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nigeプロの競馬予想｜マイルチャンピオンシップ G1 - 2023年11月19日京都11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 16 | ▲ | ナミュール | 17.3 | 牝4 | 56.0 | 藤岡康太 | スタートを決めればスムーズに走れる枠で |
| 2 | 1 | 1 | ◎ | ソウルラッシュ | 5.8 | 牡5 | 58.0 | J.モレイ | 京都替わりと馬場で条件向く |
| 3 | 3 | 5 | ジャスティンカフェ | 27.5 | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 | ||
| 4 | 4 | 7 | エルトンバローズ | 7.5 | 牡3 | 57.0 | 西村淳也 | ||
| 5 | 3 | 6 | × | ダノンザキッド | 24.9 | 牡5 | 58.0 | 北村友一 | ワンターン1600mの内枠は不気味 |
| 6 | 8 | 15 | イルーシヴパンサー | 102.8 | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 | ||
| 7 | 5 | 9 | ○ | シュネルマイスター | 2.5 | 牡5 | 58.0 | C.ルメー | 安定して自分の力を出せるので |
| 8 | 6 | 11 | △ | セリフォス | 3.2 | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 | 調整過程がいつもと違うので |
| 9 | 6 | 12 | レッドモンレーヴ | 28.5 | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | ||
| 10 | 2 | 4 | エエヤン | 49.8 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | ||
| 11 | 1 | 2 | ビーアストニッシド | 299.8 | 牡4 | 58.0 | 和田竜二 | ||
| 12 | 4 | 8 | ソーヴァリアント | 38.1 | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | ||
| 13 | 2 | 3 | ダノンスコーピオン | 191.8 | 牡4 | 58.0 | 団野大成 | ||
| 14 | 5 | 10 | マテンロウオリオン | 172.8 | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 | ||
| 15 | 7 | 14 | バスラットレオン | 177.8 | 牡5 | 58.0 | 鮫島克駿 | ||
| 16 | 7 | 13 | セルバーグ | 153.5 | 牡4 | 58.0 | 松山弘平 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 1 - 9 | 2,000円 |
| 1 - 16 4,440円 的中！ |
1,100円 | ||
| ３連単 | 1着ながし | 1 - 91116 | 各700円 |
| ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 1 - 91116 - 6 | 各200円 | |
| 1 - 6 - 91116 | 各100円 | ||
| 916 - 1 - 91116 | 各400円 | ||
| 916 - 1 - 6 | 各100円 | ||
| 合計 | 20通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 48,840円 | 38,840円 | 488% |
nigeのコメント
【全馬評価あり:】トップスピードの速さの重要度が下がる馬場なら期待大！
＜予想＞
◎：ソウルラッシュ
京都替わりと馬場で条件向く
○：シュネルマイスター
安定して自分の力を出せるので
▲：ナミュール
スタートを決めればスムーズに走れる枠で
△：セリフォス
調整過程がいつもと違うので
☆：ダノンザキッド
ワンターン1600mの内枠は不気味
＜展開＞
