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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】関東オークス

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【川崎競馬取材班 必勝馬券コラム】関東オークス

前日にも触れた通り、6月は重賞2本立て。連日お届けする川崎競馬×サンスポZBAT!競馬の〝必勝馬券コラム〟は、14日の関東オークス(JpnⅡ、ダート2100メートル)を取り上げる。南関東牝馬3歳3冠の最終戦(桜花賞東京プリンセス賞)にして、グランダム・ジャパン3歳シーズンのフィナーレを飾る一戦だ。ここ4年連続で2冠馬が出走しているが、2019年のトーセンガーネットが3着、20年のアクアリーブルは2着、21年のケラススヴィアも2着、さらには22年のスピーディキックが3着と、いずれもJRA所属馬に3冠達成を阻まれてきた。今年は2冠馬が誕生していないものの、JRAの高い壁を打ち破れるのか-。



地元馬を応援する気持ちはあるが、ここは〝必勝コラム〟。冷静に、今年も中央馬が中心とみる。その筆頭がフェブランシェだ。デビュー戦は福島芝1800メートルで5着に敗れたが、次走の中山ダート1800メートル戦では2番手追走から、楽な手応えのまま7馬身差で圧勝。同じ舞台で行われた前走の1勝クラスでは1分53秒2(良)の好時計で勝利したように、能力の高さは疑いようがない。管理する黒岩陽一調教師は「大型馬だけに放牧先から帰厩した当初は太い感じもあったけど、しっかりと攻め込むことができています」と順調な調整過程をアピール。初の川崎コースに対しても「中山で勝っているように、小回りコースには対応できる」と不安視していない。極端にもまれる不安のない大外枠なら初戴冠が濃厚だ。

メイショウオーロラは前走、兵庫チャンピオンシップ(JpnⅢ、園田)に挑戦して3着。勝ち馬ミトノオーは強かったが、地方の馬場に対応した点で価値が高い。兵庫CS3着馬は関東オークスで【2・1・1・0】というデータの後押しもあるだけに、軽視は禁物だ。

迎え撃つ地方馬からはサーフズアップを推したい。昨年11月からの5戦は全て重賞を使われて【2・2・1・0】。地方の3歳牝馬では一枚上の力がある。コンビを組む御神本訓史騎手は「少しずつ成長して、中身がついてきた。瞬発力があるとか、スピードがあるなど飛び抜けてはいないけど、総合点が高い。賢いので操縦性もあるし、折り合いさえつけばここでもいい勝負になると思う」と期待を寄せる。前走(東京プリンセス賞1着)と同様に内で脚をためることができれば、逆転があっていい。メイドイットマムの前走(東京プリンセス賞3着)は終始プレッシャーを受ける厳しい流れ。ダートグレードのメンバー構成なら、ある程度展開も流れるはずで、反撃があっても不思議ではない。デビューから5戦して全て1800メートルを使われて【2・2・0・1】のクレメダンジュ、南関東を熟知している戸崎圭太騎手を起用してきたパライバトルマリンも押さえが必要だ。

馬券の買い目は⑬の単勝と、3連単⑬→⑪②→⑪②⑨③⑩の8点で。(川崎競馬取材班)

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