馬券王くるわさんの競馬日記

次に走ればまた違った結果になるんだろうなあ ~阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)~

 公開

124

日曜阪神の11Rは、今年の2歳女王決定戦『第66回阪神ジュベナイルフィリーズ』
でした。

フルゲート18頭での一戦は、いkなり一番人気のロカが出遅れるという
波乱のスタート。

スマートプラネットが隊列を引っ張りましたが、それほど早いペースには
ならず、それほど長い隊列にもならず4コーナーへ。

直線に向いて手ごたえのいいレッツゴードンキが先頭に立ち押し切るかの
ところで、外からショウナンアデラに内はココロノアイが伸びてきて
優勝は外 ショウナンアデラとなりました。

まずは勝ったショウナンアデラですが、スタートこそ後方も、
道中からゴールまで巧くハマったレースだったように感じます。
あの馬ごみをなんの振りもなく抜け出せたことが最後の末につながりました。

では来年の桜花賞は?・・・これほど巧くハマることは早々ないでしょうから
これをそのまま鵜呑みにするのはどうかなあ?というのが正直な感想でした。

2着のレッツゴードンキ。今回一番強い競馬をしたのがこの馬でしょう。
中団好位から直線早目に先頭に取り付いて、抜け出して押し切りにいって
最後は勝ち馬の末脚に屈したものの、レース振りはまさしく王道の競馬でした。

来年の最有力はこの馬ではないでしょうか?
このまま無事に春を迎えて欲しいものです。

3着のココロノアイは、私的には素材は上位3頭の中では抜けているように
思われました。最後馬群を抜け出すのに、横山典騎手の右ムチに左に斜行、
立て直しの左ムチには右に斜行とまだまだ若さをだしながら、ふらふらと
走ってあの着差です。もう少し気性が成長すればまとめて面倒をみるくらいの
能力は十分に感じました。3ヵ月後の成長が楽しみです。

かわいそうだったのが、一番人気のロカ。
デビュー戦の直線の末脚を見れば、持っている能力は
素晴らしいものがありますが、まだキャリア1戦ですから
こういったことがあっても不思議ではありません。
それでも8着ですから、能力はいいものがあることはわかりました。
唯一の心配なことが、出遅れががクセになること。
賞金的にトライアルの前に条件戦を使うようであれば、
そこでの走りに注目です。

結果を見れば中団より前の馬で決まる行った行ったのレースでした。
この結果を鵜呑みにすることは難しいですが、中団から後方の馬は
もう少し積極的に動いていかないと、今の阪神で入りがあのペース
ならば、なかなか届くことは難しいでしょう。

来年の桜花賞では、この着順が大きくかわっていても不思議では
ない・・・そんなレースに思えました。

この日記へのコメント

馬券王くるわ 馬券王くるわ|2014年12月16日 23:44 ナイス! (1)

qazさん こんばんわ
先週は残念でした。

しかし阪神JFの結果は、たまたまというか
今回はあの結果になった・・・程度に考えています。

コートシャルマンにしても、ダノングラシアスにしても
これで力負けとは思えません。

もう少し積極的にいけば、結果はもう少し違ったのではと
考えているからです。

正直 能力が違うな?と思えたのは、レッツゴードンキくらいで
あとの馬は、次ぎ走れば違った結果となりそうだと思っています。

ロカに関しては、キャリア1戦馬ですから、あまり多くを期待するのは
少しかわいそうな気がします。

だいたい 凄い脚を見せる馬っていうのは、気性がまともな馬なほぼいない訳で、
気性が極端に悪いかもしくは臆病だからこそ、仕掛けると凄い反応を示すものです。

ただ これで出遅れがクセにならなければいいのですがねえ。

qazさんに今週の狙い目を見透かされました(><)
ナヴィオンで勝負しようかと、今週の追い切りに注目しています。

父ハーツに、母父ラストタイクーンですから、阪神のマイル戦は
ベストな条件とも思えます。まあ この馬も気性的に面倒な馬ですが・・・

qaz|2014年12月16日 21:43 ナイス! (1)

くるわさんこんばんは。


レースは何度も見返しました。

ショウナンアデラに関して、蛯名騎手は「一度こういう競馬をしてみたかった」とコメントしています。
私は少し懐疑的に見ています。

16番枠からESP(通称エビナスペシャル=出遅れのことw)を発動してしまい、
後ろからの競馬を余儀なくされたという見方がより真実に近いのではないか考えています。

そもそも好位抜け出しで結果を出してきたにも関わらず、本番で(人気もそこそこ背負っているのに)
一か八かの勝負をする必要があったのかと思いますし、今回は結果オーライでも違った結果だったならば
「出遅れていつもの位置取りが取れなかったのが全て。枠も辛かった」などとコメントする気が
します。

16番から好位を取りに行く競馬をすることで、苦しい展開になるだろうと読んだことで
(外枠から馬群の外目を回されるので)私は軽視してしまいました。

関東馬で実績を出していた馬が揃って栗東に滞在していた馬だったので、初めての長距離輸送は未知数。
右回りも未知数という見立てでした。

よもやあのような末脚が繰り出せるとは想像できませんでした。
新馬戦で速い上りを使っていますが、超高速馬場におけるSペースからのヨーイドンの
競馬でしたので、底力の証明になるとは評価できませんでした。
※同Rを勝ったナヴィオンのフューチュリティSでの人気に拍車をかけるかも知れませんネ。


上位3頭は底力を備えていることを証明したRになったように思います。
タイムはともかくタフさがある程度求めらる競馬で楽なRではなかったです。


18番枠から好位を取る競馬で見せ場充分のムーンエクスプレスは次走以降も注目して
おきたい一頭です。苦しいローテ、最悪の枠順からの競馬でしたのでフロック視禁物です。


本命のコートシャルマンは、(現状)底力不足を露呈した格好。
絶好位からの競馬で伸びなかった点は案外でした。
普段血統は極力排除して、その馬の走りそのものに見どころがあるかどうかを
判断しているのに、兄がゼニ馬のストロングリターンだったこともあって
勝手に底力を脳内補完してしまいました。

りんどう賞で接戦したダノングラシアスも惨敗しましたので、上位馬とは
今のところ差があったことを認めねばならないというところでしょうか。

マイル以上を勝ってきた馬を狙うセオリーを曲げて本命を打ったことを
大いに反省したいと思います。


ロカに関しては、コロシアムに記載した通り懸念が噴出した格好でした。
和田騎手がお手馬にできるかどうか微妙な情勢に・・・















関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記