逃げたいのは、セルバーグ、バスラットレオン。この枠の並びならセルバーグが主張。続いてビーアストニッシド、エルトンバローズあたりが追走。ハイペースにはなりそうになく、やや遅め～平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ソウルラッシュ
前走の京成杯AHは、内枠から好スタートで外の出方を見ながら、好位内の4番手から追走。残り600mからじわっと位置を上げて、直線で少し外へ。そこからじわじわ前との差を縮めて差し切り勝ち。
G3なので勝って評価が上がるレースではないが、ハンデ59kgで長所の長くいい脚を見せて力を見せた。
この馬の長所は、トップスピードに乗ってからその脚を長く使える持続力。
1勝クラスから22年マイラーズCまで4連勝しているが、3戦が雨の影響のある馬場（やや重2戦、重1戦）で、上がり3Fは34.0～35.8秒。33秒台の上がりで勝ったのは、前走の京成杯AHが初めて（超高速馬場の影響あり）。少し上がりがかかって、持続力が活きる条件だと1着を取る期待値が上がる。
一方で弱点は、G1級のメンバーに入るとトップスピードの速さが少し劣るところ。
22年富士Sでは、33.5秒（上がり2位タイ）の脚でクビ差2着（1着セリフォス）。22年マイルCSでも、33.7秒（上がり6位）の脚で0.3秒差4着（1着セリフォス）。3走前のマイラーズCも、33.5秒（上がり7位）の脚で0.1秒差3着（1着シュネルマイスター）。
ベストではない速い上がりが求められるレースでも、僅差の走りをしていて能力の高さを見せている。でも、トップスピードの速さの差で勝ち切れていない。
特に東京の高速馬場だと着順に大きく影響している。安田記念では、22年13着、23年9着。直線の不利や出遅れがあったが、最速上がりが32秒台後半になるまで速い上がりが求められると厳しい戦いになる。
今回は、少し傷んできた京都の馬場になるのが魅力。
今週からCコースに替わるが、先週の開催を見ても馬場は少し傷んでいる。それに加えて、金曜に雨が降っている状況で土曜の開催が行われる。
想定する馬場状況なら、極端なスローペースにならなければ32秒台の速い上がりが求められることはない。前にいれば「33秒後半～34秒台前半」の上がりでも上位争いに加われるレースになると考えている。
想定する上がりのレースになれば、弱点であるトップスピードの速さの重要度が下がる。また、トップスピードの速さのある馬の長所を弱める効果もあるので、1着を取ることへのプラス材料になる。
枠は、極端な最内に入ったが、外枠より断然いい。
今週からCコースになるので、極端に内が伸びない馬場にはならないはず。内・外が差のない条件なら、内をロスなく立ち回った方が好走できる可能性は上がる。今年の安田記念のように出遅れたら終わるが、前走のようにいいスタートから好位～中団やや前を取れたら前を交わして、後ろから差されないレースができていい。
今年5歳で、馬場・枠もいい条件。近走はレース間隔を詰めたら結果が出ていないので、京成杯AH（9月10日）からレース間隔を空けて使うローテにして、鞍上をモレイラ騎手に替えてきた。G1を勝つならここしかないと感じるので本命で期待する。
対抗は、シュネルマイスター
前走の毎日王冠は、最内からスタートは出たが、他馬との出脚の差で後方3番手で追走。前のソングラインを見ながら直線へ。そこから進路がなくて、少し待って外に出せたのが残り200m。そこから1頭違う脚で伸びてきたが、間に合わずにハナ・ハナ差の3着。
ルメール騎手お得意の「強い馬の後ろにいたら自然と進路ができる（抜け出すのを追いかけてから外に出す）」乗り方をしたら、ソングラインが馬群に突っ込んで進路がなく、巻き添えを食らってしまった。12頭立てであそこまで詰まるかというレースで、運がなかった。
そんなレースでも、ラスト200mの脚は抜けて速かったので、地力の高さは見せた（最速上がりはアドマイヤハダルだが、シュネルマイスターは完全に脚を余している）。
今回は、ベスト条件のワンターン1600mに戻るのが魅力。
「国内・ワンターン・1600m」の条件では、今年も京都のマイラーズC1着、安田記念0.2秒差3着。高いレベルで安定している。過去にこの条件で崩れたのは、去年のマイルCSでの0.3秒差5着だけ。それでも、3着ソダシ・4着ソウルラッシュとタイム差なし（レース後に、軟らかい馬場で速い反応ができなかったことを敗因に挙げていた）。この条件だと不利を受けたりしなければ、大崩れするのは考えにくい。
課題は、位置取りの悪さと馬場状態。
若い頃と比べると出脚が鈍くなっていて、ほぼ後方馬群の中での追走になる。その位置からでも安定して上位争いに加われるトップスピードの速さと、その脚を維持する持続力がある。
