地方競馬ニュース

イグナイターが兵庫サラブレッド史上初のNAR年度代表馬に

 0   0   287
シェアする  x facebook LINEで送る
イグナイターが兵庫サラブレッド史上初のNAR年度代表馬に

地方競馬全国協会(NAR)は17日、『NARグランプリ2022』の表彰馬、表彰者を発表した。年度代表馬には交流重賞2勝を含む重賞3勝を挙げたイグナイター(牡4=兵庫・新子雅司厩舎、年齢は対象年度の表記)が全会一致で選ばれた。表彰式は2月16日に都内で関係者のみで実施される予定。

〝園田のニュースター〟が兵庫競馬史に金字塔を打ち立てた。4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬に選出されたイグナイターが、地方競馬の年度代表馬を受賞。優秀馬選定委員会の出席委員15人〝満票〟での選出に、管理する新子雅司師は喜びを隠せなかった。

「この度は栄誉ある賞に選んでいただきありがとうございます。ひとえに、オーナー、厩舎スタッフをはじめ関係者の皆さま、ファンの皆さまに支えていただいたおかげと思います」

兵庫では1996年にアラブのケイエスヨシゼンが選出されて以来26年ぶり2頭目だが、サラブレッドでは初の栄冠だ。JRA1勝、南関を経て、2021年夏に兵庫へ移籍。年末までに重賞1勝を含む6戦4勝と素質を開花させると、22年は怒濤(どとう)の進撃をみせた。1月に重賞・黒潮スプリンターズC(高知)を勝つと、3月の黒船賞(高知)、5月のかきつばた記念(名古屋)とJRAの強豪を相手に交流重賞を連勝。秋は南部杯(盛岡、5番人気4着)、JBCスプリント(盛岡、6番人気5着)とJPNⅠで掲示板をにぎわせるなど、ダート一線級での力走が評価されての受賞となった。

主戦の田中学騎手は「うれしいです。イグナイターとともに黒船賞、かきつばた記念を勝利し、南部杯JBCスプリントに挑戦することができて、とても充実した一年でした」と振り返った。父は8歳で南部杯JBCスプリントを連勝するなど、長きにわたって砂王として君臨したエスポワールシチー。〝点火装置〟を意味する名前の通り、イグナイターの蹄跡は5歳を迎えてさらに輝きを増すに違いない。

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

最新注目レース

1位05/21 浦和 ’24武蔵国(むさしのくに)オープン4上
2位05/21 浦和 初夏(しょか)特別C1選抜馬イ
3位05/20 浦和 早苗月(さなえづき)特別B2二
4位05/22 浦和 プラチナカップ
5位05/21 浦和 ツインメイト特別3歳選抜牝馬
6位05/20 名古屋 羽豆岬(はずみさき)特別C1特別
7位05/21 浦和 C3六七
8位05/20 浦和 月見草(つきみそう)特別C1選抜馬ア
9位05/21 浦和 ラベンダー特別C2二
10位05/21 浦和 水芭蕉(みずばしょう)特別B2三B3一

最新注目競走馬

1位アルラ
2位マテリアルガール
3位ショットメーカー
4位ヴィゴーレ
5位コパノジャッキー
6位ディアセオリー
7位アマネラクーン
8位スマートセラヴィー
9位マンガン
10位ジャスティン

最新注目騎手

1位笹川翼大井
2位野畑凌川崎
3位森泰斗船橋
4位矢野貴之大井
5位和田譲治大井
6位千野稜真浦和
7位七夕裕次郎浦和
8位秋元耕成浦和
9位内田利雄浦和
10位宮下瞳愛知

最新注目調教師

1位小久保智浦和
2位小林真治浦和
3位菅原欣也金沢
4位塚田隆男愛知
5位金田一昌金沢
6位長谷川忍浦和
7位箕輪武浦和
8位佐藤敏彦岩手
9位伊藤和忍岩手
10位藤ケ崎一人愛知