藤沢雄二さんの競馬日記

ウマニティPOG 今シーズンのラインナップ②

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というわけで獲得できた馬について。

◆エアグルーヴの2013
まずは何を差し置いてもエアグルーヴの2013。
ウマニティPOG的には10億PPを突っ込んだ理由を書かないといけないでしょう。

前回のエントリーで書いたように、1頭=1人のルールで誰にも渡したくなかったというのが根底にはあるのですけど、値踏みで10億PPというのは最初から決めていました。まさか前年のPPを繰り越せるとは思っていなかったので、今シーズンのPPをゴールドで買う気ではいたのですけど、繰り越せるということだったのでそこに迷いはありませんでした。
ただ、これだけ突っ込んだからといっても別に戦力としては考えておりません。
ドゥラメンテが結果を残したことでエアグルーヴの系統でも3歳春に重賞に手が届くことは証明できたのですけど、個人的にエアグルーヴの2013に望むのは秋の天皇賞での母子制覇。

POG関係ないやんけ~!
という声が飛んできそうですけど、真面目な話、自分の希望はそれ。
あくまでも10億PPというのは“広告宣伝費”という感覚で、最悪、期間内未出走でもこの馬に関しては構わないと考えています。
なので、戦略的には『エアグルーヴの2013以外の19頭でみんな頑張れ』w

今をもって尚、馬主さんのクレジットがないので何か箝口令でも敷かれているのかどうかはわかりません。なんとなく吉田和美さん名義になるとは思うのですけど、東スポの連載で角居調教師が意欲を見せていたのでその点には期待しております。

◆アドマイヤマリンの2013
上で10億PPを突っ込んでいるだけに、残りのPP的に獲得できるディープインパクト産駒は1頭だろうなと考えていたので、3頭入札したディープインパクト産駒の中で「これだけは獲る」と狙いを定めたのがこの馬。

で、ハープスターとジェンティルドンナに共通するのが
『上が期待ほど活躍しなかった全兄弟』
だと思うのですね。
このパターンはリアルスティールにも当てはまるでしょう。とにかく全兄弟が弾けなかった直近の下狙い。ただ、いくら弾けなかったといっても未勝利ではダメで期間内1~2勝で燻ったタイプがベター。
だから今シーズンはリッスンの2013を狙い打ちしようと思っていたのにイギリスに行っちゃうんだもんな。

で、狙いを定めたのがこの馬。全兄のアドマイヤスターを指名していたこともあるのだけど、ダートの新馬戦を勝ったはいいけどその後がパッとしなかったのは傾向には合っているかと。あと上がダート寄りという点ではボレアス→マウントシャスタ・カミノタサハラのパターンがあるのでその点にも期待。

ちなみにこの理論が正しければ、巷で人気のポルトフォイユは兄が重賞2着2回+ダービー出走で、確かに期待ほどではないにしろそれなりに走ったと言えて理論的には美味しくはない。
もう1頭のプロディガルサンは、リアルスティールこそがこのパターンなのでポルトフォイユ以上に妙味がない。ただ、プロディガルサンは金子さんの馬だということでリアルスティール以上があり得そうだという話w

◆タックスシェルターの2013
最近、注目を集めだした千葉サラブレッドセールの取引額2位の馬というのが4年連続で重賞で馬券になっているようで、今年の取引額2位だったのがこの馬。
母系は概ね堅実だし、千葉サラブレッドセールと比較的相性のいい三田昌宏さんの馬というのが魅力。

◆ベルヴィアンリリーの2013
須貝厩舎のハーツクライ産駒をチェックしていて引っ掛かったのがこの馬。既にゴールデンウィーク中にゲート試験に合格してダービーの前後は放牧に出ていたのが盲点になったかな。

◆リッチダンサーの2013
とにかく崩れない母系で計算のできそうな1頭。
POG本には北海道デビューも、という話もあったみたいですけど、どうやら今はペースダウンしている模様。
ただ、藤沢和雄厩舎にしては上が中山で結果を残しているので、そこまで東京にこだわらないだろうという意味では、コンスタントに使ってくれそうで秋に間に合えば…という感じですね。

◆ムードインディゴの2013
音無厩舎×ノーザンファーム×キングカメハメハorディープインパクト産駒というのは毎日杯の狙いどころなので、そこに乗っかりそうなのを見越して指名。
情報があまり出てきていないのが難点だけど、そこは金子さんの馬だから…と思っております。
この馬も秋に間に合えば…ですね。