でも、1着を取ることを考えると32秒台の上がりの脚が使える馬なので、時計の出る馬場で直線も長い東京1600mがベスト。傷んできている京都の馬場だと、前にいる馬に残られる可能性は上がる。
馬券圏内の可能性は一番高いと思うが、オッズより1着を取る可能性は低いと考えているので対抗まで。
単穴は、ナミュール
前走の富士Sは、スタートを出たがペースが流れていたので中団やや後ろから追走。3コーナーに入る前に最内に入れて、コーナーはロスなく走らせて直線へ。直線で馬群に突っ込んで、残り350mくらいで前に進路ができた。残り200mでは先頭で、そのまま押し切って勝利。
3歳時のチューリップ賞以来の勝利。さばきやすい12頭立てで、ペースも流れたのはあったが、時計はかなり優秀。2歳時から評価していた馬だが、スムーズに走って成長を感じる走りを見せた。
この馬に関しては、スムーズに走って力を出し切れるレースになるかが課題。
2走前の安田記念は、軽くあおったのはあったが外のレッドモンレーヴにぶつけられて、直線では内の馬が外に出してきた影響で挟まれる大きな不利。3走前のヴィクトリアマイルは、スタートを出て好位にいたが、外からソダシが内に入ってきた影響でクリノプレミアムとナムラクレアに思いっきり挟まれる不利。
後ろにいると不利を受けやすくなるのは自然だが、シンプルに「運」がない馬でもある。それを馬券を買う側も理解していることが、前走の1番人気に出ている。その人気に応えて、スムーズなら強い走りができることも証明した。
スムーズに走れることを考えると、大外に入ったのはプラスと考えている。
牡馬トップクラス相手のマイル戦になると、後方からだと間に合わない。外を走るロスはあるが、スタート直後に前に馬がいなくて、ある程度の位置を取りに行けるのはプラスになる。4走前の東京新聞杯では、8枠15番から3コーナー5番手で入って好走している。
若い時期は、出遅れから速い上がりを使う印象だったが、古馬になって周りが同じくらいの上がりを使う馬がいるので、長く脚を使う持続力の方が長所になっている。5番手とまでは言わないが中団くらいで直線に入れたら、長所を活かして上位争いに加われていい。
4番手は、セリフォス
前走の安田記念は、スタート直後は中団やや前の最内。ただ、逃げ馬の後ろのスペースが空いていたので、ペースが落ち着いたところで逃げ馬の後ろの5番手に上がって追走。直線で2番手から抜け出そうとしたジャックドールの後ろを追いかけて、脚が鈍った3番手のソダシの進路に出してしぶとく伸びるも差されて2着。
予想では、内枠に入ったので下げて外だと差し切るまでは厳しいと考えて押さえの5番手評価だった。まさか2列目最内で直線に入って、前で粘るレースをするとは思わなかった。
22年マイルCSと全く違う想定外のレース運びでの2着。逆に、総合力の高さを感じる内容だった。
順調ならもっと上の評価なのだが、夏負けの影響でぶっつけになったことが課題。
その影響を感じるのが、調整過程。いつもは1週前だけCWで一杯で、最終追い切りの馬なりがよくあるパターン。レース間隔が短かったり、仕上がっていると1週前が馬なりや強めになる。
それが今回は、1週前・2週前・3週前が全てCWで一杯。2ヶ月半ぶりだった安田記念でも、1週前だけCWで一杯だったので違いは明らか。遅れを取り戻そうとしている調整過程で、川田騎手の最終追い切り後の「間に合った」という言葉にも出ている。
間に合ったかも知れないが、順調さを欠いて普通でない調整過程になったことは間違いない。力を出し切れる状態なのかの不安があって、ここまでの評価。
5番手は、ダノンザキッド
前走の宝塚記念は、唯でさえ2200mで距離が長いのに、完全に差し・追い込み決着で展開不向き。1.4秒差13着は仕方ない結果。
今回は外枠なら消す予定だったが、不気味な枠に入ったので押さえに入れることにした。
この馬は器用さがない馬なので、ワンターンの1600mがベスト。流れ的にもゆったりした流れの上がり勝負がいい。こう考えて消した大阪杯（阪神内2000m）で、一定ラップのやや速めのペースを好位から正攻法の競馬で3着。脆さはあるが、考えていたより器用さもついて強くなっていると感じた結果だった。
傷んできた馬場は、2歳時のホープフルSの馬場をこなしているので問題ない。内枠に入ってのワンターンの1600mなら、消すのが怖いので相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ビーアストニッシド
