モズ@さんの競馬日記

安田記念出走馬ビューティーオンリーの考察

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前走:チャンピオンズマイル

25.2-23.1-22.9-22.8


2着ビューティーオンリー

2番枠から出負け気味のスタートも、
周りの馬が先手を主張せず序盤は最内3番手。

道中は前に合わせる形で運び
800過ぎから周りが仕掛けて行くが、
最内で前が壁になっていたことでこの馬は動けず、
結果的にコーナリングでの消耗を減らせることに。

直線に入ると追い出されるが前が狭く、
進路を確保しきれずトップスピードに乗せられないままフラフラ。
残り200でようやく視界が開きGoサインが出ると
ジリジリとした伸び脚で前との差を詰めていくが、脚を余す形でのゴール。


先行内有利の実質6頭立ての競馬で
道中もロスなく運べていたので楽な競馬ではあったが、
直線ではなかなか前が開かず仕掛け遅れてしまっていて、
もし直線がスムーズだったら1着は間違いなかった。

追い出してからのラスト1Fの脚は恐らく11.3前後で、
欲を言えばもう少しキレて欲しかったかなとは思う。



2走前:チェアマンズT

23.9-23.5-22.9-22.2


2着ビューティーオンリー


ここも2番枠から出負けして9頭立ての内目6番手、
1番人気の勝ち馬ラッパードラゴンを前に見る形での追走。

そのまま勝負所まで勝ち馬の直後をキープし続け
直線に入ると追い出されるが、
ラッパードラゴン以上の脚は繰り出せず、

最後は2頭で抜け出す形になるが、
勝ち馬との半馬身差が詰めきれないまま2着。


ここでも4コーナーで前が壁になり
直線まで仕掛けにくくはあったので、
その点では勝ち馬に優位な展開ではあったのかなと思う。
また、ビューティーオンリー58キロ
ラッパードラゴン55.5キロと斤量差もあったが、
この辺がどこまで影響したかは謎。



5走前:香港マイル(2016)

23.3-22.5-23.0-23.5


1着ビューティーオンリー

14頭立ての外枠13番からスタート。
ゲートはこの馬なりに出たが、
鞍上が意識的に抑えて道中は後方4番手の外目を追走。

序盤から速い流れを緩めることなく進め
3~4コーナーで外から徐々に上がっていくと
直線でも勢いを落とすことなく、しぶとく伸びて優勝。


序盤から11秒前半のラップが刻まれる先行馬には厳しい流れで、
チャンピオンズマイルやチェアマンズTとは違い
4コーナーでの加速も問われなかったため、
後方外目を通ったこの馬にとっては絶好の流れ。





マイル戦では1分32秒台での決着に強く、
スローの末脚勝負や2000戦では伸び切れていないので、
中盤が速い流れのスピード勝負がベストと言えそう。

基本的に展開と位置取りがハマっての好走が多く、
完全な地力勝負でどの程度走れるかは分からないが、
香港馬で買いたいのはコンテントメントよりはこちらかなと思う。

スタートで若干置かれそうで
トップスピードの速さもそこまでではないので、
ある程度前が止まってくれないと苦しいとは思うし、
勝ち時計が1分31秒台までいってしまうとスピード不足かもしれないが、

このあと日本馬を調べて
買いたい馬が見当たらなかった場合は狙ってみたい。

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