金子京介
5月20日の東京9R・カーネーションカップ(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝1800メートル)は、6番人気で吉田隼人騎手とコンビを組んだアンリーロード(栗東・茶木太樹厩舎)がゴール前で差し切り、2勝目をマークした。タイムは1分47秒3(良)。1/2馬身差の2着は中団から伸びたハリケーンリッジ(4番人気)。さらに1/2馬身差の3着には2番手からしぶとく粘ったアリスヴェリテ(2番人気)が入った。外からニシノトレンディーが好スタートを切ったが、二の脚がついた人気のパルティキュリエがじわっとハナに立つ。アリスヴェリテが2番手に続き、人気の2頭が馬群を引っ張る形。ニシノトレンディーは3番手に控え、その後ろにアスパルディーコ、キタサンダムールなどがつけた。直線に向くとアリスヴェリテがパルティキュリエをかわしにかかるところへ各馬が殺到してゴール前は大混戦。外からハリケーンリッジが脚いろ良く伸びてきたところに、さらにその外からアンリーロードが襲い掛かって鮮やかな差し切りを決めた。2着がハリケーンリッジで、リアルスティール産駒によるワンツー。アンリーロードは、父リアルスティール、母カシシ、母の父ジャングルポケットという血統。通算成績は4戦2勝となった。