覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター・英の 東京大賞典 ・2022+G1後半戦の総括

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地方の交流重賞G1は、コラム書いてきてなかったのですが、年末ですし、今年後半のG1の回顧も含めて、予想していきたいと思います。時間の無いかたは、後半の東京大賞典の話からどうぞ。

まずは今年のG1後半戦の総括から。

スプリンターズS 本命メイケーエール 1番人気14着 能力あるが気性難しい馬なので、まあこういうこともあるかなあという惨敗でした。

秋華賞 本命アートハウス 4番人気5着 中内田厩舎らしく前哨戦のトライアル勝ち、本番で調子下げてという、よくあるパターンでした。

菊花賞 本命ガイアフォース 1番人気8着 最内枠を生かすどころか、悪い方に悪い方に働いてしまいましたが、立て直して巻き返してくると思います。

天皇賞(秋) 本命イクイノックス 1番人気1着 2着3着が7番人気4番人気だったのもあり、がっつり稼がしていただきました。その後の有馬記念も圧勝したように能力高く、勝つと思ってました。

エリザベス女王杯 本命ピンハイ 6番人気9着 川田騎手は正直今秋あまり乗れてない印象で、気性幼いというコメントはその前から出ていたが、能力自体はあり、巻き返してきておかしくない馬。ちょっと本命は狙いすぎたか。

マイルCS 本命セリフォス 6番人気1着 今年一番うまくいったレースでした。Dレーン騎手の騎乗も良かったが能力過小評価されてたし、2着8番人気(3着は2番人気)だったのもあり14万馬券をがっつり持ってたので、良かったです。安田記念は結構いい馬券ゲット多いながらもマイルCSはいまいちなことがこれまでは多かったのですが、阪神開催だけに安田記念とのリンク強かったのも良かったのかもしれません。

ジャンパンカップ 本命ダノンベルーガ 2番人気5着 これまた川田騎手のがっかり騎乗でしたが、勝ったヴェラアズールはムーア騎手の鋭い差しでした。有馬記念ダメだったようにあれぐらい荒っぽい騎手でないとスイッチ入らないのがエイシンフラッシュ産駒なのかもしれません。

チャンピオンズC 本命テーオーケインズ 1番人気4着 直線よれたように状態本物でなかったか。前述のJCのヴェラアズールが芝路線使いだしての快進撃の逆パターンでダート使いだしての快進撃パターンだった。友道厩舎は芝中長距離で圧倒的な厩舎ですが、ダート転向しても大一番にあわせてくるんですね・・。

阪神JF 本命ウンブライル3番人気15着 距離延長よくなかった感じの惨敗で、ノーザンFの使いわけで、やれるかなあと思ったが、変なローテを組まされているようにエースではなかった。

朝日杯FS 本命ドルチェモア 1番人気1着 2着3着が2番人気3番人気と嫌がらせみたいな堅い決着でしたが、当たらないよりはいいとしましょう。

有馬記念 本命イクイノックス 1番人気1着 これは、まあ勝つと思ってましたが、ユーチューバーで1010万円の単勝買いとか、正直やめてほしいです。だいぶオッズ下がっちゃったし。3着がイマイチかみあわず、稼げず・・。

ホープフルS:三連単246万馬券となったように難しかったですね。本命ミッキーカプチーノはなぜか一番人気になっちゃったうえに、四角手前から手ごたえ悪く、ありゃダメだ、という走り(5着)。コラムで穴で一番手に推奨したドゥラエレーデが接戦を制して勝っちゃいましたが、血統的な背景ではG1馬となって全然驚かないのですが、いきなりここで頭まで来るのはすごいですね血の力は。トップナイフは横山典騎手の絶妙逃げでした。3着キングズレインはノーザンFでルメール騎手を準備してきたように妥当な結果では。

今秋は、勝率は良くないが稼ぎは良くて、まあまあなのかなあという結果でした。何よりマイルCSで大爆発できたのが大きいと思います。ボーナス自力ゲットもクリスマスもルメールサンタが来るも3着薄くしか持っておらず失敗など、嚙み合いませんでしたが、最後の東京大賞典で自力ボーナスをゲットしたいものです。

