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【園田・兵庫チャンピオンシップ2024】地方競馬重賞展望 園田2度目のイーグルノワールが2つ目のタイトル獲得なるか

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【園田・兵庫チャンピオンシップ2024】地方競馬重賞展望 園田2度目のイーグルノワールが2つ目のタイトル獲得なるか


兵庫チャンピオンシップ・レース概要】
以前はアングロアラブのみでレースを行なっていた兵庫県競馬(園田・姫路)で、サラブレッドによるレースが行われるようになったのは1999年。その翌年の2000年に創設された、3歳馬によるダートグレード競走。創設された当時は園田競馬場のダート1870m戦だったが、今年から1400m戦に距離が短縮される。
JRA所属馬の出走枠は5頭。地方所属馬では、菊水賞の勝ち馬に優先出走権が付与されている。格付けは昨年までと同様、Jpn2となっている。

兵庫チャンピオンシップ・検討のポイント】
地力に勝るJRA勢の中でも、昨年の兵庫ジュニアグランプリを制したイーグルノワールが一歩リードか。地方所属馬の中にもこの距離では侮れない馬もいて、波乱を演出する存在が出現する可能性がある。

兵庫チャンピオンシップ・出走馬概要】
イーグルノワール
前述した兵庫ジュニアグランプリ優勝後は、川崎の全日本2歳優駿で2着に入っている。当時の勝ち馬フォーエバーヤングがその後、サウジダービー、UAEダービーを連勝して、ケンタッキーダービーに挑戦することから考えても、この2着は高く評価できる。
年明けの前走、大井・雲取賞で4着に敗れたが、1800mという距離が敗因の可能性が高く、1400m戦に距離短縮となる今回は、改めて中心視すべきだろう。落馬負傷の松山弘平騎手に代わり、武豊騎手が手綱を取る。

エートラックス
この馬も前走は松山弘平騎手が手綱を取っていた。同騎手に代わり、手綱を取るのは「マジックマン」ことJ.モレイラ騎手。世界的名手が園田でどんな騎乗を見せるのか、注目を集めそうだ。馬も1勝クラス、オープンと連勝中で、勢いならイーグルノワールより上だろう。

リケアサブル
迎え撃つ地方勢も、鞍上に注目したい。高知競馬所属馬だが、2月の姫路・兵庫ユースカップ優勝時は吉原寛人騎手が、3月の園田・ネクストスター西日本優勝時はJRA所属の小牧太騎手がそれぞれ手綱を取った。小牧太騎手はこの勝利直後に兵庫へ復帰する意向を表明して話題となっている。
今回は再び吉原寛人騎手が騎乗する。地方競馬を代表する名手が、武豊騎手やJ.モレイラ騎手を相手にどんなレースぶりを見せるのか、非常に興味深い。

この他、JRAからはチカッパ、エコロガイア、モズミギカタアガリが参戦。いずれも馬券圏内が期待できる地力の持ち主である。地方所属馬でも、川崎・ネクストスター東日本を制した船橋のギガースも1400m戦ならJRA勢と互角以上の戦いを見込める実力がある。JRA所属馬、地方所属馬のどちらも素質馬が揃っており、混戦模様と考えたほうが良さそうだ。

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