山口吉野
きいいろ
4月8日の福島9R・ひめさゆり賞(3歳1勝クラス、芝2000メートル)は、1番人気で西村淳也騎手とコンビを組んだソレイユヴィータ(牝、栗東・杉山晴紀厩舎)が3番手の外追走から直線で抜け出してV。人気に応えて連勝を飾り、オープン入りを果たした。タイムは2分1秒0(良)。クビ差の2着は3番手のイン追走から直線しぶとい粘り腰を発揮したトーアライデン(7番人気)。さらにハナ差の3着には6番手追走から末脚を伸ばしたホウオウスーペリア(4番人気)が入った。ツインクルトーズが内から先頭に立ち、外から好スタートを決めたマイレーヌは控えて2番手。その直後は内トーアライデン、外ソレイユヴィータの形で併走し、やや離れてマシカルワード以下が続いた。道中でサスケがじわっと後方から位置取りを上げたものの、大きな動きはないまま直線へ。人気のソレイユヴィータが力強く抜け出し、前走の小倉未勝利戦に続く連勝を飾った。2着争いは激戦になり、末脚を伸ばしたホウオウスーペリアが2番手に上がったかと思われたが、しぶとく粘ったトーアライデンが伸び返して2着を確保した。ソレイユヴィータは、父スクリーンヒーロー、母スターペスミツコ、母の父カーネギーという血統。通算成績は4戦2勝となった。