藤沢雄二さんの競馬日記

「もう少し」が多すぎて…~POG第34節~

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4頭の出走があった先週のPOG戦線は惜敗の山を積み重ねただけに終わりました。

【出走結果】
・1月19日 中山9R 若竹賞
☆グラディーヴァ 3着 1.50.5・良(1着馬とのタイム差+0.1)
単勝オッズ 3.7倍(2番人気)
【採点:5.5】
《ラップタイム》12.6-13.0-12.4-12.8-12.5-12.4-11.9-11.0-11.8

土曜日の若竹賞に出走したグラディーヴァは3着でした。

《ミルコ・デムーロ騎手》
スタートが良かったので、いいポジションにつけられたが、今日は前の馬がなかなか止まらなかったね。
直線ではこの馬ももっと伸びそうな感じはあったが、今回がまだ2戦目でそれに牡馬相手でもあったからね。

別に大敗したわけじゃないし、そんなに悪い内容でもないのだけど、初戦の快勝ぶりと中間の調教でラピッドランをアオったことを考えると結果は不満の方が強いですね。前を捕らえられなかったどころか、最後に差されて3着になってしまった点も心証には良くないですね。
ただ、中山に輸送してマイナス10kgだったから稽古が強かったのか?という気がしないでもないので、経験を積めたことはポジティブに思いたいですね。

桜花賞路線は日程的に厳しいでしょうから忘れな草賞orフローラSから逆算した上で、ミルコのスケジュールと相談しながら500万下の適鞍を使うことになりそうな気がします。


・1月19日 中京10R なずな賞
△シャドウセッション 8着 1.21.9・良(1着馬とのタイム差+1.0)
単勝オッズ 7.7倍(5番人気)
【採点:4.5】
《ラップタイム》12.3-11.0-11.2-11.7-11.2-11.6-11.9

中京のなずな賞に出走したシャドウセッションは8着でした。

《柴山雄一騎手》
テンションが高くて、ゲートの後ろでパニックになっていました。
今日は競馬にならなかったですね。

まあ出遅れが全てですね。かといって、道中の1~3番手を進んだ馬がそのまま1~3着ですから、まともにゲートを出ていてもどうだったかという部分は否定しませんけど、いずれにしてもノーチャンスだったかな~という感じですね。
なので馬券的にはノーカウントに思っていいのでしょうけど、「テンションが高くて出遅れた」という部分は看過できないですね。この内容だと、最近の競馬界の傾向を考えたら去勢という選択肢が出てくるので、そうなると期間内終了ですからね。
とりあえず木曜日のJRAの更新では在厩の表示なので続戦なんでしょうけど、適鞍になりそうな2月10日の東京の500万下は同厩のグラナタスが出走するとかしないとか。
そうなると2月9日の京都のこぶし賞とか、あるいはテンションが高いことを考慮して滞在競馬+距離短縮で2月16日の小倉のかささぎ賞辺りが選択肢に入ってくるのでしょうけど、ちょっと今後の使い方を悩む結果になったのは残念です。


・1月20日 中山5R
△サトノエルドール 2着 2.02.5・良(1着馬とのタイム差+0.0)
単勝オッズ 2.9倍(1番人気)
【採点:5.5】
《ラップタイム》12.7-11.0-13.0-12.4-13.0-12.6-12.1-11.8-11.6-12.3

日曜日の中山の未勝利戦に出走したサトノエルドールは2着でした。

《オイシン・マーフィー騎手》
勝たなければいけないレースでしたが、4角で行くところがなく、抜け出すのが遅くなってしまいました。申し訳ありません。

おい、マーフィー!この、どアホ!
なんで4コーナーで外に出せないの?出していたら勝ってんじゃん。
まあコメントで本人が失敗を認めている点が救いではあるのだけど、ちょっともったいない一戦だったのは間違いない。
これで対レオンドーロが3連敗ということになってしまったのですけど、それでも勝負付けが済んだなんてこれっぽっちも思ってないですからね。やがて上のクラスで対戦する時には負けない気持ちはありますけど、そのためにも次こそは勝ち上がってくれないことには本当に困る。
11月の東京から3走目だったので一息入れるのかと思いましたけど、木曜日の時点でも在厩の表示になっていたので、ここまで来たら勝つまで使うのでしょうね。
ただ、引き続き優先出走権のある東京開催では芝がDコース使用のために2000mのフルゲートが14頭になっていることが考慮されてなのか、1回東京に2000mの未勝利戦は組まれていないんですよね。これは1回中山で芝1800mの未勝利戦がなかったのと同じ理屈だと思うのですけど、いずれにしても距離を延ばすのか縮めるのかの選択は大事ですね。
ここのところ中3週→中3週で来ているので、普通に考えれば2月16日の1800mなんでしょうけど、勝ち上がり重視なら2月9日の2400mの方がチャンスは大きいと思いますよ。間違いなく組み合わせ的には2400mの方が楽でしょう。
それにしてもマーフィーと北村友一は、なんで人が本命を打って頭から買っている時に限って下手に乗るのかな~😵
(↑今週は特にWIN5の命運を握りそうだけに切実な話w)


・1月20日 中京7R
△ブールバール 2着 1.22.9・良(1着馬とのタイム差+0.2)
単勝オッズ 5.3倍(2番人気)
【採点:6.0】
《ラップタイム》12.6-11.3-11.6-12.3-12.2-11.3-11.4

