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今年の3歳牝馬路線は、阪神JFをリバティアイランドが勝った時点で既に序列が決まった感はありましたけど、桜花賞もリバティアイランドがその強烈な末脚を披露してオークスの主役の座をガッチリと確保しました。
もちろんリバティアイランドが現女王であることに異論はありません。
ただ一つ、引っ掛かるのは「桜花賞の勝ち方が鮮やかすぎた」こと。
あの桜花賞の勝ちっぷりを見た瞬間に、ツイッターでは「まるでハープスター」というコメントで溢れていました。
リバティアイランドの鞍上がハープスターと同じ川田騎手で、確かにその再現と思えるような勝ち方でしたからファンがそう思うのも無理はない。
でもね、桜花賞の直線一気というのはハープスターだけじゃない。
ハープスター以上に凄い実績を残したブエナビスタもアーモンドアイもやってのけているんですよ。
少なくともブエナビスタは同じ勝負服なので、「同じ川田騎手」でハープスターが印象づけられるのなら、「まるでブエナビスタ」というコメントもあっていいと思うのですよ。
まあアーモンドアイは脚質的に追い込みというわけではなかったので、桜花賞の直線一気は意外と印象にないかもしれませんが、ブエナビスタはハープスターの厩舎の先輩であって、むしろハープスターの戦法はブエナビスタを踏襲したと言ってもいいくらい。
じゃあこれらの大先輩のオークスはどうだったの?というと
アーモンドアイは大楽勝でしたが
ブエナビスタは二冠を達成したものの先に抜け出したをゴール前でわずかに差し切っただけの辛勝。
そしてハープスターはヌーヴォレコルトに敗れて2着でした。
結果的にハープスターのGⅠ勝ちは桜花賞だけだったので、それで一世一代の末脚というイメージも加わったのかもしれませんけど、とにもかくにもリバティアイランドの勝ち方をハープスターに重ね合わせる人が多かったという事実を思うと、思考停止で「リバティアイランド1着固定の相手探し」というのはちょっと危険ではないかと思うのですね。
少なくとも「リバティアイランド1着固定の馬券」というのはハラハラする可能性が高い上に、オッズも見合わない可能性が限りなく高い。
もちろんリバティアイランドをノーマークにはできませんよ。印としては▲以下には落とせませんから。
要するにリバティアイランドは〇なんですな。
リバティアイランドに勝つ可能性のある馬を探す。これが今年のオークスのスタート地点です。
◎⑨コナコースト
〇⑤リバティアイランド
▲⑫ハーパー
☆⑮エミュー
△⑯ドゥアイズ
◎は⑨コナコースト。
シンプルに桜花賞2着を評価しました。
レーンも、2倍を切るようなオッズじゃなければ東京でも買える。
▲⑫ハーパーは友道厩舎の牝馬だから◎ではなく▲。
あとはミルコに手が戻る⑮エミューと大崩れのない⑯ドゥアイズは買っておきたい。
やはり馬券的には◎→〇と1、2着固定の3連単と◎から▲以下へのワイドは少なくとも買っておきたい。
もっと手を広げるかは、オークスまでの馬券次第w
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