奥野憲一
田口啄麻
ゼット1号
エース1号
暴君アッキー
今年からオープン特別の中でも格付けと賞金が高いリステッドレースがスタート。その第1弾となるジュニアカップ(3歳、芝1600メートル)が6日、中山競馬場10Rで行われた。勝ったのは田辺裕信騎乗で3番人気の英国産馬ヴァッシュモン(美・栗田徹、牡、父ドバウィ)。好位から抜け出して、未勝利戦に続く連勝を飾った。タイム1分33秒8(良)。 これがJRA通算799勝目となった田辺騎手は「調教で気が入っていたので、そこには気を付けていました。馬の後ろに入れるまでは力んでいたけれど、すぐにハミが抜けてくれましたね。オイシン(マーフィー騎手)の馬(3着ディキシーナイト)に出られないように、閉じ込めて乗ることができました」と、会心の騎乗に笑みを浮かべた。 次走は未定だが、過去の勝ち馬からはマイネルホウオウやキンシャサノキセキなどが後にGI馬になっているレース。ヴァッシュモンの今後にも期待が持てそうだ。 (柴田章利)