Hideki.Sさんの競馬日記

きさらぎ賞(2014)調教から展望。

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きさらぎ賞は京都の1800mのコース設定で争われる。
クラシックに繋がるこのレースは
様々なサンデー直仔の種牡馬を持った
末脚鋭い大物が勝利を収めてきた。
さらに重賞以外でもこのコースは
ディープインパクト産駒の成績が群を抜いている。

そうなるとトーセンスターダムやサトノルパンに当然触手が動くのだが
今回バンドワゴンという強力な先行馬が出てくる。
父ホワイトマズル母父Unbridled's Songという異色の、いや父ホワイトマズルは
去年のマズルファイヤーやアサクサキングスなどの実績があるが
母系はそれほど目立つ活躍馬を輩出したわけでもない地味な血統なのだ。

ところがこの逃げてなおかつ終いの脚も最速の上りを繰り出すという
デビューから2戦続けての圧勝劇にはかなりのインパクトがある。

それを裏付けるように調教は走る。

バンドワゴン
栗東坂路:51.8-37.6-25.0-12.8 G前追

細かいことをいうと2ハロン24秒台で上がったらもっと良かったが
それでも12秒台が出たわけで 能力は高い。

トーセンスターダム
栗CW:86.7-68.5-53.3-39.3-12.2 馬なり

トーセンスターダムは一週前にビッシリと追ったということなので
最終追い切りはタイムよりも内容を見るべきか。
先着を果たしてるので池江厩舎としては
力の入れ具合は相当なものだと伝わる。
人気馬だがやはり外せないか。

穴馬になりそうなところで面白そうなのが
ディープインパクトの全兄で、このきさらぎ賞では2着だったブラックタイド産駒の
ブラックカイトの動きが良かった。

栗CW:82.8-67.0-52.3-38.3-12.4 一杯

前走は未勝利だったが走破タイムもまずまずで好調は維持しているようだ。
祖母がワコーチカコという、京都金杯と京都記念をものすごい豪脚で連勝を果たした名牝で、
天皇賞秋で本命にしていた記憶が懐かしい。

少頭数ではあるが、中身の濃い白熱した一戦が期待でき
是非とも馬券的に的中しておきたい注目のレースの一つである。

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