藤沢雄二さんの競馬日記

鞍上強化に望みを託し…~POG第17節~

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今週のPOG戦線は土曜日にウマニティPOGで指名した2頭が出走。
金曜日のうちにまとめようと思っていたのに、こういう時に限って仕事が遅くまでずれ込むのよね┐('~`;)┌

昨夜はかなり深い時間まで起きていて、一度寝落ちした後、6時ぐらいに目を覚ましてこれを書いているのだがやはり眠いw
ということはさっさと書き上げて、予想コロシアムを入力して『果報は寝て待て』ということか!?

いやホント、予想自体は時間はそんなにかからないけど、予想コロシアムに入力するのが手間なのよね~(ボソッ

【出走】
・9月24日 中山2R
△モアナ(内田博幸騎手)

というわけで土曜日の中山の2Rの牝馬限定戦(芝1200m)に△モアナが出走します。

モアナ
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 8ベスト美南坂重 2 回 56.4 39.8 25.5 12.4 強目に追う
 助 手 ◇美南坂重 56.4 39.8 25.5 12.4 強目に追う
 助 手 9. 8美南坂稍 2 回 56.3 39.9 25.6 12.5 強目に追う
       アルマディヴァン(古オープン)末強目を0.5秒先行同入
☆高野和 9.21美南坂重* 2 回 54.3 38.8 25.1 12.6 馬なり余力
       トラストティール(二未勝)強目を0.6秒追走同入

前走から中3週なんですけど、先週の時計が出ていないのがものすごく不安。南関東だと次の開催まで3週間空くとこんな感じの時計の出し方をする厩舎はありますけどね、ちょっと中央ではお目にかからないだけに、ホントのところどうなんでしょう?
こんな調整過程でも競馬ブック(当日版)、東スポでの高橋文雅調教師のコメントが「おっとりした気性で初戦は稽古の本数も少なかったので出遅れたが終いはいい脚を使った。上積みはあるので楽しみ(要約)」と前向きなので、それを信じるしかないかな~と。
それにしても優先出走権持ちがモアナを含めて9頭と過半数の混戦ムード。各馬、一長一短がそれぞれにあって難解な一戦です。
ポジティブな材料としては、前走の鞍上の藤岡佑が中山に来ているにも拘らず今年の厩舎の勝ち頭である内田博に乗り替わること。そして土曜日の中山で高橋文雅厩舎が6頭使いの攻勢をかけていることでしょうか。
逆に引っ掛かるのは新馬戦の2,4着馬が中山の未勝利戦で見せ場なく敗れていることで、新馬戦のメンバーレベルに疑問が残ること。
さらにCコース替わりで最初の芝のレースで、しかも雨上がりの馬場で、馬場のどこがいいのか手探りなところに7枠14番という枠順がどう影響するのか。いっそのことレース中に雨ならバイアスもかからないかな。
なので馬券的にも丁半博打の色が濃そうですが、スムーズにゲートを出て流れに乗ってほしいですね。そうすれば結果もついてくるかと。

・9月24日 阪神9R ききょうS
△オールポッシブル(ミルコ・デムーロ騎手)

小倉2歳Sでは9着に終わった△オールポッシブルがミルコを鞍上に迎えて巻き返しの一戦です。

オールポッシブル
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 7ベスト 栗CW稍 81.6 66.3 51.7 38.4 12.2[7]一杯に追う
 助 手 ■ 栗CW稍 87.6 70.0 54.0 38.8 12.1[6]馬なり余力
 助 手 ◇小倉ダ稍 67.7 52.1 37.7 12.1[4]馬なり余力
 助 手 9. 8 栗坂稍 1 回 60.8 44.7 30.0 15.4 馬なり余力
★助 手 9.18 栗CW重 59.1 43.3 14.0[8]馬なり余力
☆Mデム 9.21 栗CW重 86.2 69.2 53.4 38.9 12.4[5]馬なり余力
       ラフォリア(二未勝)馬なりの外を0.4秒追走同入

正味、中2週でCWを2本。終い重点で時計的にはこんなもんでしょう。8日の坂路の後、10日間時計が出ていないけど、むしろレース3日後の坂路は『時計になっちゃった』もので気にする必要はないでしょう。それだけ元気がある証拠なのかと思われます。
もちろん松若→ミルコなので期待感は十分なのだが、ジューヌエコールのユーイチ→ルメールはズルいよね。思わず、ユーイチは?って思ったら、ユーイチは中山なのね。
率直に追い切りの時計はジューヌエコールが一番いいと思います。なので、この馬に負けるのは仕方ないかな~と(チラッ

