シベールさんの競馬日記

競馬も知らない大昔の思い出・・・・・1.

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私は音楽が好きです、聞くことが。
学生時代、よくコンサートに行きました。
上野の文化会館に、クラッシックのコンサートです。
好きな作曲家はベートーベン、ショパン、チャイコフスキー、ブラームス・・・・・
私の友人に同じ高校から玉川大学の芸術学部でバイオリン専攻の友が居ました。
特別、常につるんでいた訳ではなく年に数回食事をして近況を語り合う、そういう共でした。
中学・高校の同級生で信頼できる友で互いの悩みを語り合った友でした。
私が女と外泊を初めてした時に、私のアリバイを証明してくれた友。
そんな彼が私の夢枕に出てきたのは丁度30年前の5月頃でした。
目覚めて、「そう言えば彼に最近会っていなかったな、どうしているかな?」と彼に電話、でも誰も出ず、留守電にメモを残しました。
でも、ノー天気な私は毎日の雑事に追われて直ぐに彼のことを忘れてしまいましたが・・・
次に夢に出てきたのは夏場だったでしょうか。
そう言えば、あれから全然連絡がこないな、と再び電話、留守電に今度は少しきつい表現で、「なんで返事をくれないの?」と。
でも、また、忘れてしまって・・・・・
3度目は12月でした。
流石に私も彼からの連絡が無いことに腹を立て、今度は連絡が付くまでは電話をかけ続ける覚悟で・・・・・
何度目の電話だったかの記憶はありませんが、漸くつながり女性が出てきました。
そして、彼女曰く、貴方の電話は何度もお聞きしましたが・・・・と語り出しました。
彼は大学卒業後最初に就職した「音楽の友社」での同僚の女性と恋愛結婚。
でも、彼はバイオリンで彼女はピアノが専攻。
ピアニストは気が強くて・・・・っと、会うたびに愚痴を言ってました。
そして、僕は子供が欲しいのに、彼女は生みたくないって言う、と愚痴も。
で、数年後に別れていたのですが、再婚の話も聞いたような?付き合い出した女性が居る、と聞いたような・・・・・
彼女は学校の先生をしていて恋愛をして結婚、その直後の彼の死にショックで・・・・・
誰とも話をする気になれなくて・・・・失礼しました、と。
何時亡くなったのか、と聞くと、丁度最初に私が彼の夢を見た5月とのこと。
私が彼のことを知るまで夢に出てきたのに・・・・その後は1度も出てきません。
そう言えば彼は心臓が悪いと言ってました。
父親の旅行代理店の後を引き継ぎよくフランスに添乗員として行き、お土産もくれました・・・・・

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