それでは東京大賞典の話へ。暮れの大一番で毎年好メンバーが揃ってきましたが、今年はあれれ?というくらい層が薄い。相対的にメイショウハリオが帝王賞馬だしマーチS勝ちもあり古馬の最有力で、JDD馬の3歳ノットゥルノが挑む構図か。ただノットゥルノはJDDも4番人気なところを武豊が上手く勝たせた感じで、その後は古馬とやって日本テレビ盃7着、チャンピオンズC8着と古馬の壁に当たっている感じで人気ほどではない感じ。ヒモ荒れ期待のレースでは。

<全頭診断>
1番人気想定 メイショウハリオ:3月にマーチSを勝ち、6月に帝王賞を勝った。ただ11月の始動戦のJBCクラシックで3番人気5着と冴えない結果。今年は例年と違い相手がかなり弱いので帝王賞勝ち馬として、1着に一番近いのでは。

2番人気想定 ノットゥルノ:JDD勝ちの3歳馬だが今秋は日本テレビ盃4番人気7着、ちゃんぴおんずC5番人気8着と古馬との対戦ではイマイチな状況。ヒモにはありだが、人気通りの2番手かというと、ちょっと違うのでは。

3番人気想定 ウシュバテソーロ:オルフェーヴル×キンカメの配合で鋭い末脚もってて、ここ2戦はリステッド競走とオープン特別連勝してきた。重賞実績まだ無いが、今年は層が薄いのでヒモには最重要な馬では。

4番人気想定 ショウナンナデシコ:牝馬の交流重賞路線のチャンピオンだったが、ここ3戦は1番人気での3着つづきで、早めにまくられたりと展開向かなかったにしろ、最後の直線での闘争心が衰えてきており、ヒモには加えるが、凡走の可能性高そうな馬。

5番人気想定 サンライズホープ:追い込み馬であてにならない感じはあるが、前々走のみやこSは11番人気で勝ったが、つづくチャンピオンズCも11番人気6着と好走した。ここ2戦は出遅れたりで後方からになっているが、元々先行していた馬で、ポンと出れば、今回のメンバーでは馬券になるのでは。

6番人気想定 カジノフォンテン:昨年は川崎記念やかしわ記念を勝ったり、交流重賞で大活躍だったが、ゆるやかに衰えてきている感じの6歳の年末で、要らない。

7番人気想定 ライトウォーリア:中央ではオープン特別勝ちで頭打ちになっていたが、地方の水があうのかこの2戦は連勝していて前走勝島王冠も勝ち、ヒモとして期待。

8番人気想定 レッドガラン:中山金杯や新潟大賞典勝ちのある芝での重賞勝ち馬で前走の初ダートだったチャンピオンズCは11着ながらも1.0秒しか負けておらず、ヒモ穴にはいいのでは。

9番人気想定 アトミックフォース:中央から地方に転出しての初戦落すものの、その後は5連勝しての参戦。ワークフォース産駒だけにスピード・瞬発力不足なのに中央時代は全て芝を使ってたがダート使うようになっての覚醒ともいえ、ヒモ穴でいいのでは。

10番人気以下想定
ラッキードリーム:地方で4連勝中(川崎1勝、園田で3連勝)だが、レースレベル低く、結果を鵜呑みにはできなさそう。

ゴールドホイヤー:前走の勝島王冠で10着に敗れたように、力足りない。

リンゾウチャネル:大井競馬場での重賞勝ち馬であるし近走も毎度馬券になっているようによく頑張っている。ピークだった3年前は門別競馬場で北海優駿や王冠賞含む7連勝したり無双状態だったが、南関東に移ってから、それなりに頑張っているが2着3着多い。今回のように強い相手だと、さすがに厳しいのでは。

ミヤギザオウ:前走勝島王冠は3番人気とそれなりの人気だったが9着と凡走、うまく先行できても能力的に厳しいのでは。

ドスハーツ:数少ないウインバリアシオン産駒だが、中央ではオープンに上がるも通用せず、南関東へ転出。ここ2走は2着2着と頑張っているが、格段に相手強くなって、後方になりやすい馬だけに厳しい。

<まとめ>
有力:メイショウハリオ

ヒモに:ウシュバテソーロ、ノットゥルノ、サンライズホープ、ライトウォーリア

穴で:レッドガラン、アトミックフォース

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