前走のカシオペアSは、前が残れる展開を3番手追走から差されて0.5秒差10着。マイラーズCの内容（0.3秒差6着）から、人気よりいい着順になっていいと思う。でも、相手が強いので馬券圏内までは期待できない。
ダノンスコーピオン
今年初戦の京王杯SCの内容の悪い負けから、安田記念、中京記念を使って良化が感じられない。それに加えて、中京記念からのローテも悪い（スワンSの登録はあったが使わず）。良化が見えないと手が出ない。
エエヤン
前走の毎日王冠は、4番手追走から粘って0.6秒差8着。この馬としては、力を出し切っての完敗。中山向きなので、高速馬場の東京より今の馬場の京都の方がいいとは思うが、馬券圏内争いに加わるにはもう一段階の成長がないと厳しい。
ジャスティンカフェ
前走の毎日王冠は、出遅れたので最後方から追走。直線に入るまで最内でじっとして、直線で大外へ。後方2番手にいたアドマイヤハダルと一緒に伸びてきたが、残り200mで脚が鈍って0.5秒差7着。最後に脚が鈍ったが上がりは2位（33.2）なので、差を縮めるのに少し早く動いた影響はあった。
条件戦までは1600mで結果を出してきたが、オープン昇級後は1800mで結果を出していて内容もいい。多頭数の1600mで位置取りが悪くなると、スムーズに走れるのかも課題になる。この相手の1600mで、後方から外に出して差し切れるまでの脚はない。うまく行っても掲示板までと考えて消し。
エルトンバローズ
前走の毎日王冠は、好位内の5番手から追走。直線に入って逃げ馬の後ろで進路ができるのを待って、2番手の馬の手応えが悪くなって残り350mくらいで少し外へ。残り200mで先頭に出て、そのまま押し切って勝利。
あの相手に勝って、さらに成長した走りを見せたことは評価できる。ただ、ソングラインとシュネルマイスターはスムーズに走れずに完全に脚を余していた。成長中なのは間違いないが、1800mでの連勝。1600mになってこの相手に好走できる走りは見せていない。想像以上に成長してこないと厳しいと考えているので消し。
ソーヴァリアント
前走の富士Sは、中団追走から直線で外に出して0.6秒差3着。初めての1600mに対応したが、やはり1周コースの1800～2000mの方が長所が活きると感じる内容。先行して長くいい脚を使って押し切るタイプなので、ワンターン1600mだとトップスピードの速さへの対応がきつい。G3レベルなら好走できても、このメンバーでの1600ｍで上位争いは厳しい。
マテンロウオリオン
去年のNHKマイルCで2着後に成長を感じない。G3なら4着まで、G2なら5着まで、G1だと10着まで。相手なりにしっかり負けている。今になって急激な成長があるとは思えないし、ここは相手が強いので厳しい。
レッドモンレーヴ
前走の富士Sは、上がり最速の脚を使って1.1/4馬身差2着。安田記念0.6秒差6着だった力を休み明けから見せた。今回は、馬場の傷んできた京都になるのが課題。中山でも勝っているが、明らかに東京のコース適性と高速馬場適性の高さを見せている馬。関西までの輸送競馬も初めてなので、クリアしないといけない課題が多い。順番をつけると消す判断になる。
セルバーグ
8番人気だった中京記念で本命でいい馬券を取らせてもらったが、G3でも展開や馬場が揃ってようやく勝てる馬。逃げられそうなのは歓迎も、この相手では力を出し切っても馬券圏内に残るのは厳しい。
バスラットレオン
今年初戦の1351ターフスプリントを勝った後は、ダートを4戦走ってさきたま杯とコリアスプリントで3着。中央の芝で最後に好走したのは、21年のニュージーランドT1着。レース条件的に、22年阪神C4着やダートの走りから、現状は1600mより1400mの方があっている。この条件、相手では厳しい。
イルーシヴパンサー
前走の富士Sは、スタート直後は中団やや前の外にいたが、向正面で徐々に位置を上げて4番手で3コーナーへ。直線で粘って前の馬は交わしたが、差されて0.7秒差4着。歳を重ねて上位の上がりが使えなくなっていたので、積極策をしてしぶとい走りを見せた。この相手に同じレースをしても厳しいので、もう少し楽な相手でないと買いにくい。
■ 23年GⅠ結果：17戦4的中
◎成績：（7.3.0.7）
的中率：23.5％
回収率：177.7%
購入：170,000円
回収：302,040円
フェブラリーS：◎→▲→☆
◎レモンポップ（1人気1着）
馬連1,600円x9.7倍的中!!
3連単500円x77.0倍的中!!
高松宮記念：消→消→消
◎ロータスランド（4人気6着）
大阪杯：▲→消→消
◎ヴェルトライゼンデ（3人気9着）
桜花賞：◎→〇→▲
◎リバティアイランド（1人気1着）
3連単1,500円x132.2倍的中!!
