佐藤洋一郎さんの競馬日記

電子版穴馬絞り 第86回日本ダービー

 公開

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【東京11R・ダービー】
 平成3年にJCを勝ったゴールデンフェザ
ントの年輩の黒人グルームが現役時代担当し
ていたサンデーサイレンスに噛まれた肩の傷
を見せて「あれは人間に対してもビースト(
野獣)だった」と語った。
 その凶暴さもキャラクター(個性)ととら
えれば愛着もわくが、4年後のダービーで◎
オートマチック(クビ差3着)の進路を遮っ
た(斜行)タヤスツヨシの粗暴な勝ちっぷり
に品格のない、心・技・体の心の欠落した横
綱ーのイメージが重なった。
 その後、直子だけでなく産駒(SS系)も
例外なくビーストの気質を受け継ぎ、多くの
馬たちがSS王国の暴君の陰で涙をのんでき
た。
 「健全な肉体に健全な精神が宿れかし」と
いうオリンピックに込めたクーベルタンの思
いは相撲(横綱)だけでなく、競馬にも届く
日が来ないのか…と煩悶していて突然、心あ
る優駿シーザリオに出会った。
 これは奇跡的な例外だと惚れ込み、産駒を
ことごとくPOG指名した。
 が、気性難でモノにならず、セン馬にされ
てもダメで、体質的にも弱点がある…といっ
た7頭の産駒の曲折を経てやっと大物が出た
!と思いきや、はじめてのフルゲートの過酷
な戦い(皐月賞)で騎手を騎乗停止に追い込
むほどの粗暴さ(斜行)をあらわにした。
 これは一過性と思いたいが、多くの前例が
そうさせない。潜伏していたビーストの血が
沸騰しはじめたか!? 
 サートゥルナリアがまともに、真っ直ぐ走
れる可能性は5分5分、いや6・4か7・3
くらいかもしれない。
 そうなれば、すでに最悪の事態を経験した
ビーストもどきニシノデージーの開き直りの
リベンジがツボにはまる可能性がある。
 前走のように正攻法で勝ちにはいかず、い
ままでで一番強い競馬をした状況をふまえれ
ば、馬が勝手にゴールを突き抜けてくれる。
 そう信じて祈念の◎を打ち、オークスでも
期待(2頭)したモンズの新風いや熱風(○
ヴェロックス▲シュヴァルツリーゼ)も府中
の杜を吹き抜けるぞぉ~!!

 ナイス!(17

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この日記へのコメント

タッ タッ|2019年5月26日 11:36 ナイス! (1)

末永い予想を。m(__)m👍

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