藤沢雄二さんの競馬日記

もしこんな騎手がいたら…

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日曜日の福島では藤田菜七子騎手が周囲も待望のJRA初勝利。
桜花賞デーの阪神競馬場では荻野極騎手が超大穴というインパクト十分の初勝利。
その他にも区切りの勝利を迎えた騎手が複数出て、各場ウイナーズサークルは盛り上がったことかと思います。

で、その様子を見ながらふと思う。
口取りに出てくることを拒否する騎手がいたらどうなるんだろう?と。

馬主さんは都合でいないケースは当然あるだろうし、調教師も他場に行っていて不在のケースはあるだろう。
ただ、先週の阪神競馬場で10レースのマーガレットSをティソーナで勝った藤沢和雄調教師が表彰式にいなかったので
「中山にいるのか」
と思っていたら、次のレースの産経大阪杯のパドックに姿を現したので
「あれ?」
って思ったわけですよ。

で、調教師でそれができるなら、騎手でそういう人がいてもおかしくないんじゃんないかと。
あくまでキャラ設定みたいな感覚ですけど
『腕は立ってメンタルも強いけど、マスコミとファンには徹底して塩対応』
という騎手がいたら…。

まあ設定として
・口取り(=ウイナーズサークル)に出て来ない
・重賞に乗らない
・それ以前に減量があるうちは特別戦にすら乗らない
・同期の区切りの勝利にも顔出ししない
・そもそもサインを用意していない
・インタビュー企画も受けない
・パドックで塩対応ぶりをヤジったファンにガン飛ばす
・でも凄いペースで勝ち星を積み重ねる
…etc.

いやほら、今ってエージェントの時代じゃない。
ある意味、乗り馬の調整ってできるわけでしょ。
だからデビューの過程にしても、3月最初の週からバリバリ乗るのではなく、敢えて4月の福島に照準を合わせるという打ち合わせをしておいて、3月中は除外になりそうな馬ばかり“騎乗依頼”を受けて『デビューするする詐欺』みたいなのを演出することは可能だと思うのよ。競馬ファンって見ていないようでスポーツ新聞の記者よりは見ていると思うから、局地的に騒ぎになると思うわけですよ。今の時代なら。
で、蓋を開けてみたら塩対応で炎上する…的な。

もちろんそんな人はいないだろうけど、もしそんな人がいたらどうなるのか興味はある。

まあ騎手が口取りに出るのが義務だとしたらこの設定は根底から覆ってしまうのだけど(^^;

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この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2016年4月10日 23:07 ナイス! (2)

>たいぎぃさん
なるほど
『エージェントが騎手を選ぶ時代』ですか…。

確かに世知辛いですね(^^;

藤田もアクが強い人でしたから…

たいぎぃ|2016年4月10日 23:00 ナイス! (3)

エージェントかぁ。悩

しぃて言えば、騎手がエージェントを選ぶ時代から…

エージェントが騎手を選ぶ時代になった。

だから…藤田は過去のヒトになっちゃったオチ。

じゃんじゃん。

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