ただね、ジューヌエコールの死角はないかと探してみたのだけどクロフネ産駒ってあんまり新馬戦から連勝する馬っていないのよね。
クロフネ産駒で最も賞金を稼いだホエールキャプチャは新馬戦2着から未勝利戦→芙蓉Sを連勝。2番目に賞金を稼いだカレンチャンも新馬戦2着から未勝利戦→萌黄賞を連勝。牡馬で最も賞金を稼いだフサイチリシャールは新馬戦4着の後、未勝利戦→萩S→東京スポーツ杯2歳S→朝日杯FSと4連勝。最近の例だとクラリティスカイが3戦目の未勝利戦からいちょうSを連勝と、未勝利戦から連勝する馬ってチョイチョイ大物が出ているのだけど、不思議なことに新馬戦からの連勝というのが少ない。
で、実はクロフネ産駒に新馬戦からの連勝を決めた馬で収得賞金が1億円を超えた馬はいない。新馬戦→京都2歳Sと連勝したトリップの9,780万円というのが最高でこれがクロフネ産駒の獲得賞金上位の31番目。以下、上位200頭のうち新馬戦からの連勝を決めた馬というのは8頭しかいない。
そう考えるとジューヌエコールもそんなに怖くないのかな~と。
ただね、この調査は☆レッドラシーマ、△アエロリットとウマニティPOGで2頭のクロフネ産駒の新馬勝ちを飾っている自分にブーメランとなって帰って来ているのである(爆

ところで競馬ブックの展開予想を見たらオールポッシブルが逃げるみたいなんだけど、ジャンダラリンとかショーウェイの方が前に行きますよね?

とにもかくにもミルコの腕に期待します。

【近況】
・在厩
☆アドマイヤウイナー(札幌2歳Sは3着→10月15日の紫菊賞へ)
☆レッドラシーマ(10月15日の紫菊賞を池添騎手で)
☆ミンネザング(9月8日にゲート試験に合格)
☆ファームフェイス(10月1日の阪神芝1400mを岩田騎手で)
☆トワードポラリス(10月8日の東京ダート1600mの未勝利戦へ)
△アエロリット(10月2日の中山のサフラン賞へ)
△ダンスウィズユー(続戦。芝2000mもしくはダート戦へ)
△クライオブジョイ(9月23日にゲート試験に合格)
★ダンビュライト(10月8日のサウジアラビアRCをルメール騎手で)
★アンティノウス(10月1日の中山ダート1800mの未勝利戦を戸崎騎手で)
★ルタンデュボヌール(10月1日の阪神芝1800mの未勝利戦へ)
★ラボーナ(10月22日の東京芝2000mの新馬戦をルメール騎手で)

・放牧
☆ヴァナヘイム(10月29日の萩Sを浜中騎手で)
☆ペルシアンナイト(10月22日のアイビーSを川田騎手で)
☆オメガドラクロワ(7月24日の新馬戦は3着)
☆ファヴール
△モーヴサファイア(野路菊Sは2着)
△ドロウアカード(未勝利勝ち→11月5日のファンタジーSへ)
△テンペスト(8月11日にゲート試験に合格→放牧)

・故障者リスト
★アンジュシャルマン(右膝骨折で全治6ヶ月の診断)

・未入厩
☆Aguileraの2014(美浦・中川厩舎)
△エレンウイルモットの2014(今月中には本州へ)
△ミスアルダントの2014

【調教】
アドマイヤウイナー
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト 栗CW稍 86.7 69.5 54.2 39.9 12.8[4]馬なり余力
 岩 田 ■ 函芝良 52.6 38.4 11.7[4]馬なり余力
 岩 田 ◇ 札芝良 63.8 50.2 35.9 11.6[6]強目に追う
★荻野極 9.15 栗CW良 88.2 72.6 57.8 43.9 14.5[5]馬なり余力
☆助 手 9.22 栗CW稍 84.2 67.6 52.2 38.4 12.4[4]馬なり余力
       クリノウィンザー(古500万)馬なりの内同入

レッドラシーマ
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 5ベスト 栗坂不 1 回 54.5 39.8 26.5 13.5 馬なり余力
 助 手 ■ 栗坂良 1 回 55.6 40.3 26.2 12.9 稍一杯追う
★助 手 9.16 栗坂良 1 回 59.2 44.4 30.1 15.7 馬なり余力
☆助 手 9.21 栗坂重 1 回 55.1 40.6 26.4 13.1 馬なり余力
       ストーミーストーム(三未勝)一杯を2.1秒先行0.2秒先着

