藤沢雄二さんの競馬日記

将来性は感じたけれど…~POG第12節~

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先週のPOG戦線は札幌の土日の新馬戦に1頭ずつが出走。
新馬戦で勝つことはできませんでしたが、勝ち上がりへの見通しは立ったかなという印象のレースでした。

【出走結果】
・8月19日 札幌5R
☆イルーシヴグレイス 4着 1.31.2・良(1着馬とのタイム差+0.7)
単勝オッズ 6.1倍(4番人気)
【採点 5.5】
《ラップタイム》6.9-11.3-11.8-12.1-12.1-12.4-12.1-11.8

馬体重が406Kg。サイズの小さな馬でも走るディープインパクト産駒とはいえ、さすがに小さいですね。

スタートはゲートの出が今一つで後方から。向正面では1、2着馬とそんなに差のない位置取りだったけど、勝負所で動けずに直線勝負になってしまったために4着が精一杯という結果でした。

《モレイラ騎手》
いかにも新馬戦という感じでした。
ポテンシャルの高い馬ですから、1回使えば良くなってくると思います。大きな競馬場の方がこの馬には合っているようですよ。

とりあえず最後は食い下がっていたことだし、やはりレースの前半戦はレースということがわかっていなかったような感じです。

レース後は使った反動を考慮してNF空港に放牧に。
堀調教師の方でも課題と手応えとをそれぞれに感じているようですので、先のことは全権委任。
ニュアンス的には秋の府中で使えれば…って感じですかね。


・8月20日 札幌5R
☆リシュブール 2着 1.50.8・良(1着馬とのタイム差+0.2)
単勝オッズ 2.6倍(1番人気)
【採点 6.0】
《ラップタイム》13.1-12.6-12.6-12.4-12.3-12.6-11.9-11.4-11.7

馬体重は458Kg。
事前にそこまで大きくはないことは伝えられていたけれど、とりあえず450Kgを下回っていなかったことは一安心。

《福永騎手》
そこまで目イチに仕上げていませんでしたが、そんな中でもよく頑張ってくれました。上手に競馬ができましたね。
初戦から勝ちたかったけど、素質があることは改めて確認できたので、これからもっと良くなってくるように思う。

確かに結果だけ見ればこのコメントの通りだと思う。
だがしかし…。

おい、福永!
アンタね、3着馬との追い比べでほとんどムチ使ってないだろ。
それだけ余力があるんだったら、なんでルーカスに併せにいかなかった?

4コーナーで3頭並んだ時は真ん中だったから一番負荷のかかるところにいたのは確かだし、ましてやマクってきたルーカスからのプレッシャーもあっただろう。
それだけに、目一杯追われている3着馬を手綱をしごいた程度で競り落としたのは収穫だよ。
だからこの新馬戦が単なる「能力試験」であるなら何の文句も言わない。
でもさ、れっきとしたレースなんだよ。
だからあの局面で、なんでルーカスに対して無抵抗なの?

今の御時世、特にネットの評判なんて「勝てば官軍」の要素が強いわけで。
だから2着争いで精一杯だというなら、それはルーカスを褒めるしかないだろうけど、やることをやらないでルーカスに功を為させたという点が大いに不満。
もちろんルーカスの素質がある程度は高いというのは疑う余地はないわけだが、別にルーカスとリシュブールがこの一戦だけで勝負付けが済んだなんてことはこれっぽっちも思っていない。
2着という結果は受け入れても、完敗だとは認めない。

なので、レースをモニター越しに見ていた限りでは、足元の一斗缶を蹴飛ばす星野仙一ぐらいの怒りはありましたよw

まあレース内容そのものについては、ユーイチのコメント通りにむしろ良かったとは思いますよ。
それだけに、いくら先があるとは言っても、対ルーカスに全くの無策だったことが本当に腹が立って仕方ない。

重ねて書くけど、悲観するような内容ではなかったので、次は一発で決めてくれることでしょう。
それだけに最後の直線はどうにかならなかったのか?と小一時間、福永に問い詰めたい。


《ウマニティPOG今シーズン成績》
5-7-3-7/22
《指名馬の騎手成績》
ミルコ・デムーロ:2-2-1-1
池添謙一:1-1-0-1
石橋脩:1-0-1-0
川田将雅:1-0-0-1
福永祐一:0-3-0-1
内田博幸:0-1-1-0
戸崎圭太:0-0-0-1
カリス・ティータン:0-0-0-1
ジョアン・モレイラ:0-0-0-1

ここまで6頭で7回ある2着のうち、2頭が勝ち上がっているので、とりあえず秋競馬で4勝は皮算用をしているところ。
その他にもソロバンを弾いている馬は何頭かいるので、期待通りに結果を残してくれるといいのですけどね。

 ナイス!(9

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