◆ステラプラドの2013
アイリッシュダンスが好きな自分は、ここ数年、アイリッシュダンスの娘になるオメガアイランドの仔を指名していたこともあって、自分のリストには“オメガ枠”なるものが存在するw
で、千葉サラブレッドセールでオメガの原さんが落札したことで急浮上したのがこの馬。母馬のステラプラドにはMy Bupers4×3という牝馬クロスがあるのだが、原さんの重賞勝ちって妙にハーツクライ関連というかアイリッシュダンス関連というか、そういう匂いがするんですよ。で、母馬の3代母のMy Bupersというのがアイリッシュダンスの祖母なんですね。非常にマニアックな牝馬クロスを持ったこの馬を原さんが落札したとあればこれは面白そうだと。名前にはオメガ冠がつかないようなので、多分、斎藤誠厩舎になるのかとは思いますが、いわゆる趣味枠的な観点での指名。

◆マルカフレンドリーの2013
リスト作成の段階で既にトレセンに入っている馬を調べていたところで引っ掛かったのがこの馬。
なにしろ社台ファーム産のサウスヴィグラス産駒というところに強烈な違和感を覚えたから。

それで書いたのがこのエントリー↓
http://umanity.jp/home/view_diary.php?id=00ce7e4a65&owner_id=c218baf74d

社台のオーナーズなら普通に考えたらこの血統なら地方競馬オーナーズだろうと。それが中央に入ってくるのだから、当然、採算は合うんだよね?という臆測のもとに指名。
だって南関東なら浦和の桜花賞ぐらいなんとかなりそうじゃない、この血統なら。で、もろもろ逆算して既に入厩してるということは、これは交流重賞のエーデルワイス賞を意識しているんじゃないかと踏んで指名してみた。
まあ明らかなダート路線向きは、特にドラフト制のPOGでは指名しにくいのだけど、昨シーズンのウマニティPOGで指名したボクノナオミがコンスタントに走ってくれたこともあって、その経験からチャレンジしてみました。

◆ミスアルダントの2013
ポルトフォイユがドラフトで人気している理由を考えてみたところ、ポルトドートウィユといいポルトフィーノといい、あの血統にあって6月から動ける点が魅力なんだと思い、じゃあその理由は?と考えたところクロフネにあるんじゃないかと。
クロフネ産駒で活躍したホエールキャプチャは函館デビューだったし、先のマイルCを勝ったクラリティスカイも中京デビューだった。なので早い時期から動けるクロフネ産駒はいいんじゃないかと思って指名したのがこの馬。

・6月14日 東京6R 5番人気8.2倍 11着(2.2秒差)
【採点:4.5】
今シーズンはレース評にサッカー風に採点を入れてみることにします。
出遅れたようには見えなかったのだけど、とにかく進まなかった。2ハロン過ぎたところで2秒くらい置かれての最後方なのでレースに全く参加できていません。あの『前向き』とかいう評価はなんだったのだろう?w
上がり3ハロンが36.3秒で、上位3頭とは差があったから普通にレースができていれば勝っていたということはないけど、もう少し格好のついたレースになっていたのでは?ぐらいには思うので、芝がダメとかその辺のジャッジをこの一戦だけで下すのは早計。とにかく「レースがわかっていなかった」ということに尽きるでしょう。
山元に放牧に出たようですけど、新潟辺りからレースを使いつつ成長してくれればいいですね。

◆モルガナイトの2013
ポルトフォイユを取れなかったことでサンデーレーシングの馬がいないことに気がついてリストアップしたのがこの馬。
血統的に大物感があるとは言い難いけど、ドラフトの段階で入厩近しということだったので、まあ軽い気持ちで指名w
できれば2つ勝って重賞戦線に乗っかってくれるといいな。


以上で1回目の入札で獲得した10頭の紹介が終わり。

次は2回目、3回目の入札で獲得した6頭について書きます。

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2015年6月21日 6:08 ナイス! (1)

>まねきねこのひげさん
おはようございます(^^)

そうですね、大なり小なり、指名する際にはそれなりに理由があります。
やはり考えてやった方が、その時は結果が出なくても先につながりますからね(^^;

まねきねこのひげ まねきねこのひげ|2015年6月20日 21:52 ナイス! (2)

今晩は!!

各馬の指名にきちんと理由があるんですね!!

自分ももう少し考えて指名すれば良かったと
少々反省しています!!

続きも楽しみにしています!!

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