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藤沢雄二さんの競馬日記
2016～2017シーズンのPOGもいよいよレースが始まりました。
ウマニティPOGでは、開幕週に出走予定のあった3頭に入札した中からレッドラシーマだけを落札することができたのですが、そのレッドラシーマ、土曜日の阪神の新馬戦を勝ってくれました♪
・6月4日 阪神5R
レッドラシーマ 1着 1.37.0・良 (2着馬とのタイム差-0.2)
単勝オッズ 4.6倍(3番人気)
【採点：7.5】
今シーズンこそは、指名馬の結果をサッカーの戦評でよくあるような採点方式で綴っていく方針でおります。
で、世代最初の新馬戦に登場したレッドラシーマ。
見事に一番星の勝ち名乗りを挙げてくれました♪
正直なところ追い切りの時計が良かったわけでもなく、直前の調教でようやく栗東坂路のラスト1ハロンで13秒を切ることができた程度なので「間に合った」というか、なんとかレースとしての格好はつくだろう、ぐらいの感じでおりました。
で、改めて指名理由。
①半兄のレッドソロモンをウマニティPOGで指名しており、そのレッドソロモンがメイショウサムソン産駒ながら宝塚記念の日の新馬戦でデビュー(なお勝ち上がりは2月の小倉)しており、ザックリとノーザンダンサー系と相性が良さそう。
②開幕の阪神マイルで『サトノvsレッド』の構図になりそうだったので、3年前の同じ阪神マイルの開幕戦で『サトノvsレッド』はレッド(リヴェール)に凱歌が挙がったので、単純に今回もレッドじゃないの？という発想。
結果、読み通りというかそれ以上でした。
落ち着いた頭数の外枠というのも奏功したとは思うのですが、やはりスムーズなレース運びをできたのが大きいですね。
【採点：7.5】というのは一番星の御祝儀も加味してなので明らかに盛ってますw
まあスペシャルワールドという猛者揃いの中で指名馬が世代最初の新馬戦を勝ったというのは、西宮神社の福男競走で一番福を得たらこんな感じになるのかな～と(^^;
参考までに新馬戦がダービーの翌週からとなってからの阪神マイルの開幕戦を振り返ると…
2012 トーセンパワフル 1.37.3 (63.6-33.7)
2013 レッドリヴェール 1.37.9 (64.4-33.5)
2014 ケツァルテナンゴ 1.39.2 (65.3-33.9)
2015 ウインオスカー 1.40.5 (66.0-34.5)
2016 レッドラシーマ 1.37.0 (63.1-33.9) ←New
一応、新馬戦が6月1週目になってからは最も速い勝ち時計。ただ鳴尾記念でレコードが出た日の馬場であったことを考えると、ちょっと上がりは物足りないかもしれない。
とはいえ平田調教師も「このレースは狙っていた」という一方で「3回ぐらい使ってから」みたいなことは言っていたので、今後の上積みは十分にあると思っています。
気になる今後は9月3日の札幌2歳Sを視野に、もしかしたら8月13日のコスモス賞を使う可能性があるらしい。
せっかく新馬勝ちの優先出走権があるので札幌2歳Sに直行の方が、うっかりコスモス賞で負けた時を考えたら希望が残っていいかなとは思うのですがw
コスモス賞を使うこと自体は歓迎なのでそうあって欲しい気もします。
開幕週は、ウマニティPOGでは落札できなかったものの、主戦場のPOGでは指名している馬が2頭出走したのでそちらにも触れておきます。
・6月5日 阪神5R
アンジュシャルマン 1着 1.22.6・重 (2着馬とのタイム差-0.1)
単勝オッズ 3.0倍(2番人気)
【採点：7.0】
日曜日の阪神の1400mの新馬戦に出走したアンジュシャルマン。道中は内の逃げ馬と並走する形でしたが、直線を向いたところで振り切ると外から並びかけてきた馬の追撃を凌いで見事に新馬勝ち。
直線で物見をして外へ外へとふくれて2着馬に迷惑をかけたのはご愛嬌。1kg減が効いたな～と思う勝ち方ではありましたが、追いかけてきた方は3kg減だったというオチもw
開幕週の日曜日の新馬戦が1400mになってからは今年で3年目なのだが
2014 ノーブルルージュ 1.22.9 (47.0-35.9)
2015 コウエイテンマ 1.23.1 (46.8-36.3)
2016 アンジュシャルマン 1.22.6 (46.2-36.2)
過去2年は良馬場での時計だったので、結構、中身は濃いと思うのよね。
時計の速かったノーブルルージュがこの新馬戦のみの1勝に止まっているのに対し、時計の遅かったコウエイテンマがフェニックス賞勝ち＋兵庫ジュニアグランプリ2着というのはちょっと引っ掛かるけど、素直に考えれば出世を期待しちゃうよな。
