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京都2歳S
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京都2歳Sはオープンから重賞に格上げされて、今年で6年目。格が高くなっても、オープン時代とそれほど変わらないメンバー構成で行われています。しかし、オープン時代の優勝馬にはエピファネイア、ヴィクトワールピサなどの大物も出現しており、クラシックに繋がった年もありました。さて、今年も大物が誕生するのか!? 今年も小頭数ながら2戦2勝馬や前走圧勝馬が多数参戦しており、楽しみな一戦となりました。
また、このレースは秋華賞と同じ京都内回り芝2000mが舞台。京都内回り芝2000mは、最初の1コーナーまでの距離が約309mと短い上に最後の直線距離も短く、約328mしかありません。このため逃げたい馬が多いと、先行争いが激化することもありますが、下級条件は向こう上面でペースが緩むため、逃げ馬でも十分残れます。
過去の10年の逃げ馬の成績は、2着3回、3着2回。先行馬の成績は、1着6回、2着4回、3着4回。2016年には向こう正面から捲りをかけたベストアプローチが3着入線したこともありました。基本的な傾向としては、超スローペースの上がり勝負で、逃げ、先行馬が有利と考えてもいいでしょう。
ただし、今年は京都芝コースは時計を要している馬に、ショウナンバレリオ、ヒシタイザンなどの逃げ馬に、ロールオブサンダー、ミヤマザクラ、マイラプソディなどの実績上位の先行馬が多数。9頭立てにしてここまで逃げ、先行馬が揃ったとなると、平均くらいまでペースが上がりそうです。先週同様に直線の外目が伸びるなどの横位置の有利不利は多少あっても、縦位置(脚質)による大きな有利不利はなく、実力どおりの決着になる可能性が高いのではないでしょうか。
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