スガダイ
5月6日の京都10R・平城京ステークス(4歳以上オープン、ダート1800メートル、別定、15頭立て)は、3番人気で幸英明騎手とコンビを組んだタイセイドレフォン(牡4歳、栗東・西村真幸厩舎)が直線で力強く差し切ってV。オープン初勝利を飾った。タイムは1分51秒1(良)。1馬身1/2差の2着は2番手追走から先に抜け出したベストリーガード(2番人気)。さらに1/2馬身差の3着には道中最後方追走から直線で鋭く追い込んだメイショウユズルハ(9番人気)が入った。ロードエクレールが好スタートから先手を取り、ベストリーガードが2番手。その後ろにスレイマン、ディパッセ、タイセイドレフォンと続き、人気のヘラルドバローズはこれらを見る6番手からの競馬となった。ロードエクレールは快調に逃げて直線へ。2番手のベストリーガードが満を持して抜け出すところに、これをマークするような形からタイセイドレフォンが並びかける。脚いろの目立ったタイセイドレフォンが手応え通りに差し切ってV。休み明けの名古屋城Sは8着と敗れたが、ガラッと変わり身を見せてオープン初勝利を決めた。◆幸英明騎手(1着 タイセイドレフォン)「スタートもスッと出て、直線も手応え十分でしたし、その手応え通りに伸びてくれました。強かったですね」◆西村真幸調教師師「(同)うまくいかないレースが続いていましたが、力はありますからね。距離が延びるぶんには問題ないですし、馬の状態をみながらですが、平安Sも視野に入れたいと思います」平城京Sを制したタイセイドレフォンは、父ドレフォン、母デイトユアドリーム、母の父トワイニングという血統。通算成績は12戦4勝(うち地方1戦0勝)となった。