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●カペラステークス●
カペラステークスって、ダート短距離馬にとってはこの時期の貴重な高額賞金の目標レースなのかも?
特に『地方馬』で『兵庫ゴールドトロフィー(1400m)でも長過ぎる、生粋のスプリンター』にとっては、1400mじゃなくて本物のスプリントで、高額賞金のこの中央重賞は最大級のレースの一つなのかも。
そんなカペラステークスに南関から4頭遠征。
真島、笹川、左海、早田は、他にも2、3鞍騎乗予定(当日は笠松の佐藤もかなり騎乗数が多そう)で、中山はプチ南関デー?
笹川なんか若くて勢いあるし、真島も馬の力通りにはやるから、どっかで馬券にならないかな。
中央自体、買わないけど。
スポーツ観戦として心情のみ応援。
プロ野球のオールスター的な楽しみ。
とはいえ、いくら魅力的な目標レースでも、地方で負けない馬でも(それほど抜きん出たメンツでもないけど…)、ここで馬券になることは、まあ、まず無いだろう。
あんまり真剣に予想したわけでもないので、『消し』と決めたわけでもないけど。
残念だけど、応援するのとお金を捨てるのは違うので、今のところ中央は完全に守備範囲外の私にとっては、彼らの馬券に特別に食指が動くということはない。
勝ってほしいけど。
フジノウェーブ級じゃないと無理だろうな。
そして、今回の遠征馬達はフジノウェーブ級ではないな。
じゃあ買えないな。
レース自体も、どの馬が来るのかよくわからないし、見。
でも馬券的に言えば、中央場で中央馬と地方馬の上級条件馬の比較ができるという意味では、特に地方勢の中山・重賞での走りは、今後の地方の交流重賞での中央馬との差を推理する上で大いに参考になりそうなので、必見ではある。
●阪神JF? 香港?●
中央馬は正直、よく分からない。
応援できる程度に知ってはいるけど、馬券を買えるほどには特徴をつかめていない。
大井の千二のA級戦で、ルックスザットキルが直線で先行集団から抜け出してくるイメージはできるけど、レッドファルクスとかビッグアーサーとかが香港で(国内でも)どういう位置取りで運んで、どこで仕掛けるかなんて、全然イメージが湧かない。
というか中央のレースの流れも全然わからない。
『先行力』を基準に、各馬の位置取りも作戦も展開もゴール寸前の隊形まで、読める(外れることもあるけど)地方競馬と(個人的には大井以外も地方は全てかなり見てるので)、それに慣れている目には『有力馬なのに半分過ぎても後方のまま?? 理解不能』と感じてしまう中央の競馬は異質過ぎて、当たる当たらない以前に予想ができない。
いくら直線が長いにしても、後方から直線で仕掛けるとか、そういうのが割と普通に勝ち負けしているのは、ちょっと、脳内コンピューターがシミュレーションしてくれない。
3コーナーに入る前後で、結果がほぼわかるのが地方競馬で。
(今有料で出してるのは、自分の想像ではなく数値による機械的な予想なので、私自身の展開予想とは関係なく当たりますが。単純に一人の地方競馬好きとしては)やっぱり中央のレースは理解不能。
単純に中央はレースを全然見てないし、研究不足でもあるけど。
でも香港とか、馬もコースも分からないのに、レース展開を想像できるものなのだろうか?
海外競馬って、興味本位という一定の需要はあっても、そのうち『ファウンド? ハイランドリール? ムーアはわかるにしてもヘファナン? シャンティイ競馬場・2400mでガリレオ産駒が上位に来た? …知るか! バカバカしい』ってなるのが普通じゃなかろうか。
『さっぱりわからない、展開もイメージできないけど、強くて有名な馬が多くて面白そうだから買おうか』なんていう、昼行灯みたいな人がどれだけいるのか。
年一回なら十分あるにしても。
有馬記念の売上が他のGⅠより増えるのは、そういう雰囲気だけで馬券を買う人が多いからだろうし。
ただ、それを何回も何十回も続けるというのは、感覚的にほぼあり得ない。
いくら海外の大レースでも頻繁にやってたら、雰囲気だけで買う人なんて、すぐいなくなるだろう。
ジャパンカップの売上でさえ、他のGⅠ並みでしかないのに。
仮に来年、ドバイターフにリアルスティール(と、その他多数の経歴不詳の海外馬)が出たとしても、そんなレースの馬券を買いたいとは全く思わない。
知らない馬が勝っても『ふーん…』としか反応しようがないし。
日本人メジャーリーガーの成績みたいに、ニュースで海外競馬の結果を見て、勝ったら喜べれば十分。
もし売ってたら、ヴィクトワールピサとトランセンドの馬複は日本馬応援BOXでソコソコ高配当が獲れたかもしれないけど。
その代わり、スマートファルコンにぶち込んで大敗してるだろう。
その他、毎年色んな海外レースに日本馬が遠征して、負けることもあるから、その度に応援馬券を外してたら応援どころじゃなくなるし。
かといって全然知らない馬の馬券なんか(うま味があるかどうかも分からないのに)買いたいとは思わないし。
ガチで海外競馬を研究してる人にはいいけど、99%の人は海外競馬は買わなくなるだろう。
凱旋門賞を1回買えば、もう十分。
●雑感●
大井の予想提供をしていないと、有り余る競馬への興味も消化不良になって、誰に宛ててでもなく、こうしてダラダラする。
その分、普通にラップ理論とか馬場分析とかローテーション理論とか、勉強すべきことはいくらでもあるけど、そんなに真面目に正攻法を実行できる人間なら、そもそもギャンブルなんかやってません、ということになるわけで。
いくらツールで予想するといっても、IT自体の専門知識に乏しい人間の自作なので、アナログ的なコピー&ペースト!…で、データを投入する作業と買い目を算出する作業で、開催日は一日に小一時間かかるし。
さらにもっと重要なレース結果の分析作業、予想のシステム自体が自分のアイデアなのでそれ自体も自分で考えて練り直したり、現実の結果をシステムに反映するためのツールの改修作業、等々。
時間を忘れ。
成果が出るかどうかも分からないけど、そんなことも完全に忘れて。
没頭して。
外れて。
対処法を考えるのに没頭して。
アイデアは無数に浮かんで、それをツールに組み込むのにまた没頭して。
そうやってPDCAを回し続けて、いつの間にか、本当に穴馬券がよく獲れるようになっていた。
そんな、競馬で勝つという道の途中。
中央も、いつかきっと攻略できる気がする。
(逆に大井以外の地方は、荒れ目を狙うやり方が合わずツールとの相性がイマイチで、今のところ白旗。勘が当たって、馬券組みを思い切り本線寄りに絞れば勝てるときもあるけど、今のところは普通の競馬ファンと同じレベル)
でも海外競馬で勝てるようになる日は来ないかもしれない(というか、挑戦する予定も今のところ無く)。
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