皐月賞：消→◎→〇
◎タスティエーラ（5人気2着）
天皇賞・春：消→〇→消
◎タイトルホルダー（1人気中止）
NHKマイルC：〇→☆→消
◎モリアーナ（6人気5着）
ヴィクトリアマイル：消→◎→▲
◎ソダシ（3人気2着）
オークス：◎→▲→消
◎リバティアイランド（1人気1着）
日本ダービー：◎→▲→消
◎タスティエーラ（4人気1着）
馬連3,000円x6.9倍的中!!
安田記念：〇→☆→▲
◎ソウルラッシュ（6人気9着）
3連単200円x145.1倍的中!!
宝塚記念：◎→消→消
◎イクイノックス（1人気1着）
スプリンターズS：▲→消→○
◎アグリ（2人気7着）
秋華賞：◎→▲→消
◎リバティアイランド（1人気1着）
菊花賞：消→◎→〇
◎タスティエーラ（2人気2着）
天皇賞(秋)：◎→消→消
◎イクイノックス（1人気1着）
エリザベス女王杯：△→○→消
マリアエレーナ（7人気15着）
＜予想＞
◎：ソウルラッシュ
京都替わりと馬場で条件向く
○：シュネルマイスター
安定して自分の力を出せるので
▲：ナミュール
スタートを決めればスムーズに走れる枠で
△：セリフォス
調整過程がいつもと違うので
☆：ダノンザキッド
ワンターン1600mの内枠は不気味
＜展開＞
逃げたいのは、セルバーグ、バスラットレオン。この枠の並びならセルバーグが主張。続いてビーアストニッシド、エルトンバローズあたりが追走。ハイペースにはなりそうになく、やや遅め～平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ソウルラッシュ
前走の京成杯AHは、内枠から好スタートで外の出方を見ながら、好位内の4番手から追走。残り600mからじわっと位置を上げて、直線で少し外へ。そこからじわじわ前との差を縮めて差し切り勝ち。
G3なので勝って評価が上がるレースではないが、ハンデ59kgで長所の長くいい脚を見せて力を見せた。
この馬の長所は、トップスピードに乗ってからその脚を長く使える持続力。
1勝クラスから22年マイラーズCまで4連勝しているが、3戦が雨の影響のある馬場（やや重2戦、重1戦）で、上がり3Fは34.0～35.8秒。33秒台の上がりで勝ったのは、前走の京成杯AHが初めて（超高速馬場の影響あり）。少し上がりがかかって、持続力が活きる条件だと1着を取る期待値が上がる。
一方で弱点は、G1級のメンバーに入るとトップスピードの速さが少し劣るところ。
22年富士Sでは、33.5秒（上がり2位タイ）の脚でクビ差2着（1着セリフォス）。22年マイルCSでも、33.7秒（上がり6位）の脚で0.3秒差4着（1着セリフォス）。3走前のマイラーズCも、33.5秒（上がり7位）の脚で0.1秒差3着（1着シュネルマイスター）。
ベストではない速い上がりが求められるレースでも、僅差の走りをしていて能力の高さを見せている。でも、トップスピードの速さの差で勝ち切れていない。
特に東京の高速馬場だと着順に大きく影響している。安田記念では、22年13着、23年9着。直線の不利や出遅れがあったが、最速上がりが32秒台後半になるまで速い上がりが求められると厳しい戦いになる。
今回は、少し傷んできた京都の馬場になるのが魅力。
今週からCコースに替わるが、先週の開催を見ても馬場は少し傷んでいる。それに加えて、金曜に雨が降っている状況で土曜の開催が行われる。
想定する馬場状況なら、極端なスローペースにならなければ32秒台の速い上がりが求められることはない。前にいれば「33秒後半～34秒台前半」の上がりでも上位争いに加われるレースになると考えている。
想定する上がりのレースになれば、弱点であるトップスピードの速さの重要度が下がる。また、トップスピードの速さのある馬の長所を弱める効果もあるので、1着を取ることへのプラス材料になる。
枠は、極端な最内に入ったが、外枠より断然いい。
今週からCコースになるので、極端に内が伸びない馬場にはならないはず。内・外が差のない条件なら、内をロスなく立ち回った方が好走できる可能性は上がる。今年の安田記念のように出遅れたら終わるが、前走のようにいいスタートから好位～中団やや前を取れたら前を交わして、後ろから差されないレースができていい。
