期待は雨に打ち砕かれ…～POG第22節～

藤沢雄二さんの競馬日記

2017年11月4日 19:09 公開

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既に11月1週目の3日間開催も土曜日まで終了しておりますが、先週の出走馬について。
自分が忙しかったのもあるのですが、それだけ手をつけたくなかった結果だったことはお察しください。

【出走結果】
・10月28日京都3R
☆リシュブール 2着 2.06.3・稍重(1着馬とのタイム差+0.7)
単勝オッズ 1.3倍(1番人気)
【採点 4.5】
《ラップタイム》13.3-11.9-13.5-13.2-12.9-12.6-12.4-12.2-11.7-11.9

土曜日の京都の未勝利戦に出走したリシュブール。
単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めましたが勝てませんでした。

《ミルコ・デムーロ騎手》
いい馬だけど、まだ子供。
一番いいところを選んで走ったけど、この馬場は得意じゃないね。
それに勝った馬も止まらなかったから。

勝てなかったことはともかく「上がり最速で届かなかった」どころか「逃げ馬に突き放された」という点は、ものすごく心証に悪い。
エアグルーヴの一族は道悪は苦にしないと思っているから、それでこの結果だと本来は説教モノ。まあ勝ち馬の道悪巧者ぶりがサンライズフラッグ級だというのなら仕方ないけど。

採点を辛めにしてあるのはレースの物足りなさもそうだが、母のラストグルーヴ以来の藤原英調教師への不信感も加味してある。
全姉のグルヴェイグを管理した角居調教師とはこの血統の理解度に雲泥の差があるんじゃないかと、ラストグルーヴの頃から思っているから、仮に角居さんで同じ結果であっても
「さあ次に切り替えよう」
と前を向けるのだが、藤原さんに対しては一発で決められなかったことへの不満の方が先立ってしまう。

とりあえず続戦のようなので、その点だけは評価します。

・10月28日東京11R
☆ウラヌスチャーム 10着 1.35.7・良(1着馬とのタイム差+0.8)
単勝オッズ 7.9倍(3番人気)
【採点 5.0】
《ラップタイム》12.4-11.2-11.8-12.1-12.3-11.4-11.5-12.2

いくら1勝馬同士とはいえ、重賞は楽ではなかったですね。

《戸崎圭太騎手》
新馬戦の時よりもゲートを出てくれて、前にはついていけたんですけどね。
馬場もあるとは思いますが、もっと距離があっても良さそうです。
本当に良くなるのはもう少し先ですね。

勝ち馬は4番手から抜け出して、逃げた馬が2着に残って、3着馬も3番手を守り通したとあっては展開も馬場も不向きでした。
結局、位置取りが全てのようなレースだったので、今回の負けを悲観しなくてもいいとは思います。
ただ、マイルだともっとレースが流れてほしいな。そうじゃなければ距離延長であと2列ぐらい前で競馬をしたいところ。
それが課題かな。

・10月29日新潟5R
△スパイシー 6着 1.38.5・重(1着馬とのタイム差+1.7)
単勝オッズ 9.1倍(4番人気)
【採点 5.0】
《ラップタイム》12.9-11.5-12.1-12.9-12.8-11.8-11.1-11.7

新潟の新馬戦に出走したスパイシーは6着でした。
2着に5馬身差をつけた勝ち馬はともかく、2～5着の馬を見ているとスパイシーは道中で少し後ろ過ぎたかな、と。
その道中を見ていたらもっと大敗しそうな感じもあったので、6着という結果を見るともう少し前で運べていたらせめて権利は取れたのに…とは思いましたけど。

とりあえずこの馬も続戦の模様。
特にこの馬の場合、出走回数を増やすことが目的でもあるので、現在の関西の1800m以上のレースは少頭数が多いので、使っていくうちに良化していければ…って感じですね。

《ウマニティPOG今シーズン成績》
11-11-4-11/37
《指名馬の騎手成績》
ミルコ・デムーロ：3-4-1-3
川田将雅：2-0-0-1
内田博幸：1-1-1-0
戸崎圭太：1-1-0-2
池添謙一：1-1-0-1
岩田康誠：1-0-1-0
石橋脩：1-0-1-0
和田竜二：1-0-0-0
福永祐一：0-4-0-1
カリス・ティータン：0-0-0-1
ジョアン・モレイラ:0-0-0-1
中谷雄太：0-0-0-1

なんとか今月中に45走、いや50走のラインに到達してくれるといいんですけどね。