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ドバイ帰りのホッコータルマエ
断然1番人気に応えられるか?
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上半期の砂の王者決定戦となる帝王賞。日本のダート王者として長らく“鎮座”しているのがホッコータルマエ。“君臨”と表現するのは、どんどん強くなっていったスマートファルコンとの対比で相応しくないので、あえて鎮座と表現しましたが、少なからずとも安定感を含めて現役ナンバー1のダートホースであることは確か。今回で断然の1番人気に支持されるのも頷けるでしょう。
しかし、そのホッコータルマエは、今回がドバイ帰りの一戦となります。先週のユニコーンSにもドバイ帰りのゴールデンバローズとタップザットが出走していました。結果はご存知のように、ゴールデンバローズが0.8秒差の4着、タップザットは1.9秒差の13着でした。
ユニコーンSのゴールデンバローズは、外枠から前の位置を狙って積極的に動いていったものの、「こりゃ、ペースが速い」と騎手がブレーキかけたら折り合いを欠いてしまう、ややもったいない競馬でした。しかし、勝ったノンコを初めとする上位馬が成長力を見せた一戦でもあり、ゴールデンバローズ自身もそんなに悪いレースをしていません。少なからずとも前走UAEダービー3着以上の走りを見せることができました。
それに対してタップザットは、スタートでダッシュもつかずに後方のままという、全く見せ場のない凡退。UAEダービーではゴールデンバローズのハナを奪うスピードを見せ、ゴールデンバローズとは0.4秒差の5着と大健闘したのに、まるで別馬のような敗戦劇でした。
さて、この2頭の差は何か? ユニコーンSの『見所』でも綴ったように、前走のドバイで走ったか、走らないか? メイチで挑んだか、挑まないかでしょう。さて、ホッコータルマエは、ドバイで走ったのか? メイダン競馬場はオールウェザーから再びダートに戻され、オールウェザー時代に頂点に立ったアフリカンストーリーは6着に敗れ、再び米国勢が盛り返してきました。当然、ホッコータルマエ自身も昨年以上の着順、着差です。このジャッジが馬券の要となるでしょう。
http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?race_id=2015062420050311&user_id=3100000007&r
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