ファームフェイス
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 7ベスト 栗坂稍 1 回 53.1 38.7 25.3 12.6 一杯に追う
 助 手 ◇ 栗坂稍 1 回 53.8 38.7 24.9 12.4 馬なり余力
★助 手 9.18 栗坂重 1 回 57.3 42.4 28.0 14.2 馬なり余力
☆助 手 9.21 栗坂重 1 回 54.1 39.2 25.5 12.8 末強目追う
       エアルシアン(古500万)馬なりを0.4秒追走アタマ遅れ

トワードポラリス
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト美南坂良 1 回 56.6 41.6 27.5 14.1 馬なり余力
 助 手 ◇ 札芝良 67.7 52.6 38.0 12.2[9]馬なり余力
  9. 7 美プール
  9. 8 美プール
  9.11 美プール
  9.14 美プール
★助 手 9.18美南坂良 1 回 60.2 44.2 29.4 14.5 馬なり余力
☆助 手 9.22美南坂重 1 回 56.9 42.0 28.0 14.5 馬なり余力

アエロリット
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト美南W良 69.7 53.9 39.1 12.8[8]馬なり余力
 助 手 ■美南坂稍 1 回 55.4 40.3 26.0 13.1 馬なり余力
 助 手 9. 7美南坂良 1 回 58.6 43.3 27.4 13.5 馬なり余力
  9.11 美プール
★菊 沢 9.14美南坂良 1 回 53.4 39.4 25.7 12.6 馬なり余力
       モエルオンナ(三未勝)馬なりを0.4秒追走同入
 助 手 9.18美南坂良 2 回 57.9 42.5 28.5 13.7 馬なり余力
☆横山典 9.22美南W重 86.8 70.5 55.2 40.7 13.2[9]馬なり余力
       ルスデルソル(三未勝)強目の外を0.3秒追走0.4秒先着

ダンビュライト
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 6ベスト 栗坂重 1 回 51.6 38.4 25.4 13.0 一杯に追う
 助 手 ■ 栗坂稍 1 回 53.3 39.4 25.5 12.4 一杯に追う
★助 手 9.15 栗坂良 1 回 55.1 41.2 26.6 13.2 馬なり余力
 助 手 9.18 栗坂重 1 回 58.9 44.1 28.8 14.4 馬なり余力
☆ルメー 9.21 栗坂重 1 回 53.4 39.5 26.1 13.4 末強目追う
       レッドラヴィータ(古1000万)馬なりを0.3秒追走0.1秒遅れ

ルタンデュボヌール
1哩 7F 6F 5F 半哩 3F 1F
 16. 7ベスト 栗CW稍 83.1 66.6 51.8 37.8 11.9[7]馬なり余力
 見 習 ◇ 栗CW稍 83.1 66.6 51.8 37.8 11.9[7]馬なり余力
 助 手 9. 4 栗坂稍 1 回 58.7 42.9 28.6 14.3 馬なり余力
 助 手 9. 7 栗CW重 85.5 68.6 52.8 38.6 12.2[7]一杯に追う
       アドマイヤミヤビ(二未勝)一杯の外を1.3秒先行0.3秒遅れ
 助 手 9.11 栗坂良 1 回 56.1 41.5 28.0 14.1 馬なり余力
       タピゾー(新馬)馬なりを0.1秒先行同入
★助 手 9.14 栗CW良 99.1 83.3 68.6 54.4 40.8 12.7[8]馬なり余力
       ザウォルドルフ(新馬)末強目の外を0.6秒先行同入
 助 手 9.18 栗坂重 1 回 57.9 41.2 25.6 12.7 馬なり余力
       アドマイヤスター(古500万)馬なりを1.2秒先行同入
☆助 手 9.22 栗CW稍 99.6 83.6 68.1 52.9 38.5 12.0[7]一杯に追う
       エトランドル(古1000万)一杯の外を1.2秒先行0.2秒先着

