岡村信将
村吉
勝利の女神
スガダイ
ジャンヌ
田口啄麻
蒼馬久一郎
4月29日の京都9R・矢車賞(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝2200メートル)は、5番人気で松若風馬騎手とコンビを組んだミタマ(栗東・上村洋行厩舎)が最後方追走から豪快な追い込みを決めてV。タイムは2分12秒7(良)。クビ差の2着は2番手から抜け出したウェイビー(2番人気)。さらに3馬身差の3着には好位から流れ込んだサンスノーフレーク(1番人気)が入った。ツーエムルーイーが最内からハナに立ち、徐々に後続を離して大逃げを打つ。2番手は単独でウェイビーが追走。さらに少し離れてメイショウポペット、人気のサンスノーフレークと続いた。しかし、ツーエムルーイーの逃げは直線入り口まで。抜群の手応えでウェイビーが2番手から先頭に立ち、後続を突き放す。そのまま大きなリードをつけて押し切るかと思われたが、道中最後方にいたミタマが1頭だけ違う脚いろで外から猛追。最後は勢いに乗ってウェイビーを差し切り、うれしい2勝目をマークした。◆松若風馬騎手(1着 ミタマ)「前半は進んでいきませんでしたが、道中の走りは良かったので、焦らずリズムよく運べました。直線に向いてからの加速力が良かったです。距離も延びて良かったので、いいときに乗せてもらえました」ミタマは、父ハーツクライ、母モナリザ、母の父Giant’s Causewayという血統。通算成績は7戦2勝となった。