中京の未勝利戦に出走したブールバールも2着でした。

《福永祐一騎手》
ハナへ行っても良かったけど、以前にハナに行って負けているように、気難しいところのある馬。それだけに行くに行けなかったね。
スタートも良すぎて、ちょっと並びが良くなかった。

1400mで番手の競馬というのはブールバールにとって一番いい形だとは思うんですよよね。でも結果論になってしまうけど、このレースではハナに行った方が良かったかとは思います。もちろん福永騎手は責められませんけど。
それよりも気になるのは4コーナーでの捌き形だよね。結局、勝ち馬に外で蓋をされて、逃げた馬も手応えが残っているからなかなか交わせないし、その分、追い出しを待たされての2着だから見た目に不満が残るのは仕方ないと思います。
ただサトノエルドールほど脚を余したわけではないし、スムーズだったら勝っていたかもしれないけどもっと際どかったぐらいの話なので、まあ次こそはって感じですね。

こちらは10月の最終週から引き続き中3週というローテーションですけど、中間に短期放牧に出ていたので続戦は想像通りですね。
番手の競馬ができるのなら小倉1800mというのが頭をよぎったのだけど、番組表を見ると騎手の確保が難しそう。
距離を求めて中1週でもう一度中京1400mというのも、今回が福永だったのを考えるとそこは選択肢にない気がします。
となると京都の1600mになるわけですけど、中1週で2月3日の牝馬限定戦を使うくらいなら、2月10日の方が組み合わせは楽そうに感じるのですが…。京都記念の日だったらそれなりに騎手は空いてるでしょ。


※第34節終了時
13-20-10-26/69
《指名馬の騎手成績》
クリストフ・ルメール:3-3-0-1
福永祐一:2-2-1-1
川田将雅:2-0-0-0
戸崎圭太:1-3-1-5
田辺裕信:1-2-0-0
内田博幸:1-1-1-1
ミルコ・デムーロ:1-0-1-0
北村友一:1-0-0-4
荻野極:1-0-0-1
北村宏司:0-2-2-2
オイシン・マーフィー:0-2-1-0
ジョアン・モレイラ:0-2-0-1
酒井学:0-1-1-1
クリスチャン・デムーロ:0-1-0-1
ウィリアム・ビュイック:0-1-0-0
横山典弘:0-0-1-2
岩田康誠:0-0-1-0
ブレントン・アヴドゥラ:0-0-0-1
和田竜二:0-0-0-1
丸山元気:0-0-0-1
津村明秀:0-0-0-1
坂井瑠星:0-0-0-1
柴山雄一:0-0-0-1


《人気度数》
1番人気:8-5-2-3
2番人気:2-8-1-7
3番人気:1-4-4-4
4番人気:0-1-2-3
5番人気:0-0-1-5
6番人気:1-0-0-1
7番人気:0-1-0-1
8番人気:1-1-0-1


未勝利戦の2着が2回でこれでとうとう今シーズンの2着度数が20回に。1着の回数より7ポイント多いのはさすがにちょっとストレスに感じるな。
一応、複勝率は62.3%なので及第点はつけられるのだけど勝率が18.8%なので、せめて20%の線は確保したいのよね。

さてスペシャルワールドの順位は4位のままですけど、3歳戦の重賞が組まれていない今週も4位のままかとは思います。

https://pog.umanity.jp/ranking/all.php?world=1


で、今週もトップ目さんの指名馬リストを貼っておきましょうかね。

https://pog.umanity.jp/user/?user_id=adcdf7ea8d

オープン特別2着>500万下3着+未勝利戦2着+未勝利戦2着というスコアは納得いかないものがありますがw
それでも先週、これをやったことでルメールの乗る1番人気が2頭負けているので、勝ち星を上積みされてさらなる独走を許さなかったという意味では一応の効果があったかと。
で、今週の敵情視察。向こうさんは今週、2頭が出走のようですけど、さすがに5頭立ての梅花賞のサトノラディウスは勝ちそうですね。葉牡丹賞がそれなりのメンバー構成でしたから、そこの3着ならここは大威張りですね。まあ来週のゆりかもめ賞とか言われていたのを1週早めて京都に遠征という点につけ入る隙はありそうですけど、そのシチュエーションは来週のきさらぎ賞に出走するアガラスと全く同じなので、そこはとやかく言わないことにしますw

これはわかる人にしかわからない話ですけど、ボクね、ポール・エラリングが好きなんですよ。ロードウォーリアーズのマネージャーと言えば伝わりますでしょうか?
まあ三國志でも諸葛亮孔明が一番好きなので、軍師というポジションに憧れがあるのですけど、フィニッシャーよりもアシスターというタイプだと思っている部分はあります。
だから自チームの成績が自力でどうにもならないのなら、相対的に自チームがプラスになるようなことをしたいと思うのですね。
サッカーでも浦和のライバルチームの足止めに行くことはあるんですよ。特にその効果があるのは川崎かな。だって等々力で川崎が勝ったのを見たことがないものね。
というわけでその延長でPOGもどうにかできないかと思うところです。とはいえ、やっていることはポール・エラリングというよりは将軍KYワカマツに近いですけどねw

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