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2015年 チャンピオンズC
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下半期の砂の王者決定戦のチャンピオンズC。昨年より阪神から中京へと舞台を移し、レース名称も一新されて行われることになったこのレースですが、第1回目は、唯一無二の逃げ馬コパノリッキーが出遅れたために、前半4F50秒4とペースが上がらず、ほぼ最後までペースが上がらないという、チャンピオン決定戦に全く相応しくない前有利な決着でした。
確かに中京ダ1800mは、スタートしてからすぐに坂を上るため、他コースよりもテンが遅くなりやすく、条件クラスであれば、よく前残りになります。しかし、オープン以上のレースであれば、今年サウンドトゥルーが勝ったジュライSのように、それでも前が飛ばして、ヴァンヌーヴォーが先頭列まで捲くって来て、消耗戦に突入となるのが通常です。当然、昨年のチャンピオンズCでもそうなるものかと思っていたら、コパノリッキーが出遅れ、出遅れてなお、後続勢がコパノリッキーをマークする不思議なレースでした。
しかし、今年は逃げ馬がコーリンベリー、コパノリッキーと2頭出走しています。えっ!? 両方とも出遅れ癖があるって!? ノンコノユメを率いる社台F陣営が、万全を期して先行馬であり、逃げることも出来るグレープブランデーを出走させてきたのだから、さすがに昨年の二の舞はないでしょう。平均よりは速い流れで、ほぼ能力どおりに決まると見て予想を組み立てたいです。
このレースを順当に予想するのであれば、G1のJBCクラシック上位組となるでしょう。その中でもJBCクラシックを大目標にしなかったホッコータルマエや勢いがあるサウンドトゥルーが本命馬という観点では相応しいのかもしれません。
しかし、ホッコータルマエは、若かりし頃に逃げ馬エスポワールシチーを負かしに行って自身が失速したことがしばしばあります。確かに今年の帝王賞ではハイペースを先行してヒヤヒヤながらも勝利したように、かつてと比べると、厳しい流れでもがんばれるようにはなってきています。しかし、今回のメンバーで厳しい流れになった場合を想定すると、勝つまでは疑問に感じます。それにこの馬は今回が休養明け2戦目で、前走より良化しているにしても、目標は昨年・圧勝の舞台である東京大賞典でしょう。そこを強く意識しているからこそ、JBCクラシックの前哨戦を使わなかったはず。となると、今回で全幅の信頼を置くのも危険でしょう。
また、サウンドトゥルーは、ゲートが悪く、自分から動いていけない弱みがあり、近走のように展開に恵まれなかった場合は、大敗する可能性も考えられます。実際にこのレースが昨年のような流れになった場合は、目下3連勝で、このレースでは10着に凡退したインカンテーションの二の舞になる可能性も考えられます。嵌れば直線で何馬身も後続を突き放す強烈な強さを見せる反面、嵌らなかった場合の怖さがあるので、消耗戦になるという確信がなければ狙いづらいでしょう。
自分から動けないという意味では、ノンコノユメもサウンドトゥルーと同じ。この馬はラスト1Fで3歳世代の中距離路線を引っ張っていく予定だったクロスクリーガーに並びかけて、そこからぶっこ抜いた3連勝目のジャパンダートダービーがインパクト大で、あそこまでの競馬をしたならば秋の目標はこことなるのは必然のことでしょう。しかし、決着タイムが芝レベルの前走の武蔵野Sもかなりのハイペースでしたが、展開のお膳立てがあってこそのあの競馬なのです。
サウンドトゥルーもノンコノユメも脚質的にここで押し上げて、ここで脚を溜めてという立ち回りのミスが許されないのに、一番ミスが起こりやすい1~2番枠を引いてしまっている点、逆に勝ちに行く競馬だと脆さを出すところがあるホッコータルマエが、勝ちに行かなければ外々を回るロスが生じる外枠を引いてしまっている点から、能力上位馬が上位にくるけれども、番狂わせがあるような感じがしてなりません。
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