亀丸少年さんの競馬日記

ようやく読み終わりそうですが、この文庫の上下巻は、ゴールデンウィークに味わいながら読むのに良いかも!

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デイヴィッド ピリング(著)「日本‐喪失と再起の物語:黒船、敗戦、そして3・11 (上・下)」 (ハヤカワ文庫NF)

<内容(「BOOK」データベースより)>
大震災の悲劇をへて、たくましく復興へと向かう岩手・宮城・福島の人々、少子高齢化社会で新たな生き方を模索する若者や女性、課題山積の近隣外交、生き残りを図る日本企業とアベノミクスの成否、そして混迷の時代のこの国の行方は?広範な取材とフェアな視点で、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でも「衰退必至」でもない多面的な実像を浮き彫りにする。下巻には激動の国際情勢を踏まえた「文庫版あとがき」を新たに収録。

☆  ☆  ☆

上巻から読み始めてから、間に他の本も併読していたので、やっと下巻も読み終わりそうなところまで来ました。

それは、つまらないから読み進まなかったというのではなく、じっくり読ませる内容で、ページを捲る指を止めて、色々なことを考えさせられるというタイプの本ということで。

例えば、村上 龍(作家)がこんなコメントを寄せていましたが、的を射ているかも。

「日本は変化しているのか、何も変わっていないのか、著者は、ディテールを積み重ねることで、真実を暴く」

名ばかりのベストセラー本とか、安易なノウハウ本を読む時間があるのなら、是非騙されたと思って、この文庫本を、と興味と関心のある方には静かにお薦めしたい、そんな本です、はい。

 ナイス!(3

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