今年5歳で、馬場・枠もいい条件。近走はレース間隔を詰めたら結果が出ていないので、京成杯AH（9月10日）からレース間隔を空けて使うローテにして、鞍上をモレイラ騎手に替えてきた。G1を勝つならここしかないと感じるので本命で期待する。
対抗は、シュネルマイスター
前走の毎日王冠は、最内からスタートは出たが、他馬との出脚の差で後方3番手で追走。前のソングラインを見ながら直線へ。そこから進路がなくて、少し待って外に出せたのが残り200m。そこから1頭違う脚で伸びてきたが、間に合わずにハナ・ハナ差の3着。
ルメール騎手お得意の「強い馬の後ろにいたら自然と進路ができる（抜け出すのを追いかけてから外に出す）」乗り方をしたら、ソングラインが馬群に突っ込んで進路がなく、巻き添えを食らってしまった。12頭立てであそこまで詰まるかというレースで、運がなかった。
そんなレースでも、ラスト200mの脚は抜けて速かったので、地力の高さは見せた（最速上がりはアドマイヤハダルだが、シュネルマイスターは完全に脚を余している）。
今回は、ベスト条件のワンターン1600mに戻るのが魅力。
「国内・ワンターン・1600m」の条件では、今年も京都のマイラーズC1着、安田記念0.2秒差3着。高いレベルで安定している。過去にこの条件で崩れたのは、去年のマイルCSでの0.3秒差5着だけ。それでも、3着ソダシ・4着ソウルラッシュとタイム差なし（レース後に、軟らかい馬場で速い反応ができなかったことを敗因に挙げていた）。この条件だと不利を受けたりしなければ、大崩れするのは考えにくい。
課題は、位置取りの悪さと馬場状態。
若い頃と比べると出脚が鈍くなっていて、ほぼ後方馬群の中での追走になる。その位置からでも安定して上位争いに加われるトップスピードの速さと、その脚を維持する持続力がある。
でも、1着を取ることを考えると32秒台の上がりの脚が使える馬なので、時計の出る馬場で直線も長い東京1600mがベスト。傷んできている京都の馬場だと、前にいる馬に残られる可能性は上がる。
馬券圏内の可能性は一番高いと思うが、オッズより1着を取る可能性は低いと考えているので対抗まで。
単穴は、ナミュール
前走の富士Sは、スタートを出たがペースが流れていたので中団やや後ろから追走。3コーナーに入る前に最内に入れて、コーナーはロスなく走らせて直線へ。直線で馬群に突っ込んで、残り350mくらいで前に進路ができた。残り200mでは先頭で、そのまま押し切って勝利。
3歳時のチューリップ賞以来の勝利。さばきやすい12頭立てで、ペースも流れたのはあったが、時計はかなり優秀。2歳時から評価していた馬だが、スムーズに走って成長を感じる走りを見せた。
この馬に関しては、スムーズに走って力を出し切れるレースになるかが課題。
2走前の安田記念は、軽くあおったのはあったが外のレッドモンレーヴにぶつけられて、直線では内の馬が外に出してきた影響で挟まれる大きな不利。3走前のヴィクトリアマイルは、スタートを出て好位にいたが、外からソダシが内に入ってきた影響でクリノプレミアムとナムラクレアに思いっきり挟まれる不利。
後ろにいると不利を受けやすくなるのは自然だが、シンプルに「運」がない馬でもある。それを馬券を買う側も理解していることが、前走の1番人気に出ている。その人気に応えて、スムーズなら強い走りができることも証明した。
スムーズに走れることを考えると、大外に入ったのはプラスと考えている。
牡馬トップクラス相手のマイル戦になると、後方からだと間に合わない。外を走るロスはあるが、スタート直後に前に馬がいなくて、ある程度の位置を取りに行けるのはプラスになる。4走前の東京新聞杯では、8枠15番から3コーナー5番手で入って好走している。
若い時期は、出遅れから速い上がりを使う印象だったが、古馬になって周りが同じくらいの上がりを使う馬がいるので、長く脚を使う持続力の方が長所になっている。5番手とまでは言わないが中団くらいで直線に入れたら、長所を活かして上位争いに加われていい。
4番手は、セリフォス
前走の安田記念は、スタート直後は中団やや前の最内。ただ、逃げ馬の後ろのスペースが空いていたので、ペースが落ち着いたところで逃げ馬の後ろの5番手に上がって追走。直線で2番手から抜け出そうとしたジャックドールの後ろを追いかけて、脚が鈍った3番手のソダシの進路に出してしぶとく伸びるも差されて2着。
