時計無視の時計理論!「タイム理論の新革命・ラップギア」
岡村信将
山口県出身、フリーランス競馬ライター。 1997年から2021年にかけての25年間、関東のサンケイスポーツに週末予想を連載。 自身も1994年以降ほぼすべての重賞予想をネット上に掲載している。 1995年、サンデーサイレンス産駒の活躍を受け、スローペースからの瞬発力という概念を提唱。 そこからラップタイムの解析を開始し、 『ラップギア』 と 『瞬発指数』 を構築。 2008年、単行本 『タイム理論の新革命・ラップギア』 の発刊に至る。 能力と適性の数値化、できるだけ分かりやすい形での表現を現在も模索中。 http://www.keiba-m.net/ http://blog.livedoor.jp/lapgear/
1995年以降、ラップタイムの増減に着目。 1998年、それを基準とした指数を作成し(瞬発指数)、さらにラップタイムから適性を判断(ラップギア)、過去概念を一蹴する形式の競馬理論に発展した。 『ラップギア』 は全体時計を一切無視し、誰にも注目されなかった上がり3Fの“ラップの増減”に注目。 ▼7や△2などの簡単な記号を用い、すべての馬とコースを「瞬発型」「平坦型」「消耗型」の3タイプに分類することから始まる。