2016年3月26日()メイダン競馬場 芝1000m

最新出走予定馬情報 ~アルクオーツスプリント 2016~

 26日にドバイ・メイダン競馬場の5Rで行われた第10回アルクオーツスプリント(GI、芝・直線1000メートル、3歳以上、13頭立て、1着賞金60万米ドル=約6781万円)は、ダミアン・ブラウン騎手騎乗のバッファリング(セン8歳、オーストラリア=ロバート・ヒースコート厩舎)が接戦から抜け出してV。勝ちタイム56秒34(良)。3/4馬身差の2着がUAEのエルティジャールで、さらにクビ差の3着が香港のペニアフォビアだった。日本から参戦したベルカント(栗東・角田晃一厩舎、牝5歳)は、好位を追走したものの伸びを欠き、12着に終わっている。

 バッファリングは、父モスマン、母アクションアニー、母の父アナバーという血統のオーストラリア産馬。通算成績は52戦20勝。

 ◆武豊騎手「馬の状態は良かったのですが、世界のトップスプリンターが集まったこのレースでは、ベルカントのスピードをもってしても厳しいものとなりました」

ベルカントの競走成績はこちら

過去10年の結果 ~アルクオーツスプリント 2016~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2015/03/28 ソールパワー セ8 イギリス 0.57.2 R.ヒューズ E.ライナム
2014/03/29 アンバースカイ セ5 香港 0.56.2 J.モレイラ P.イウ
2013/03/30 シェアシェア セ6 南アフリカ 0.56.4 C.スミヨン M.デ・コック
2012/03/31 オルテンシア 牝6 オーストラリア 0.58.0 C.ウィリアムズ P.メッサーラ
2011/03/26 ジェイジェイザジェットプレーン セ9 南アフリカ 0.59.1 B.ファイドエルブ M.ホウダラキス

歴史・概要 ~アルクオーツスプリント 2016~

アルクオーツスプリントは2007年準重賞(LR)競走として創設されたのが始まり。2009年より格付けがG3となる。翌2010年には、開催場をメイダン競馬場に移行し、施行距離も芝直線1200mに変更。同時にドバイワールドカップデー(ドバイミーティング)に参加するに至る。
さらに2011年にはG2に昇格し、この年より施行距離が芝直線1000mに変更された。そして2012年より格付けがG1に変更されている。
過去に日本産及び調教馬の出走機会はなかったが、2012年はエーシンヴァーゴウが出走(12着)、2016年はベルカントが出走した(12着)。
1着賞金は60万ドル。

挑戦した日本馬 ~アルクオーツスプリント 2016~

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2013年エーシンヴァーゴウ牡5福永祐一小崎憲12着
2016年ベルカント牝5武豊角田晃一12着