予想では、内枠に入ったので下げて外だと差し切るまでは厳しいと考えて押さえの5番手評価だった。まさか2列目最内で直線に入って、前で粘るレースをするとは思わなかった。
22年マイルCSと全く違う想定外のレース運びでの2着。逆に、総合力の高さを感じる内容だった。
順調ならもっと上の評価なのだが、夏負けの影響でぶっつけになったことが課題。
その影響を感じるのが、調整過程。いつもは1週前だけCWで一杯で、最終追い切りの馬なりがよくあるパターン。レース間隔が短かったり、仕上がっていると1週前が馬なりや強めになる。
それが今回は、1週前・2週前・3週前が全てCWで一杯。2ヶ月半ぶりだった安田記念でも、1週前だけCWで一杯だったので違いは明らか。遅れを取り戻そうとしている調整過程で、川田騎手の最終追い切り後の「間に合った」という言葉にも出ている。
間に合ったかも知れないが、順調さを欠いて普通でない調整過程になったことは間違いない。力を出し切れる状態なのかの不安があって、ここまでの評価。
5番手は、ダノンザキッド
前走の宝塚記念は、唯でさえ2200mで距離が長いのに、完全に差し・追い込み決着で展開不向き。1.4秒差13着は仕方ない結果。
今回は外枠なら消す予定だったが、不気味な枠に入ったので押さえに入れることにした。
この馬は器用さがない馬なので、ワンターンの1600mがベスト。流れ的にもゆったりした流れの上がり勝負がいい。こう考えて消した大阪杯（阪神内2000m）で、一定ラップのやや速めのペースを好位から正攻法の競馬で3着。脆さはあるが、考えていたより器用さもついて強くなっていると感じた結果だった。
傷んできた馬場は、2歳時のホープフルSの馬場をこなしているので問題ない。内枠に入ってのワンターンの1600mなら、消すのが怖いので相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ビーアストニッシド
前走のカシオペアSは、前が残れる展開を3番手追走から差されて0.5秒差10着。マイラーズCの内容（0.3秒差6着）から、人気よりいい着順になっていいと思う。でも、相手が強いので馬券圏内までは期待できない。
ダノンスコーピオン
今年初戦の京王杯SCの内容の悪い負けから、安田記念、中京記念を使って良化が感じられない。それに加えて、中京記念からのローテも悪い（スワンSの登録はあったが使わず）。良化が見えないと手が出ない。
エエヤン
前走の毎日王冠は、4番手追走から粘って0.6秒差8着。この馬としては、力を出し切っての完敗。中山向きなので、高速馬場の東京より今の馬場の京都の方がいいとは思うが、馬券圏内争いに加わるにはもう一段階の成長がないと厳しい。
ジャスティンカフェ
前走の毎日王冠は、出遅れたので最後方から追走。直線に入るまで最内でじっとして、直線で大外へ。後方2番手にいたアドマイヤハダルと一緒に伸びてきたが、残り200mで脚が鈍って0.5秒差7着。最後に脚が鈍ったが上がりは2位（33.2）なので、差を縮めるのに少し早く動いた影響はあった。
条件戦までは1600mで結果を出してきたが、オープン昇級後は1800mで結果を出していて内容もいい。多頭数の1600mで位置取りが悪くなると、スムーズに走れるのかも課題になる。この相手の1600mで、後方から外に出して差し切れるまでの脚はない。うまく行っても掲示板までと考えて消し。
エルトンバローズ
前走の毎日王冠は、好位内の5番手から追走。直線に入って逃げ馬の後ろで進路ができるのを待って、2番手の馬の手応えが悪くなって残り350mくらいで少し外へ。残り200mで先頭に出て、そのまま押し切って勝利。
あの相手に勝って、さらに成長した走りを見せたことは評価できる。ただ、ソングラインとシュネルマイスターはスムーズに走れずに完全に脚を余していた。成長中なのは間違いないが、1800mでの連勝。1600mになってこの相手に好走できる走りは見せていない。想像以上に成長してこないと厳しいと考えているので消し。
ソーヴァリアント
前走の富士Sは、中団追走から直線で外に出して0.6秒差3着。初めての1600mに対応したが、やはり1周コースの1800～2000mの方が長所が活きると感じる内容。先行して長くいい脚を使って押し切るタイプなので、ワンターン1600mだとトップスピードの速さへの対応がきつい。G3レベルなら好走できても、このメンバーでの1600ｍで上位争いは厳しい。
