8月27日の新潟8Rで行われた第18回
新潟ジャンプS(3歳以上オープン、JGIII、芝3250メートル、14頭立て、1着賞金=2900万円)は、
植野貴也騎手騎乗の3番人気
タイセイドリーム(牡6歳、栗東・
矢作芳人厩舎)が先団で運び、直線で
アロヒラニとのマッチレースを制して3連勝。障害入り4戦目でうれしい重賞初勝利を飾った。タイムは3分29秒9(良)。
2着には1馬身1/4差で
アロヒラニ(2番人気)。さらに8馬身離された3着に
ティリアンパープル(10番人気)が入線した。前年の最優秀障害馬で1.7倍と断然の1番人気に推された
アップトゥデイトは見せ場なく8着に敗れている。
タイセイドリームは、父
ディープインパクト、母モアザンベスト、母の父ジャイアンツコーズウェイという血統。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、田中成奉氏の所有馬。通算成績は48戦7勝(障害4戦3勝)。重賞初制覇。
矢作芳人調教師、
植野貴也騎手ともに
新潟ジャンプSは初優勝。
◆
植野貴也騎手「切れるタイプではないので、ある程度前に行きたかった。直線に入ったところで先頭に立つのも作戦通り。2着馬が外から来たので体を併せに行ったが、持ち味のしぶとさを発揮してくれました。置障害に慣れてきたせいか飛越が少し雑になっているので、その辺が今後の課題です」
★27日新潟8R「
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