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【兵庫CS】ミトノオーが楽々逃げて6馬身差の圧勝!武豊騎手は14年ぶり4勝目

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5月3日(水)の園田11Rで行われた第24回兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ、3歳オープン、ダート・右1870メートル、12頭立て、1着賞金=3500万円)は、武豊騎手のミトノオー(牡、美浦・牧光二厩舎)が単勝オッズ1.4倍の断然人気に応えて6馬身差の圧勝を決めた。なんなくハナに立ってレースを進めると、向こう正面で一気に後続との差を広げ、直線で楽々と逃げ切った。黒竹賞、伏竜Sに続き3連勝で交流重賞で初タイトルを手にした。タイムは2分0秒7(良)。

6馬身差の2着にはキリンジ(4番人気)、さらに10馬身遅れた3着にメイショウオーロラ(2番人気)が入った。

◆武豊騎手(1着 ミトノオー)「ほんとに強かったです。今日パドックで乗ったのが初めてだったんですが、スタートも五分に出したいと思っていましたし、あとはペースを間違わないようにと思って乗りました。今まで見ていたレースも本当に強かったので、今日はチャンスと思って園田に来ましたし、いい馬に依頼を頂いてそれに応えたいという気持ちは強かったです。スタートは普通ぐらいには出られました。大きい馬なので初めての小回りでステップを間違わないように気を付けて乗りました。とても気持ちよさそうに走ってくれたので、無理におさえずに馬のリズムに合わせて乗りました。(道中)ずっと雰囲気はよくて後ろと距離があるのはわかっていたので、最後の直線向いて手応えと後ろの距離で大丈夫かなと思いました。素質はすごくあると思うし、馬体もかっこいい馬で、乗っていても乗り味のいい馬なので今後も楽しみですね。フットワークはとても綺麗で、バランスのいい走りで心臓も強そうなので、このまま成長してくれればもっと大きなところも狙える馬じゃないかと思います。園田のお立ち台は久しぶりですが何度立ってもいいものですね(笑)」

兵庫CSを勝ったミトノオーは、父ロゴタイプ、母シダクティヴリー、母の父Thunder Gulchという血統。北海道新ひだか町・築紫洋氏の生産馬で、馬主はロイヤルパーク。通算成績は5戦4勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初勝利。牧光二調教師は兵庫CS初勝利、武豊騎手は2003年ビッグウルフ、08年ナンヨーリバー、09年ゴールデンチケットに次いで4勝目。



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