次は中京2歳Sが視野に入っているようで、鞍上の経験値を上げるためにも、馬自身もマイルは？という課題があるでしょうからいい選択だとは思います。
・6月5日 東京5R
アンティノウス 8着 1.38.7・稍重(勝ち馬とのタイム差1.0)
単勝オッズ 4.3倍(2番人気)
【採点：4.5】
残念ながら“開幕3連勝”はならず。
現地でパドックを見ていたのですが、良く言えば落ち着き払っている、悪く言えば覇気がない、そんな感じではありましたが、どうやら後者の方だったようで…。
スタートは五分。行き脚がつきかけたところで外から⑥番の馬に寄られて頭を上げる。さらに⑪番にも前に行かれて馬混みの中で我慢の競馬。
直線を向いて前が開いたけども、そこをスッと勝ち馬に入られて万事休す。その後は、前にいた⑪番を「コイツ、いつも一緒にいるヤツだからついていこう」的な感じでゴールへなだれ込む…。
不利というほどの不利ではないけど、スムーズではなかったかな。これが外枠ならもう少し違う結果になっていたかとは思うけど、だからと言ってスムーズなら勝てていたというほどのものでもない。
確かにこのレースから受けた印象としてはダートの方がベターかもな…というのはあるけど、まだ1戦しただけなので評価を下すのは早計。
それにしてもnetkeibaの掲示板での罵詈雑言の酷いこと。
今回のアンティノウスに限った話じゃないけど、人気で凡走した時の叩き方はちょっと異常。
だから『全ての馬がディープインパクトではない』っつーの。
そりゃ、馬券が絡む話なので目先の勝利は渇望しているけど、POGというゲームにおいて勝利至上主義はギスギスするだけなので、そこは長い目というか広い心というか、とにかくメンタルに遊びはほしい。
自分が目標を必ずしも優勝に置かないのはそういうところ。
開幕週の東京のマイルの新馬戦からはイスラボニータとロードクエストが出ているから、この新馬戦の出走馬を指名しにいくのは戦略として当然アリ。
ただ、参加するPOGのルールにもよるよね。いわゆるネットPOGにありがちな『重複あり、10頭持ち』みたいなルールに参加している人がアンティノウスの負け方を叩くのなら、むしろそんなルールのところでクロフネ産駒を指名する方が悪いと思うのだけどw
3レースの戦評を並べただけでだいぶ長くなってしまったので、1回目の入札で落札できたウマニティPOGのみの指名馬の指名理由と、各指名馬の近況については項を改めて。
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この日記へのコメント
コメント投稿
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Grecale｜2016年6月9日 20:58 |  (2) |
2勝おめでとうございます
つくづく思うけどやっぱり強いですね～
クロフネ産駒はG1級の馬でも初戦は負けて
2戦目で上昇というパターンが多いです
特に6月の芝でのクロフネ産駒は最後に勝ったのがいつか
憶えてないぐらい走りませんし
ですのでアンティノウスは次走で十中八九上昇するでしょうね
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藤沢雄二｜2016年6月9日 10:35 | (3) |
＞緑坂さん
ありがとうございます(^^)
ここ3シーズンの初戦が『既に4コーナーで膝から崩れ落ちる』ような負け方だったので、順位表は5節ぐらいまでにポシションを取れれば…と思っていましたから、初戦白星発進は上出来です♪
まあ阪神の2着馬の指名者が、直後の東京の新馬を勝ったので
物の見事に10分天下でしたけどw
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緑坂 駈｜2016年6月9日 8:18 | (3) |
おめでとうございます
さっそくランキング「１枚目」に居ますね
さすがです
＞mizumizuさん
今シーズンは開幕週で比較的うまくいきましたけど
ここ3シーズンは、特にシーズン初戦が先行き不安になるような内容でしたから
安堵の方が大きいですね。
主戦場のPOGの方は、まずゲームプランに乗れたかな、と。
アンティノウスですが、クロフネ産駒であることもそうですが
やっぱり国枝さんですもね。
アパパネは新馬3着でしたし、ダノンプタチナも新馬2着で一息入れて秋の東京から一気に2歳チャンプだったのを思うと
初戦からという仕上げではなかったのでしょうね。
ただ、クロフネ産駒の大物を思うとせめて掲示板は欲しかったかな～と。
既に放牧に出ており、立て直してのお手並み拝見ですね。