくるかは正直分かりかねるがこの路線でいずれは結果を残してくるのではないだろうか。 (文:古橋うなぎ)