マテンロウオリオン
去年のNHKマイルCで2着後に成長を感じない。G3なら4着まで、G2なら5着まで、G1だと10着まで。相手なりにしっかり負けている。今になって急激な成長があるとは思えないし、ここは相手が強いので厳しい。
レッドモンレーヴ
前走の富士Sは、上がり最速の脚を使って1.1/4馬身差2着。安田記念0.6秒差6着だった力を休み明けから見せた。今回は、馬場の傷んできた京都になるのが課題。中山でも勝っているが、明らかに東京のコース適性と高速馬場適性の高さを見せている馬。関西までの輸送競馬も初めてなので、クリアしないといけない課題が多い。順番をつけると消す判断になる。
セルバーグ
8番人気だった中京記念で本命でいい馬券を取らせてもらったが、G3でも展開や馬場が揃ってようやく勝てる馬。逃げられそうなのは歓迎も、この相手では力を出し切っても馬券圏内に残るのは厳しい。
バスラットレオン
今年初戦の1351ターフスプリントを勝った後は、ダートを4戦走ってさきたま杯とコリアスプリントで3着。中央の芝で最後に好走したのは、21年のニュージーランドT1着。レース条件的に、22年阪神C4着やダートの走りから、現状は1600mより1400mの方があっている。この条件、相手では厳しい。
イルーシヴパンサー
前走の富士Sは、スタート直後は中団やや前の外にいたが、向正面で徐々に位置を上げて4番手で3コーナーへ。直線で粘って前の馬は交わしたが、差されて0.7秒差4着。歳を重ねて上位の上がりが使えなくなっていたので、積極策をしてしぶとい走りを見せた。この相手に同じレースをしても厳しいので、もう少し楽な相手でないと買いにくい。
■ 23年GⅠ結果：17戦4的中
◎成績：（7.3.0.7）
的中率：23.5％
回収率：177.7%
購入：170,000円
回収：302,040円
フェブラリーS：◎→▲→☆
◎レモンポップ（1人気1着）
馬連1,600円x9.7倍的中!!
3連単500円x77.0倍的中!!
高松宮記念：消→消→消
◎ロータスランド（4人気6着）
大阪杯：▲→消→消
◎ヴェルトライゼンデ（3人気9着）
桜花賞：◎→〇→▲
◎リバティアイランド（1人気1着）
3連単1,500円x132.2倍的中!!
皐月賞：消→◎→〇
◎タスティエーラ（5人気2着）
天皇賞・春：消→〇→消
◎タイトルホルダー（1人気中止）
NHKマイルC：〇→☆→消
◎モリアーナ（6人気5着）
ヴィクトリアマイル：消→◎→▲
◎ソダシ（3人気2着）
オークス：◎→▲→消
◎リバティアイランド（1人気1着）
日本ダービー：◎→▲→消
◎タスティエーラ（4人気1着）
馬連3,000円x6.9倍的中!!
安田記念：〇→☆→▲
◎ソウルラッシュ（6人気9着）
3連単200円x145.1倍的中!!
宝塚記念：◎→消→消
◎イクイノックス（1人気1着）
スプリンターズS：▲→消→○
◎アグリ（2人気7着）
秋華賞：◎→▲→消
◎リバティアイランド（1人気1着）
菊花賞：消→◎→〇
◎タスティエーラ（2人気2着）
天皇賞(秋)：◎→消→消
◎イクイノックス（1人気1着）
エリザベス女王杯：△→○→消
マリアエレーナ（7人気15着）
払戻金
| 単勝 | 16 | 1,730円 | 5番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 16 | 510円 | 6番人気 |
| 1 | 250円 | 3番人気 | |
| 5 | 590円 | 7番人気 | |
| 枠連 | 1 - 8 | 3,530円 | 13番人気 |
| 馬連 | 1 - 16 | 4,440円 | 15番人気 |
| ワイド | 1 - 16 | 1,820円 | 19番人気 |
|---|---|---|---|
| 5 - 16 | 5,140円 | 36番人気 | |
| 1 - 5 | 1,780円 | 18番人気 | |
| 馬単 | 16 - 1 | 10,490円 | 29番人気 |
| ３連複 | 1 - 5 - 16 | 30,930円 | 71番人気 |
| ３連単 | 16 - 1 - 5 | 176,490円 | 361番人気 |
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