天皇賞（春）回顧

河内一秀さんの競馬日記

天皇賞（春）回顧

2010年5月28日 3:04 公開

１着▲ジャガーメイル

以前から潜在能力の高さは垣間見せてはいたが、重賞初勝利が天皇賞（春）制覇という快挙を成し遂げた。マイネルキッツのロングスパートを追走する形で持ち前の持続力を存分に発揮し、最後はねじ伏せる。こういう競馬が出来るのであれば、今後も舞台を選ばずに安定して能力を発揮できるはず。

２着○マイネルキッツ

昨年は、前半の後方待機から流れに任せて、気がつけば先頭に立っていたという競馬であったが、今年は積極的な先行策から自力でロングスパート合戦に持ち込み、最後はジャガーメイルに屈して２連覇は逃したものの、３着以下を５馬身も引き離しての２着で昨年の勝利がフロックではなかったことを証明して見せた。ここ数走とは見違えるような先行力を見せて、持ち前の持続力を存分に発揮したが、今後の課題は小回りコースでの立ち回り方になるだろう。日経賞では結果を残しているが、どうしても前崩れ待ちになりがちなので、宝塚記念では思い切った競馬を期待したい。

３着…メイショウドンタク

万葉ステークスでトウカイトリックと0.2秒差の競馬をしていることを考えれば、ある程度の結果は想定できるが、３着に食い込めたのは上位２頭とそれ以下との能力差が思いの外大きかったことと、後方での不利の影響は見過ごせないだろう。ただ、長距離戦での先行力とスタミナは、以前から証明済みなので、今後も長距離戦では一定の警戒が必要だろう。

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この日記へのコメント

リクト｜2010年6月10日 22:50

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河内一秀さんこんばんは
いつもわれわれに馬の見方を教えていただき感謝しています。
ちょっと気が早いですが。
「１位と約１万５０００票差の第２位に昨年の覇者ドリームジャーニー（牡６歳、栗東・池江泰寿厩舎）」という記事がでていまして、ジャガー、キッツとともに
楽しみになった気がしています。自分としてはけっこう差がついてかえって
良かったと。
では失礼します。