指名馬の次走予定をチェックしていくと10月攻勢となりそう。
来週は未勝利戦に延べ3頭+アエロリットのサフラン賞。
もちろん最も力が入るのはウマニティPOG、主戦場のPOGの両方で指名している☆ファームフェイス。坂路の追い切りで毎度遅れるわりには時計そのものは悪くないのよね。次は初めての牡馬との混合戦になりますが、とにかくゲート次第。
主戦場のPOGで指名している★アンティノウスは引き続き戸崎を確保してダート戦へ。力の入る一戦にはなるけど、芝で優先出走権を得てダート投入というのはあんまりいい結果にならないことの方が多いのが心配。
★ルタンデュボヌールは10月2日の芝2000mの予定から前日の芝1800mに“上方修正”。個人的には2000mの方が合っている気はするのだけど、スプリンターズSの裏だから川須かと思っていたのだけどレッドアリオンでスプリンターズSなのね。それで誰が乗るんだろう?と思っていたのだけど、前日にスライドなら騎手のメドもついたのかな。今週の追い切り時計を見た限りでは外回りのメンバーでもやれると思います。しかし先週の併せ馬の相手のザウォルドルフ、よくあの時計で使ったよね(ヒソヒソ
△アエロリットについては、都合の悪いことは忘れるw
きっとこの日のWIN5ではサフラン賞はアエロリット1頭で勝負!

札幌からの続戦となる☆トワードポラリスは東京の3日間開催の初日の未勝利戦でダートに舵を切る模様。芝の2戦を見た限りではダートに替わっても即勝ち上がりという期待はないのだけど、そもそも指名した時に『最悪でも秋の東京のダート1600mで未勝利勝ちをすれば…』と思っていたし、そこを起点に加藤征厩舎の青竜S3連覇へ、というイメージだったので一応はゲームプラン通りw
どのみち優先出走権がないので、中4週で入るかどうかが焦点ではあるけど、8日なら★ダンビュライトでルメールが東京だからここもルメールなのかな?もし社台オーナーズのサイトを閲覧できる方がいたらコッソリ教えて下さいw
まあ除外だったら22日のダート1600mだろうな。

10月15日の紫菊賞は☆アドマイヤウイナーと☆レッドラシーマの2頭使いがいよいよ濃厚に。ポイント的にはどっちが勝ってもいいんだけど、現時点の気持ち的にはアドマイヤウイナー>レッドラシーマというところ。

10月22日のアイビーSに☆ペルシアンナイトがスタンバイ。
アイビーSには藤沢和雄厩舎のソウルスターリングが早々にルメールを確保して鼻息が荒いと聞いているんですけど、正直なところ「今年の札幌組ってどうなのよ?」というのはあります。それを言ったらこっちも小倉組なんだけど、ペルシアンナイトとヴァナヘイムは別物だと思っています(←超贔屓目)
同じ日の新馬戦に★ラボーナが便乗する形でルメールを確保しているとあって、ものすごく東京競馬場に行きたい気持ちはあるのだけど、この日は14時キックオフのアルビレックス新潟vs浦和レッズの試合に行く予定で既に新潟のホテルを確保している(23日に新潟競馬場に参戦予定)ので、遠征代を稼いでくれれば万々歳w

そして10月29日には☆ヴァナヘイムが萩Sに向かいます。
頭の中ではこの辺、連勝モードなんですけど、さて上手くいくのでしょうか?

未出走組では9月8日にゲート試験に合格したものの、時計の出ていなかった☆ミンネザングがようやく坂路入りした模様。これから徐々にピッチが上がっていくのでしょう。今からだと10月8日の牝馬限定は難しいとして、22日の牝馬限定(芝1600m)はありそうだな。その後の5回東京の牝馬限定の新馬戦って11月6日は芝1400mだし芝1600mだと11月20日なのでさすがにそこまでには使っているでしょう。別に牝馬限定に拘らなくてもいいのだけど。

牝馬限定に拘っていそうなのは鹿戸雄厩舎なのだけど、9月14日に美浦に帰厩した△クライオブジョイが23日にゲート試験に合格。この馬、熱発で放牧に出る前にゲート試験に合格しているものだと思ってた(^^;)
というわけでこの馬こそ10月22日の牝馬限定の新馬戦が濃厚かな。

ここまで全く情報のなかった☆Aguileraの2014でしたが美浦の中川厩舎に入ると今週のGallopに出ていたのね。とりあえず姿が確認できて良かった。近日入厩という事で楽しみにします。

これで動向が掴めていないのは△ミスアルダントの2014だけに。
千葉サラブレットセールを経由しておきながら未だにトレセンに入っていないのは何か頓挫があったのかな。他が順調なのでもう少し待つけど、ちょっと考えた方がいいかもしれませんね。

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