暴君アッキー
スガダイ
世紀末覇者 券王
ランチア
きいいろ
蒼馬久一郎
8月27日の札幌10Rで行われた「2023ワールドオールスタージョッキーズ第3戦」(2勝クラス、ダート1700メートル)は、フランスのマリー・ヴェロン騎手とコンビを組んだナチュラルハイ(牡3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)が4コーナーで外から一気に進出してそのまま後続を引き離して1着。ヴェロン騎手はJRA初勝利を飾り、ゴールでは大きなガッツポーズを掲げた。2着は岩田望来騎手のイーサンバーニング。3着には武豊騎手のニャンチンノンが入った。3戦目を終えた段階では、レイチェル・キング騎手が個人首位だが、武豊騎手、ヴェロン騎手、岩田望騎手も大差なく続いている。ワールドオールスタージョッキーズはJRA選抜7人、ワールドオールスター(WAS)選抜7人の14騎手が2日間にわたってシリーズ4戦のポイントを競い合う騎手招待競走。個人戦に加えて、チーム対抗戦も行われる。今年はJRA選抜で戸崎圭太、川田将雅、横山武史、武豊、クリストフ・ルメール、岩田望来、坂井瑠星の7騎手が参戦。WAS選抜はアレクシス・バデル(フランス出身、香港拠点)、レイチェル・キング(英国出身、オーストラリア拠点)、ジョアン・モレイラ(ブラジル)、ルーク・モリス(イギリス)、ウンベルト・リスポリ(イタリア出身、米国拠点)、マリー・ヴェロン(フランス)、宮川実(高知)の7騎手が出場している。◆マリー・ヴェロン騎手(1着 ナチュラルハイ)「とってもうれしいです。夢のよう。日本で勝てるなんて思ってもいなかった。レースはとてもイージーでした。外枠でしたがうまく走ってくれて、馬場も何も苦にしませんでした。ぜひまた日本に戻ってきて、また勝ちたいと思いました。本当に印象的な2日間です」★WASJポイント 1着=30、2着=20、3着=15、4着=12、5着=10、6着=8、7着=6、8着=4、9着=2、10着以下=1。