スガダイ
奥野憲一
真田理
セイリュウ1号
みちのくキングは誰にも譲れない! 最終週を迎える夏の福島開催は、先週まで9勝の戸崎圭太騎手(43)=美浦・田島俊明厩舎=が首位を快走している。過去に夏の福島では2016、17、19、21、22年とすでに5度のリーディングを獲得。この数字は1990年以降では最多で、3年連続6度目の栄冠を目指す。「今年は出だしが今イチだったのでどうかと思ったんですが、暑い中でも馬が頑張ってくれて(勝ち星を)積み上げられています。毎年そこ(リーディング)は狙っていて取りたいところではあるので」と意欲満々だ。最終週は土曜9頭、日曜10頭に騎乗。「もまれ弱いのが課題だけど、能力でカバーして結果に結びつけたい」と語る土曜11R・TUF杯のキャリックアリードや、「いい切れ味を持っている。荒れてきた福島の馬場は合う」土曜10R・郡山特別のブーケファロスなど有力馬がずらりとそろった。先週の段階で2位の菅原明騎手に3勝差をつけて〝当確ムード〟も漂っているが、「いつも最後は接戦になりますから。今年はそれほど騎乗数も多くなかったので、体調は問題なくこられています。頑張ってしっかりと決めたいと思います」と全力投球を誓う。