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~~~~~『くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋) 2023【完全版】※最終追い切り評価コメントつき』~~~~~
こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。
10月29日(日) 東京11R 第168回 天皇賞(秋)(3歳以上GI・芝2000m)
☆『
出走馬プロフィール』
【登録頭数:13頭】(フルゲート18頭)
<前走、宝塚記念【
レース映像】阪神芝2200m、4ヶ月>
7、イクイノックス〔1着、492kg(海外競馬出走)〕<A>
☆『
前走の追い切り』
昨年はダービーからの休み明けだったが今年は宝塚記念からの休み明けでこの中間の追い切りの本数はほぼ同じだが今年の方が2週前には長めから速い時計を出していて大目標はジャパンカップになると思うがここでも世界チャンピオンとして負けられない出来で出走は出来そう。
<調教後の馬体重496(25日美浦)、最終追い切り評価A>
南W3頭併せの中。抑えきれないくらいの手応えで気合乗り抜群。
6、ジャスティンパレス〔3着、492kg(-2kg)〕<B>
☆『
前走の追い切り』
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けでこの中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前の追い切りの動きを見るといつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りな感じがする。
<調教後の馬体重476(25日栗東)、最終追い切り評価D>
坂路単走で軽めの調整も硬さがありちょっと軽すぎる内容。
<前走、札幌記念【
レース映像】札幌芝2000m、中9週>
9、プログノーシス〔1着、476kg(+2kg)〕<A>
☆『
前走の追い切り』
この中間も坂路で乗り始めて2週前、1週前とCWを長めからとこれまでと同じような調整内容で順調。1週前には川田騎手が騎乗しての追い切りだったが馬なりも迫力のある走りで楽に先着と前走以上に調子を上げてきている感じあり。
<調教後の馬体重486(25日栗東)、最終追い切り評価A>
CW単走。併せ馬で強めに追っているので今週は馬なりで息を整える内容。調教師騎乗で気難しい点を修正。
4、ダノンベルーガ〔4着、508kg(海外競馬出走)〕<B>
☆『
前走の追い切り』
前走は休み明けで苦手な右回りということで追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は前走を一度使われていることもあり1週前の追い切りでは強めには追っていたが直線スッと前に出ると一気に突き放して先着。昨年の1週前は古馬1勝クラスの馬相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったので今年は叩き2戦目ということで反応が良く状態も昨年よりも良さそう。
<調教後の馬体重504(25日美浦)、最終追い切り評価B>
南W併せ馬の外。馬なりでの調整で速い時計は出ているがもっと楽に併走馬と併せて優位な走りが見たいところ。
8、ヒシイグアス〔5着、502kg(+16kg)〕<C>
☆『
前走の追い切り』
前走時のパドックでは緩さがあり太め残りの馬体だった。この中間1週前の追い切りでは併せ馬の内でモタモタした感じで先着できず良くなるには時間がかかりそう。
<調教後の馬体重489(25日美浦)、最終追い切り評価C>
南W併せ馬の内。首の高い走りでフォームがバラつき気味。
10、ジャックドール〔6着、516kg(+8kg)〕<B>
☆『
前走の追い切り』
昨年と同じローテーションでこの中間の調整内容も昨年よりも1週早く乗り出しているくらいで内容的にはも同じだが1週前の追い切りの動きを見ると昨年はのんびりしている感じだったが今年は気合乗りがかなり良く出来に関しては今年の方が良さそう。
<調教後の馬体重516(26日栗東)、最終追い切り評価C>
CW単走。何度かステッキが入るくらいでモタモタしたところあり。
<前走、オールカマー【
レース映像】中山芝2200m、中4週>
5、ガイアフォース〔5着、490kg(-2kg)〕<A>
☆『
前走の追い切り』
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時はマイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり直線伸びきれなかったのはその辺が影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だがこの中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みが期待できそう。
<調教後の馬体重502(25日栗東)、最終追い切り評価A>
坂路単走。前半ゆっくりで終いの1Fを追う内容で重心は高めもバネのある伸び脚。
1、ノースブリッジ〔7着、500kg(+12kg)〕<C>
☆『
前走の追い切り』
前走時はパドックでかなりイレ込んでいてその辺の影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前は強めに追っていることが多かったが今回は馬なりでの調整で前走からの上積みはありそう。
<調教後の馬体重507(26日美浦)、最終追い切り評価B>
南W併せ馬の内。馬なりで無理なく併入も、もう少し手応えのある走りがほしい感じ。
2、エヒト〔11着、466kg(-6kg)〕<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきてこの中間も坂路での調整で1週前には強めに追われたが森厩舎のうまでこれくらいの時計はいつも出ているのでそれほど
<調教後の馬体重464(26日栗東)、最終追い切り評価D>
坂路単走。周りの馬の伸びと比べても勢いの割に終いの伸び甘い。
×アサマノイタズラ〔14着、510kg(-8kg)〕※出走回避
<前走:その他のレース出走馬>
3、ドウデュース〔京都記念、芝2200m:1着、508kg(海外競馬出走)8ヶ月半〕<B>
☆『
前走の追い切り』
早い段階でここを復帰初戦の目標に調整されてきていてかなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだがその分パワーが増している感じ。
<調教後の馬体重516(26日栗東)、最終追い切り評価B>
坂路単走。走りやすそうな馬場を重心の低い走りで駆け上がってきたが硬さのある走りで伸び脚が物足りない。
×スターズオンアース〔ヴィクトリアマイル、芝1600m:3着、484kg(±0kg)5ヶ月半〕※出走回避
11、アドマイヤハダル〔毎日王冠、芝1800m:4着、488kg(-6kg)中2週〕<B>
☆『
前走の追い切り』
前走の毎日王冠ではゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると長く良い脚を使うというよりは一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。
<調教後の馬体重496(26日栗東)、最終追い切り評価B>
CW単走。フワフワした走りも終いの伸び脚は上々で好調キープ。
🏇『
過去5年のダイジェスト』
☆『
参考レース』
☆『
調教VTR』
☆『
関係者インタビュー』
※このコラムからの推奨馬は、イクイノックス、プログノーシス、ダノンベルーガ、ガイアフォースの4頭をあげておきます。
今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『
第100回』からしっかり競馬を観るようになって春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですがあの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような記憶に残るレースになることを期待しています。
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今週のメインは天皇賞(秋)。今年の◎は⑤ガイアフォース。新馬戦ではドウデュースと首差の2着と素質の高い馬。春はマイル戦を使ったがレース内容を見ると明らかに距離不足。それでも素質の高さで差のない競馬を見せていてこのマイル戦での速い流れを経験したことが今回の2000m戦で活かされてくるのではないかと思います。状態に関しても休み明けを一度使われての上積みも期待できそうでここは勝ち負けも期待できそうです。○は⑦イクイノックス。今年は宝塚記念からの参戦で休み明けでも昨年よりも動きが良く世界ナンバーワンの実力を見せてくれそうです。▲⑨プログノーシス。乗り難しい馬で勝ち鞍は6戦すべて川田騎手ということで鞍上頼みの面もあり前走の札幌記念でもまだ難しい面を見せていたようだが圧勝しており成長著しいこの馬の破壊力にも注意。
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◇ご購入ありがとうございます。
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