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【血統予想】名古屋大賞典2021 父も母の父も非サンデーサイレンス系となる馬は割引

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【血統予想】名古屋大賞典2021 父も母の父も非サンデーサイレンス系となる馬は割引

ウマニティ重賞攻略チームがダートグレード競走をあらゆる切り口で考察!今回は名古屋大賞典2021・血統予想をお届けします!

2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな血統系統は、サンデーサイレンス系が8頭(うちフジキセキ系が2頭)、Northern Dancer系が3頭、Roberto系が2頭(ともにシンボリクリスエス産駒)、トニービン系が1頭、フォーティナイナー系が1頭。なお、昨年はハーツクライ産駒の4番人気ロードゴラッソが勝利している。

連対馬10頭のうち7頭がサンデーサイレンスの直系で、残る3頭も母の父がサンデーサイレンス系となるため、父も母の父も非サンデーサイレンス系の場合は割り引いて考えたい。また、勝ち馬においては2代以内にNasrullah系の血脈を抱えていることもポイントとなりそうだ。


クリンチャーは、父ディープスカイ×母ザフェイツ(母の父ブライアンズタイム)。本馬はダートに転じて7戦目の20年みやこSでダートグレード競走初制覇となったが、地方初出走となった前走佐賀記念では地方の水が合うのか9馬身差のレコード勝ち。2代以内にNasrullah系の血脈こそ持たないが、アグネスタキオン系がダート馬として幅を利かせる所以がロイヤルスキー(=アグネスタキオンの母の父でNasrullahの直系)にあることを踏まえれば杞憂かもしれない。

ノーブルサターンは、父カジノドライヴ×母クロスマイハート(母の父スペシャルウィーク)。18年の勝ち馬サンライズソアと同じ母の父スペシャルウィークとなるが、同馬とは父系にSeattle Slewの血を引く点でも共通する。なお、本馬は父カジノドライヴがSeattle Slewの直系、そしてNasrullahの直系となることもレース傾向からは強調しやすい。昨年まではJRAに在籍していた馬でもあり、前走同コースで施行された梅見月杯を大差勝ちしている臨戦も申し分ないだろう。

ウインユニファイドは、父キンシャサノキセキ×母ユーキャンドゥイット(母の父Gold Alert)。19年2着ヒラボクラターシュと同じキンシャサノキセキ産駒で、フジキセキ系は18年にもカネヒキリ産駒のミツバが2着に好走している実績を持つ。本馬は前走佐賀記念ではクリンチャーに2秒7差と水をあけられているものの、同馬には2走前のジュライSでクビ差先着しながら勝利していた。ムラ駆けするタイプでもあるので、人気が落ちる時こそ注意すべきだろう。

■注目馬
クリンチャー ノーブルサターン ウインユニファイド

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