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【徹底攻略13】完璧な配合の実践~ブラックホークで2代配合
執筆者:横井顕 2016年12月21日(水) 19:12
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「完璧な配合」をまたひとつ攻めてみます。

ドリームジャーニー×メゾンフォルティーでの産駒の当たり具合を見ると、完璧な配合には何か秘密がありそうに思えます。

そこで、比較的簡単にできて配合理論も良さそうな完璧な配合をひとつ試してみました(友人に試してもらいました)。

ブラックホーク × (ティンバーカントリー × キャバルリーシング)

2代でできて、種牡馬はどちらも★3で実績B、繁殖牝馬は「良」のスタミナ型。手軽ながらそれなりに能力は揃っている配合です。

そして最終的に完璧な配合+速力クロス1本が成立します。ブラックホークの1200~1800mという短めの距離適性もあり、スピードはけっこう期待できそうです。

■血統表




初代で繁殖牝馬作り

まずティンバーカントリー×キャバルリーシングで繁殖牝馬を作ります。ここでは面白い配合+速力・底力クロス各1本が成立します。

粘ればいい産駒が出るかもしれませんが、繁殖牝馬の年齢的に数回しか生産できないので、とりあえず牝馬が生まれればヨシとしました。





幸い4頭の牝馬が生まれてくれました。能力は以下のとおりです。左からスピード、スタミナ、根性、気性、体質の解析評価です。あまり高くはありませんが、この馬たちを繁殖入りさせて次の代に進みます。
D C B C C
D D C C C
D D C C C
D D C C C



完璧な配合の結果は……

そしてブラックホークを付けて完璧な配合の完成!





4頭の繁殖牝馬に片っ端からブラックホークを付け、合計36頭の産駒をチェックしました。以下がその36頭の能力です。





期待を込めての生産だったのですが、大半の仔はスピードD・スタミナD~Eという残念な結果に。

母の能力が低めだったのが原因でしょうか。母の能力が産駒の能力のベースになるのは、過去のシリーズからの伝統ですしね。完璧な配合を狙いすぎて繁殖牝馬の質が下がってしまっては、元も子もないということになりますか。


一応、1頭だけスピードAも生まれました。能力の低い仔が続く配合でも、粘ればそのうち“アタリ”産駒に出会える……という望みを持っていいかもしれません。


完璧な配合を成立させつつ母の能力も高い配合……それが今後の課題ですね。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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